★つぉんつぉこつぉん★

最近、ひきこもりがちです…。
みてくれて、ありがつぉん^-^。
書き込んでくれたらうれしいな☆

フラガール

2006-10-24 01:19:17 | ビタミン

もう一ヶ月も前の話ですが…。


フラガールを観ました。


色々画像貼りたかったけど、やめときます(^^;;




まぁ…地元びいきっていったらそれまでだけど、
最初はぜんぜん期待してなかった。
名前がダメ。
フラ??なんで福島??
あ、ハワイアンズの宣伝映画なのかな??

そんくらいにしか思ってませんでした…。


その割に、やったら地元は盛り上がってるし、
エキストラやれてよかったわ~って感じが田舎っぽいなぁと。
でも、そんなんじゃなかったんだよね…。


もうホントに『ごめんなさいっ!』て感じです。。
恐れ入りました…。


こんなに正当な映画はないでしょう。
お金があんまりなかったんだな…とか、
観てて、荒削りな部分が多いのは認めるけど、
それがなんていうか…
「人の温かさ」によって支えられてるんだなぁと感じられる映画でした。
作り手が本当に手作りした、そんな感じの映画です。
あんなキレイな本気涙が出せる映画はそうそうないでしょ…。
「はい、泣くシーンですよ」って撮られたモノではない。
脇役までひとりひとり個性がきっちり描かれてて、
誰もが主役であったフラガール。
ストーリー展開はありがちでも、
それでも、言葉の重みを感じました。。


実話に基づいてるからってのもあるんでしょうね。
作られた話ではないんだな、と。
でも、今、昭和の時代を描こうという気持ちがひとつになって、
新しい作品を生み出した、そんな感じ。
あー…何が言いたいんだろう;;


とにかく、ひとりひとりが真剣。
そして、うまく掴めてる!!
人のぬくもりを感じられる映画です。
「ヤラセ嫌い」なあたしが、素直に受け入れることが出来た作品ですから。



内容も、ただ、フラ映画じゃなくって、
その、変革の時を生きる人たちの心移り、
「社会は変わってきてるんだ!!」と、目を背けたくなる事実と、
どうしても受け入れなければならない現実…
その中をどう生きていくのか、そんなお話です。
「フラガール」の名の通り、女性も主役になってくる昭和40年代、
女性も自分の人生を自分の生きたいように生きる時代がそこまで来てたんですね。
家族を見て、「自分に何か出来れば」とか「連れられてきた」とか「この社会から抜け出したい」とそれぞれ胸に想いを秘めながらのレッスン。
女性が社会に出て行くことを認めない常磐の人たちが、
次第にフラガールの生きる姿を注目せざるを得ない状況になっていきます。

一山一家精神だった常磐が、
ムラのみんなの力で作り上げた「常磐ハワイアンセンター」
『こんな寒い東北にハワイなんて、あるわけねーべ』と最初は誰もがその提案に目を曇らせていました。
でもね…やっぱり時代もヒトも変わっていくんだね。
ホントにいい意味で変われた、そんな気がします。


あー…もう何書いてるかわからないや><。
とにかく、暇だったら、フラガール見てください。
まだ間に合います!!
なんとなく観にいって「あぁ…よかったなぁ」とゆるやかな気持ちで思えるはずです。
ホントに荒削りなので、その辺は期待しないように(笑)
でもスクリーンから、こんなにもぬくもりが感じられる作品はないと思いますよ。




50万人突破らしいです。
興行収入10億いくかなぁ…。
派手な宣伝がなかったので、仕方ないといえば仕方ないんだけど、
他の邦楽に負けないくらい…いや同じくらいでもいいので、
健闘してほしいですね。
派手な宣伝やマスコミの力がなくても、
いいものは正当に評価される…
そんな映画になることを期待しています。