姫路から連休を利用して友人が上京してきた。
年に一度は上京してきて会うのだが、
いつもは都心のお洒落なレストランで食事をしていたが
今回は季節も良いので つつじでも見に行こうかと根津で待ち合わせた。
お天気も良く 駅から神社までの道もたくさんの人が出ていた。
神社へお参りするのも長蛇の列で 私一人なら決して並ばないのだが
信心深い彼女は並んでお参りしたいと言って、手水も使いしっかりお参りしていた。
神社の裏側には屋台が沢山出ていたが
「杏飴」って知らない!
「こんなたこ焼き 知らんわ!」
姫路と東京では食文化も違うものね。
彼女から毎年送ってもらっている「いかなごの釘煮」は
最近では東京でもよく見られるようになってきたが
私が転勤で関西に行っているころには 見たことのない魚だった。
お店の前で トロ箱で売っていた。
どうやって食べるのかも知らず、トロ箱いっぱい買っても二人でどうする?って感じで。
まだまだ知らないものもあるのだろうな。
食事は森鴎外の居住跡のレストランでいただいた。
沢山あって食べても食べても まだあるの?って感じで出てきて…
おなか一杯
食事をしながら 「今度は姫路城を見に姫路においでね」
っていう話になって、彼女が年に一度上京して会うだけでは
あと何回会えるかしら? と
そういえば今年の初釜でもそんな話がでて
もうそういうことを考える年齢になってしまったのかと…
彼女とは京都のお花の学校で知り合い もう30年以上の付き合いになる。
二人ともお花はやめてしまったが…
お互い元気でまた会おうねと 別れた