メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <「挑戦するパッケージ」2>

2008-10-15 20:08:36 | Weblog
本日は、昨日に引き続き(株)日報アイビー主催の「生活者目線でパッケージを考える」シリーズ『~UD包装、環境配慮、品質保持~マーケットニーズに挑戦するパッケージ』のセミナーでした。

前半は、「キユーピーのパッケージ戦略~環境、品質、UD包装の最新事例~」についての話でした。マヨネーズの容器の変遷を知ることが出来ました。マヨネーズはもともと酸素をまったく透過しないガラス瓶入りだったのですが、利便性を向上させるために酸素バリア性に劣る軟質ボトルを採用しました。その後改良を加え、究極のバリアボトルといわれる「酸素吸収軟質ポリボトル」が採用されています。

その他、厚みを5ミリから4ミリに減らしたダンボールを使用したり、植物由来のプラスチック(ポリ乳酸)を採用したり、ユニバーサルデザインについての興味深い話がありました。

後半は、食品表示アドバイサーという珍しい事業展開をしている、株式会社わきあいあいという会社の話でした。基本的な食品表示の方法や注意しなければならない食品表示について、分かりやすく細かなところまで話があり、すぐに役に立ちそうでした。

食品表示に関する法律には、
・食品衛生法(厚生労働省)
・農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)(農林水産省)
・不当景品類及び不当表示防止法(公正取引委員会)
・計量法(経済産業省)
・健康増進法(厚生労働省)
・薬事法(厚生労働省)
・資源有効利用促進法(容器リサイクル法)(経済産業省)
があります。それらに抵触しないような表示をすることが求められています。

最近、不祥事がらみで食品表示に関して敏感になってきています。そのため量販店や百貨店・行政等から指摘されて、販売機会の喪失で包材の不良在庫が起こり、大きな損害が出ることもあります。そのため食品表示にはしっかり気を使いたいものです。

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
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   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
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   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
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   なんでもお声をおかけ下さい。
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 株式会社メルフ 須川栄司

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