ストレージ大手の EMC は10日、『Symmetrix VMAX』ストレージ システム上で動く『z/VM』環境をサポートするために、同社の仮想データセンタ ソフトウェアの自動ディザスタ リカバリ性能を拡張したと発表した。
『EMC AutoSwap』ソフトウェアの最新版は、『Geographically Dispersed Disaster Recovery (GDDR) AutoSwap for z/VM』機能によって、z/VM 環境のサポートを強化するものだ。
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ステファンカリー バッシュこの最新版ソフトウェアを加えれば、想定内か否かを問わずシステム障害が生じた場合には、『IBM System z』環境で動いている仮想化された Linux オペレーションは、GDDR AutoSwap for z/VM 機能によって、影響を最小限に抑えて自動的にセカンダリ サイトへスワップされることになると、EMC は声明で述べている。
EMC のエンタープライズ ストレージ部門プレジデントを務める Brian Gallagher 氏は、声明で次のように述べた。「GDDR AutoSwap for z/VM は、当社のメインフレーム ソリューションを強化し、顧客の仮想化データセンタの障害に対する回復力を高め、ガバナンス、リスク管理、コンプライアンスの要件を満たせるように支援するものだ」
ビジネス継続性のためのコンプライアンス要件が世界的に強化されている状況にあって、GDDR AutoSwap for z/VM は、EMC のもう1つのソフトウェア『Symmetrix Remote Data Facility』(SRDF) とともに、メインフレームのワークロードを自動的に引き継ぎ、データやアプリケーションの可用性を高度に確保し、ディザスタ リカバリを図る。