先日、朝仕事帰りに恵庭に住んでいる長女の家に行った。
前の晩は夜通し仕事が忙しく超眠かったが、
めいたん(まみの子・中二)が試験前で数学を教えてほしいと依頼があり
中学の数学ならば教えられるので(何故か中学時代数学ができた)
一次関数を教えにいったのだ。
私はキミちゃんと恵庭に行き、
数学と英語を徹底的にめいたんに教えた。
めいたんは「とうたんに教えてもらうのはなんか負けた感じがするからやだーー。」
と以前から言っていたが、
今回はどうしても分からない箇所があるからと(動点等)、
渋々私に教えを乞うことになった。
私は暫く振りに勉強を教えるので忘れていた部分もあったが前の晩ネットで一次関数の解き方をお浚いしてから
行ったので何とか教えることができた。
解らなかったことが分かってめいたんは
最初の屈辱(私に教えてもらう)も忘れ素直に喜んでいた。
日頃からバカばっかりやって家族に怒られてばかりいる私は
まみにも感謝され得意満面のドヤ顔で胸もこれ以上ないくらい張り、
機嫌が良かった。
まみの家で食事をし、
これから毎週めいたんの家庭教師をやると引き受け
夜また仕事があるので
夕方、一路夕張へと帰ってきた(車の中でも私は勉強を教えた事で調子こいたように得意満面だったことは言うまでもない)。
その日は雪交じりの雨だったが途中すごくきれいな景色に出くわした。
虹だ。
雨の向こうに
それはキレイな虹がかかっていたのだ。
キミちゃんと二人で
「いやあ~~~キレイだね~~~」
と、言いながらしばし見ていた。
私達には虹を見ると心が痛む出来事があったので、
その時のことを想いだし何だか胸がジーンとした。
お母さん(キミちゃん)も分かっているみたいで
二人で色んな事を話しながら夕張に帰ってきた。
キミちゃんとは幼稚園から一緒なので付き合いが長い。
今までの楽しかったことや悲しかった事、
そしてこれからの事も
笑いながら話し帰ってきた。
雨の向こうで
虹が
微笑ましく
見守っている感じがした・・・