明治大学に関する知識

ここでは明治大学のコアな知識について書いていきます。

明治大学と中日ドラゴンズ

2005-07-21 | 明治大学に関する知識
明大野球部は、毎年のようにプロ野球選手を輩出している。昨年は一場投手の件でかなり話題となったが、11月のドラフト会議で「明治大学」の名を聞かない年はほとんどない。

さて、明大出身のプロ野球経験者は約180人である。そのうち40人強が中日ドラゴンズに在籍している。実に明大出身者の25%が中日ドラゴンズのユニフォームに袖を通したことになる。

その中でも、最も明大を代表する中日ドラゴンズの選手といえばやはり星野仙一である。彼は明大で島岡イズムを吸収し、それを中日ドラゴンズで体現した。監督となってからも”燃える男”と呼ばれ、明大精神の真骨頂である島岡イズムをドラゴンズの選手に継承させるために、厳しい采配を行った。ときに乱れ飛ぶ鉄拳制裁や、結果よりも精神を重んじる彼の采配は、明大時代に養われたといえよう。

現在のドラゴンズには、エース川上をはじめとして、小笠原、柳沢といった選手が在籍している。ちなみに、星野がまだドラゴンズの監督だった頃は、コーチ陣にも明大出身者が数多く在籍し、中日=明大閥という図式が成り立っていた。星野が退団した今は、それが若干薄まっているように感じる。

だが、明治大学と中日ドラゴンズのつながりはそれだけではない。去年までのドラゴンズのユニフォームをみて分かるように、伝統的な中日のユニフォームは「明大式」である。もともとはロサンゼルス・ドジャースの形式であるが、日本でそれをいち早く取り入れたのは明大であり、中日ドラゴンズであった。

さらにドラゴンズの野球応援は、プロ野球で唯一、明治大学の応援形式を取り入れている。ドラゴンズのチャンステーマは、明治大学応援団がオリジナルであり、その影響を強く受けているといえよう。

このように明治大学と中日ドラゴンズの関係は根深い。これからも、明大出身者が中日ドラゴンズで活躍していく様を見ていきたいものである。

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3 コメント

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おじゃまします (OB)
2006-01-04 20:34:54
はじめまして。検索エンジンから辿ってきました。

明治OBでありドラゴンズファンである私には、この両者の「深い」関係がとても幸せだったりします(笑)

ちなみに、応援つながりでもう一つ。中日の私設応援団は(今でこそ組織されていますが)その黎明期の前身が「明治大学ドラゴンズ会」という学生サークルだったのです。それで狙い撃ち等共通する応援が多いらしいです。

東海圏の大学ならまだしも、都内の明治大学が何故か中日の応援団を結成・・・この辺にも両者の繋がりの深さを感じずにはいられません(笑)
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Unknown (管理人)
2006-01-24 03:36:06
OBさん、「明治大学ドラゴンズ会」のお話、大変興味深く読ませていただきました。数々の共通する応援はそこから中日ドラゴンズに伝わったのかもしれませんね。

それにしても、まさか学生サークルから発展していったとは驚きです。
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Unknown (フォークの神様)
2016-10-23 19:06:13
フォークの神様 杉下茂を忘れないで下さい。
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