メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <「挑戦するパッケージ」>

2008-10-14 19:35:06 | Weblog
今日も雨の中、大阪産業創造館に行ってきました。私が大阪産業創造館にいく時は、5割以上雨だと思います。一番最初に行ったのが、スーツを着ての雨でしたから。雨癖がついているのでしょうか。

今日は、(株)日報アイビー主催の「生活者目線でパッケージを考える」シリーズ『~UD包装、環境配慮、品質保持~マーケットニーズに挑戦するパッケージ』というセミナーでした。

前半は、「誰もが使いやすく、見やすいパッケージデザインとは ~「デザイン」「文字」「色」の使い方のポイント~」についての話で、講師はNPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会(MUD)役員の一心社専務取締役浦久保氏でした。

MUDは、特に「印刷物」「看板・サイン」「ウエブコンテンツ」に関してのユニバーサルデザインについて普及・啓発を行っています。年齢とともに視力は落ち、白内障にもかかりぼやけて見えてしまいます。また、色覚異常の方は、色の見え方が大きく違って見えることがあります。こういう人たち、さらには子供や外国人も含めてみんなが見やすく安心できるデザインを提供していくことが大切とのことです。

私自身、最近老眼がひどくなってきたので、小さい文字はとてもつらいです。メディア・ユニバーサルデザインの必要性は、実感としてすごくわかります。

後半はムネ製薬株式会社という淡路市の日本で一番多くの種類の浣腸を製造している会社の話でした。ここの「ひとおし」という浣腸が、UDに配慮した浣腸として注目を浴びています。それは、お年寄りなど力の弱い人でも、液残りが少なくなる構造をしているためです。浣腸の新しい形として、新聞はもとより、雑誌「DIME」や「COMMERCIAL PHOTO」でも取り上げられています。

アンケートカード(回収率約0.23%)から、高齢者が容器の中に液残りが起こってしまう不安を持ち、力を入れなくても押し出しやすい機能を求めていたことを見出して開発をしていったそうです。浣腸なんて使う機会がないのですが、そのうち使うことがあれば、この「ひとおし」を試してみたいですね。

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
 「ぴったりサイズのパッケージや緩衝材が欲しい」
 「パッケージや緩衝材などの図面データが欲しい」
   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
 「こんな形にしてみたい」
   という望みにもチャレンジします。
   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
   雑貨や文具・収納用品・アイデア商品他
   なんでもお声をおかけ下さい。
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 株式会社メルフ 須川栄司

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