「今そこにある危機!!首都直下型巨大地震へ災害医療の現実と涙…青年の戦いが始まる」
内容
2004年、災害派遣医療チーム“DMAT”が組織された。
数年後。。
有栖川総合病院の医師・八雲響(大倉忠義)は、外来専門で“外来屋”と
同僚医師たちから揶揄されていた。
外来の患者しか診ることが無く、病棟の患者を一切診ないからだった。
多くの患者が運ばれて来たERからの応援要請さえ、拒絶していた。
幼なじみで看護師をする吉岡凛(加藤あい)からは、
“何のために医者をやってるの?”と言われるが、気にも止めない八雲。
医師としての能力はあっても、同僚からの視線は冷たかった。
すべては、妹・春子(瀧本美織)に関することが原因だった。
1年前、ER勤務時に、ミスをしてしまい、春子は。。。。
そんなある日のこと。
八雲は、病院長の伊勢崎勝一(國村隼)に呼び出される。
なぜ、ERからの応援要請を断ったのか?と。
伊勢崎から厳重注意を受けた直後、DMATへの参加を命じられてしまう。
「命を選べ!」
DMAT隊員の救命センター医長の小曽根達也(佐藤二朗)や
看護師長の長谷川久美子(麻生祐未)から注意を受けるのだが、
八雲は苦悩する。
その直後、事故の連絡が入り、
八雲は、長谷川、看護師の水野幸子(滝沢沙織)事務の花田大吉朗(松尾諭)と
現場へと急行する。
現場へ到着して、その惨状にショックを受ける八雲だったが、
すぐにハイパーレスキュー隊隊長・桜庭周作(石黒賢)に連れられ、
最前線へと。。。。
しかしあまりの状態に、八雲は手が震え、呆然とする。
すると桜庭は「お前しかいないんだよ!」と諭し、負傷者のもとへ。。。
敬称略
「10秒迷えば、1つの命が消えていく
おれたちは、そういう戦場で戦ってるんだ!」
原作は、当然未読
災害派遣医療チーム“DMAT”の姿を描く物語。。。
ま、端的に言えば、よくある医療モノドラマの1つですね。
それよりも、あくまでも“災害”というシチュエーションで描かれているため
命の選択を迫られるという緊迫感はあるかな。
今回を見た限りでは、
一種の成長物語でもあるようなので、
丁寧に描いてくれれば、最後まで楽しむことは出来るでしょう。
ただし
演出が、倉貫健二郎さんなので
題材が微妙に被っていることもあって
5年ほど前に同局で放送した《RESUCUE特別高度救助隊》を
どうしても、思い出してしまった。
そこは、仕方ないことだろうね。