さて秋も深まる11月に入りました。といってもラオスはまだまだ暑い日々です。
文化の秋ということもあり、本日はこの週末より日本で公演を予定しておる ラオスの人形劇「カボーン・ラオ」を紹介いたします。
ラオスの人形劇があり、今度日本公演があるので、それにさきがけて ビエンチャンで予行公演があるというので、興味津々で先日見に行ってきました。
これが予想以上に良かった、というか人形劇というものから想像できなかった 独特の世界観が繰り広げられ、しばし別世界へといざなわれてしまいました。
ラオスでは仏教伝来以前から精霊信仰(アニミズム)があり、 すべてのものには精霊(ピー)が宿っており、人々はそれを敬い怖れていました。 (日本の八百万の神と同じような信仰でしょうか)
その精霊が住む森・人間が住む世界との境界線をあらわしたような人形劇が この「カボーン・ラオ」でした。 日常生活では忘れていた、でも小さい頃山の中の森に入って感じた 静かな不思議な居心地のよさとおそろしさ、そんなことを思い出しました。
なかなか文字では十分に表現できませんが、「カボーン・ラオ」を日本に紹介し、 大阪国際人形劇フェスティバルへの参加に尽力したあさぬまちずこさんのHP http://totokode.gozaru.jp/raosunoela`aa.htmlも参考に紹介します。
ブログやこのホームページをみて興味をもたれた方は http://homepage3.nifty.com/seroric/cabone/index.html に公演予定や会場がのっておりますので、ぜひ見に行って見てください。 今週末の大阪にはじまり、名古屋、東京、川崎と公演があります。