
インドネシアで大きな津波被害がありました。今日のニュースでは13、000人以上の被害と言うことですがもっともっと大きな被害になりそうです。
実は岩手県は「1600年以降の津波来襲エネルギー集積値」が日本で一番高い県だというのはあまり知られていません。しかも日本で一番と言うことは「世界で一番です」と岩手県立大学の首藤教授に教えて頂きました。このデータの第2位が宮城県ですので、岩手県と宮城県の境にある私が住む「大船渡市」は津波被害を世界で最も多く受けている地域と言うことになります。実際、チリ地震津波の被害では三陸沿岸地域の中では最も大きな被害を受けています。チリ地震津波は外国からの津波な訳ですが、それでも大きな被害が出たのは、三陸海岸が「リアス式」の地形になっていて湾の奥に行くに従って津波が大きくふくれあがる地形になっているからのようです。大船渡湾は南に湾口があり、北に向かって袋状に湾ができているために地球の反対側でおきた津波がちょうど湾に入りやすかったのでしょう。
1896年(明治33)の「明治三陸大津波」ではなんと22,000人が死亡しましたが、そのうち岩手県の死亡者は18,000人に上ったそうです。岩手県の被害前人口(被害に遭った地域の人口)が76,114名ですので、被災地の4人に1人が死亡したことになります。明治の津波がこのように大きな被害になった理由は色々あるようですが、地震そのものが弱かったので逃げる人が少なかったようです。津波というのは大きな揺れがあったから大きな津波が来るというようなものではないので、過去の経験が当てにならないそうです。
津波の高さで言うと、沖縄の「85メートル」というのが日本で最も高い津波の記録のようです。大船渡の綾里(りょうり)では「38メートル」の記録があります。
いずれ日本中が海に囲まれているわけですから地震や津波に対する警戒は常に怠りなくしたいものです。(津波に関す記述は岩手県立大学総合政策学部の首藤伸夫教授の資料に基づいています。また写真は『一関・両磐・気仙の100年』(郷土出版社)から転載した昭和35年5月24日のチリ地震津波の被害を受けた大船渡駅前の様子です)
実は岩手県は「1600年以降の津波来襲エネルギー集積値」が日本で一番高い県だというのはあまり知られていません。しかも日本で一番と言うことは「世界で一番です」と岩手県立大学の首藤教授に教えて頂きました。このデータの第2位が宮城県ですので、岩手県と宮城県の境にある私が住む「大船渡市」は津波被害を世界で最も多く受けている地域と言うことになります。実際、チリ地震津波の被害では三陸沿岸地域の中では最も大きな被害を受けています。チリ地震津波は外国からの津波な訳ですが、それでも大きな被害が出たのは、三陸海岸が「リアス式」の地形になっていて湾の奥に行くに従って津波が大きくふくれあがる地形になっているからのようです。大船渡湾は南に湾口があり、北に向かって袋状に湾ができているために地球の反対側でおきた津波がちょうど湾に入りやすかったのでしょう。
1896年(明治33)の「明治三陸大津波」ではなんと22,000人が死亡しましたが、そのうち岩手県の死亡者は18,000人に上ったそうです。岩手県の被害前人口(被害に遭った地域の人口)が76,114名ですので、被災地の4人に1人が死亡したことになります。明治の津波がこのように大きな被害になった理由は色々あるようですが、地震そのものが弱かったので逃げる人が少なかったようです。津波というのは大きな揺れがあったから大きな津波が来るというようなものではないので、過去の経験が当てにならないそうです。
津波の高さで言うと、沖縄の「85メートル」というのが日本で最も高い津波の記録のようです。大船渡の綾里(りょうり)では「38メートル」の記録があります。
いずれ日本中が海に囲まれているわけですから地震や津波に対する警戒は常に怠りなくしたいものです。(津波に関す記述は岩手県立大学総合政策学部の首藤伸夫教授の資料に基づいています。また写真は『一関・両磐・気仙の100年』(郷土出版社)から転載した昭和35年5月24日のチリ地震津波の被害を受けた大船渡駅前の様子です)
昨年仙台に行ってビックリしたことがあります。それは、漁港だったのですが、潮位がすごく高くて、この辺りっていつもこのぐらいなのだろうか?と不思議に思いました。津波は本当に怖いです。何事もなければよいのですが・・・これからも楽しい情報楽しみにしております。それにしても、東北はお米といいお魚にしてもおいしいですよね~
三陸の地震について、詳しく知りたいです。
記事、楽しみにしています。
ネット上で、チリ地震津浪の画像検索をしても、八戸の方のHPしか出てきません。
画像も、貴重です。何せ、世界で、ここだけですから。
地域ならではの話などお願いしたいです。