「親として」
内容
家の前で倒れている梓(蒼井優)を見つける旭(妻夫木聡)
すぐに病院へと搬送され、命は無事だったが、
場合によっては、早産になる可能性があるという。
ひと安心する旭は、明るく振る舞うのだが、
そんな旭に、軽く見ないほうが良いとひかり(満島ひかり)は注意する。
そんななか、まどかを出産した仲川志保(中村優子)は、
将来の可能性について、新城(吉岡秀隆)から説明を受け愕然とする。
“産まなきゃ良かった”と志保が口走るのを聞き、何も言えないひかり。
そのころ、初公演の成功を祝い打ち上げをする陽(柄本佑)たち。
そこに旦(野村周平)が現れ、香澄(橋本愛)に告白。
それからしばらくして、ひかりは、旭、梓に、
1つの選択について説明する。
思わぬ提案に、困惑する2人だったが。。。
敬称略
通常、ドラマには、奥の手がいくつかある。
“この手を使えば、感動する”
そう言うヤツ。
今回は、その“手”である。
一応、メインの主人公(←なんか、変な表現)と、重ねているし。
ドラマとしては、
今までふんだんに盛り込まれていた無駄が、大幅に削除され、
かなり見やすくなっていることもあって。
なんていうか。。。普通ですね。
それを。。。奥の手を使って、感動的に!
そんな感じである。
まあ、こう言うのが好きな人は、感動するんだろうけど。
個人的には、“そういったくだり”よりも、
ラストの奇跡の就職の方が、良い感じに思えるので。。。。。(笑)
そこも分かるんだけどね。。。。
でも、そこ。。。メインじゃ無いし。
実際、
劇中でも、セリフとなって何度も出てきているが。
就職しなきゃ、それどころじゃ無いはずなのである。
それに、
重ねているのも分かるけど。。。。それ“最悪の可能性の1つ”であって、
必ずなってしまう“事実”では無いということなのだ。
こうなると、
今作にとって、主人公にとって大切なのは、なにか?
仕事。。。。である。
悪くは無いと思いますが、
重ねようとして、ブレている印象があるのだ。
どうもね。それがモヤモヤして。。。
個人的には、延長してまで描くようなことでは無かったと感じている。