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メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <緩衝材の設計>

2008-10-24 18:52:10 | Weblog
大きくて重たい機械や装置の緩衝材を、ダンボールで作って欲しいという案件が数件重なってきています。

そのうちひとつはオールダンボールで緩衝材を作ったのですが、それはコの字パットをいくつも使うパターンで簡単に組み立てられると思っていました。しかし組立が大変だということで、スチロールのコーナーをいくつか使うことになりました。ただ突起のある部分があり、そこはスチロールのコーナーが使えず、そこだけダンボール製の緩衝材を作ることになりました。

これがなかなか苦戦しました。単なる突起だけではなく、すぐ下が斜めになっているし、スチロールのコーナーが50ミリ厚もあるので、その間を埋める必要があるのです。午前中にかなり考えたのですが、あきらめて他の仕事をしたり食事をしました。その間、出来なかったらやばいなあと思いながらも、具体的には考えることをしませんでした。ちょっと「寝る発想法」もどきです。

その後再びとりかかると、すぐにというわけではなかったのですが、答えは見つかりました。はじめに考えていたことの裏の裏の裏を考えていったという感じです。気持ちよさがあります。こういう小さい成功を積み重ねていくといいのでしょうね。

もうひとつは、バズーカ砲のような形状をした機械の緩衝材です。これはまだ試作中なのですが、形の難しさや重たさが難問です。もともとは鉄板で支えているようなものです。それをダンボールにするなんて。もっとよく寝て考えないと。順序が逆ですね。よく考えてから寝るですね。

エコロジーやコストの点からダンボールが注目を浴びています。それに応えられるようにがんばります。

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 株式会社メルフ 須川栄司

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