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相棒season15 第16話

2017年02月22日 21時53分02秒 | 2017年ドラマ


「ギフト」
内容
女性を殺害した罪で勾留されていた北一幸が、
病気の治療を受けていた病院から逃走する。
見張りの警察官・田上孝一は拘束され、潮崎良純(橋本淳)は殺されてしまう。
伊丹(川原和久)芹沢(山中崇史)が捜査を開始したところ、
右京(水谷豊)亘(反町隆史)がやってくる。
1年前に、陣川(原田龍二)が想いを寄せていた女性を殺した殺人犯だった。
殺された警官の状態を見て、2人は、北の手口であると確認。

そんななか、北は、担当弁護士の連城建彦(松尾諭)を介して、
伊丹に手紙を届ける。それは。。。次の犯行予告だった。
早速、北がリストアップした女性67人のうち、
連絡が取れない8人の安否確認がはじめられる。
が。。。直後、女性の遺体が冷蔵庫に入った状態で伊丹あてに届けられる。
被害者は、有村みなみ。8人のうちのひとりだった。
その手口から、北の犯行と思われた。

捜査本部に参加出来ない右京と亘だったが、
青木(浅利陽介)から、資料を手に入れ、独自に捜査をはじめる。
しかし、ふたりは、違和感を抱く。
殺されたのが、男性警察官だったからだった。
仮に、北が誰かのために殺したと考えると、共犯者がいる可能性があった。

有村みなみの自宅を確認した右京と亘は、
その部屋の状況から、みなみが北と何らかの方法で接触していた可能性が浮上。
連城が関わっていると思われたが、守秘義務を盾に何も語らず。
だが、その様子から、何かを隠していると感じ取る。

敬称略


脚本は、真野勝成さん

監督は、内片輝さん

 

予告で分かっていたことだが。

まさか、1年前の事件を引っ張ってくるとは!


実際問題。過去のシリーズでは、

こういうカタチは、度々あったんですよね。

ゲストの再登場という部分だけでなく、

犯人の再登場っていう話も。


単純なやり方ではあるが、

本来、シリーズ物の面白味は、こういう部分にもあるわけで。


そう考えると、

新しいネタや、規模の大きいネタなど。。。

ネタ自体にこだわって、迷走したりするよりも、

実は、最善策のハズなのだ。

むしろ、

なぜ、ここ最近、やらなかったのか?

やはり、一種のプライドが邪魔したのか?

そんな風に考えざるをえないだろう。


個人的には、

ここ最近の《相棒》では、かなり良い方だったと思います。

“右京の事件簿”ではなく、“相棒”がシッカリ描かれてましたし。

普通に謎解きするのも面白いですが、

やはり、こういう犯人の方が、いろいろな意味でオモシロ味が有りますから。

そう。。。それぞれの正義。。。そして、善と悪。

間違いなく《相棒》のテーマでしょうから。

そう考えていくと。

今回は、傑作エピソードでしょうね。