おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

歯ごたえの愉しみ:蓮根の洋風はさみ揚げ、エリンギ&アスパラ炒め、豆腐とアボカドのサラダ

2010-10-18 17:26:26 | 海老


病人食や介護食を見るたびに、これじゃ食欲、わかないよ~、と思っていた。
そうしたら、味も見た目も「普通の料理」なのに、
食べると口の中でとろける、という画期的な食事が登場したと、朝日新聞が報道していた
もともとは病院用に開発したものだが、一般にも1食400円で通信販売するという。
高齢者や介護家族にとっては、朗報だ。

やはり、食事は「目」でも食べるもの。
しかし、この画期的な食事には歯ごたえや食感がない。
新聞記事を読みながら、1日でも長く、それを味わえますように、
と願った、私のような食いしん坊は少なくないにちがいない。

歯ごたえといえば、蓮根。セールでいいサイズのものが格安で手に入ったので、
久々に「はさみ揚げ」をつくることにした。
今回は鶏のひき肉に海老を混ぜ、洋風のソースで食べる、
という路線にトライしてみる。

詰めものはなんてことはない。海老を叩いてひき肉と混ぜ、
酒と塩・コショーを加えて練るだけ。
あとはこれを蓮根の上に乗せ、2枚合わせてギュッと押し、
小麦粉か片栗粉をはたいて焼けばできあがる。

合わせるときに蓮根の両面に片栗粉を振っておけば、
これが糊代わりになって、焼いているとき離れないので、覚えておいてね。

さて、タレというかソース。
胡麻ダレ、味噌ダレ、マヨダレ、いろいろ考えてみたが、
海老とワインに合いそうなのは、マヨダレかも。

そこで例によって、マヨネーズにすりおろしたパルメジャーノチーズを
加えたディップをつくってみた。
もうひと味! ワサビを加えた。う~ん、もうひと味!
イエローマスタードを加えた。あとひと味! 醤油をひとたらし。
おお! これで完成。

野菜は、このところオーストラリア産が出回っているアスパラを硬茹でし、
エリンギと一緒にオリーブオイルでサッと炒め、最後にバターをほんの少し加える。
このちょびっとのバターで、エリンギが突如香り立つから不思議や不思議。
黒胡椒もたっぷりかけたい。
これも歯ごたえを楽しむ1品だ。
トッピングには、揚げニンニクをパラパラと。



サラダは、冷蔵庫の中の豆腐とアボカドを使って簡単に。
ドレッシングは、市販のバジルペーストとシーザードレ、それにレモン汁を加えて、
材料をトス。お昼のサンドの残りのローストビーフなども乗せれば、
色どりも増す。
こちらは舌触りを楽しむ、といったところでしょうか。



健康の喜び噛みしめながら。



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