黒まめの部屋

日々の授業修行

食品添加物について考えよう

2007-08-26 15:02:05 | Weblog

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              製作者:黒田 まゆみ(TOSS山形)
                メール:mayumi-k@ic-net.or.jp


食品添加物について考えよう


(画面1)福神漬けの写真
発問:どちらの福神漬けが食べたいですか。
   A(着色料あり)ですか。B(着色料なし)ですか。


発問:どうしてですか。
    (選んだ理由を聞く。)
 ・自分の家で食べているから
 ・Aは、きれいな色だから
 ・Bは、変な色だから


説明:本当の福神漬けの色はBです。Aには着色料が入っています。
    着色料のように、食べ物の見た目を良くする物を食品添加物と言います。


発問:おいしそうな色をつける以外に、添加物にはどんな使い方があると思います
   か。ノートに書きましょう。
 ・香りをつける
 ・食品を腐りにくくする


説明:添加物は、色や香りを付けおいしそうにしたり、食品が長持ちするようにしたり
   します。
   また、食品を加工しやすくしたり、栄養価を高めたりもします。


発問:食品を作るときに必要な添加物です。
   でも、添加物には、問題もあります。どんな問題だと思いますか。
 ・ジンマシンが出る。 
 ・病気になるかもしれない。
 ・とりすぎると腹痛を起こす。下痢をする。  
 ・気分が悪くなる。


説明:添加物は、人間が化学的に作ったものです。
   添加物は最近になってたくさん使われるようになりました。
   安全かどうか疑わしいものがあると言われます。
   とりすぎると、ガンやアレルギー、いらいらし切れやすくなる原因の一つになって
   いると言われます。
   妊娠中のお母さんが取りすぎるとおなかの赤ちゃんに悪い影響を与えると言わ  
   れています。
   添加物の味に慣れると、食べ物の本当の味が分からなくなるとも言われていま
   す。


発問:私たちは、1年間でどれくらいの添加物を取っているでしょうか。
   A 10g・B 500g・C 1kg・D 1kg以上


説明:正解はD。
   私たちは一年間でおよそ4kgの添加物を取っています。
   牛乳パック4本分ぐらいの添加物が体に入っていきます。
   これからどんなことに気をつけて食事をしていけばよいか考えていきましょう。



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