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陽はまた昇る 第6話

2011年08月25日 22時02分22秒 | 2011年ドラマ
『おとり捜査』

内容
遠野(佐藤浩市)の妻・奈津美(斉藤由貴)が入院先から逃走。
すべては杉崎課長(六角精児)が、安西(ARATA)逮捕のため仕掛けた策。
だったのだが。。。。奈津美が安西に合流し、刑事たちが逮捕に挑むも失敗する。

そのころ、遠野は、犯人の逮捕について訓練生たちに教授。
その後、取り調べについての実習を行っていた。
助教の白石(波岡一喜)を、“犯人殺し”の被疑者として、訓練が始められる。
「相手は人を殺した人間だぞ。教科書なんか通用しない。
 取り調べは、最後の砦だ」
遠野が説明途中、、、簑島部長(真矢みき)が現れる。

内堀校長(橋爪功)の部屋へと向かうと、、杉崎がいた。
奈津美と安西の逃亡が説明される遠野。本庁で事情聴取を...と言う事だった。

連れ去られていく遠野に、宮田(三浦春馬)たち訓練生は動揺するが、
白石が、なんとか治めて、、、授業を再開する。

一方、杉崎による聴取が始まると、課長直々の聴取に、
遠野は、杉崎の“おとり捜査”の失敗を見抜くのだった。
そのうえで内堀校長が、聴取を許可したことに違和感を感じた遠野は、、
内堀が安西に対して、何らかの興味を抱いていることを指摘する。

やがて、妻との関係を全て告白した遠野。。。。
遠野が警察学校へ戻る途中、白石から連絡を受ける。


そんななか、どうしても遠野が気になった宮田は。。。。

敬称略


警察官にとって、取り調べは
起訴できるか否か、事件の分かれ目だ
しかし被疑者にとっては、人生の分かれ目だ
今後の人生を左右する。
その事を頭にたたき込んどけ
私は、加害者にも人権があるなんて、
甘ったるいことを言うつもりは無い
ただ、ここで被疑者が、警察に不信感を抱き、人間を恨み、人生を投げたならば
そのものは再び罪を犯す
私が何百人モノ被疑者を取り調べて
失敗をして、そして分かったことだ
取り調べが最後と砦だというのは、そういう意味だ。



ヒトコトで言えば、

遠野が抱える苦しみが、今まで以上に表現された。。。

と同時に、それを上手く警察学校へフィードバックさせた。

と言う感じですね。


そう。
前回に引き続き、事件と学校を上手く融合させた印象だ。

まあ。。。“取り調べ”ってのは、強引だけど、

ドラマの転機としては、こんなところでしょう。


意外と良かったのは、
遠野が、杉崎、内堀の動きを見抜いた部分。

視聴者的に事実などはある程度知っているし
その代弁者に、簑島部長は、なっているわけである。

全ては、遠野の推測でしか無いのだが、
ここにこそ、敏腕刑事だった遠野の姿を投影していると言って良いでしょうね。


実際、エピソード0として放送された『最後の晩餐』では、
それなりに活躍しているが、
それが原因で、今のポジションになったという事実があるため

どうしても、それほどの刑事には見えなかった。

今作中では、遠野も凄さは表現されてはいるが、
比較対象が存在しないことと、遠野である必然性がないこともアリ

凄さがぼやけてしまっていた。

が。。。今回、杉崎と比較することで
上手く遠野を表現しきったと言えるでしょうね。


宮田の『取り調べ』に応じるのも、悪くありませんしね。

あ。。。。ここで良いのか?と言う疑問はあるが、ドラマですので。



前回、今回で、ようやく納得出来る感じになってきたと信じたいところだ。。


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