『患者のお腹に残された秘密!?』
内容
不動産王と呼ばれる二宮不動産の二宮欽也(寺田農)が、検査入院する。
検査により、ガンを再発していることが一代(三田佳子)から告げられる。
一月に、外科統括部長の蛭間(西田敏行)が執刀したばかり。
二宮は外科に多額の寄付をする強力スポンサーで、蛭間の妻・華子の叔父。
主任教授選を控える中、再発を認めるが出来ない蛭間は、
新たな初期ガンが見つかったと二宮に告げるのだった。
その後、行われたカンファレンスでは、
海老名(遠藤憲一)をはじめとした第二外科の面々は、蛭間を庇ってばかり。
呆れかえる未知子(米倉涼子)だったが、もしもを考え詳細な検査を提案。
売り言葉に買い言葉で、検査を了承した蛭間だったが、
検査の結果は、外科的手術が難しいガンの転移が発見される。
近藤(藤木直人)から話を聞いた一代は、内科で引き受けると申し出るが、
蛭間は外科で行うと申し出を拒絶。
「頭冷やしなさいよ。大事なスポンサーを手術で殺して良いの?
キャリアに傷がつくだけじゃすまない。遺族に訴えられるわよ
こんな無謀な手術。誰もしたくないでしょ」
一代の言葉に、蛭間が困惑していると。。。未知子が口を挟む。
「私なら切れますけど」
敬称略
“買い物失敗したので”
手術は失敗しないけど、買い物は失敗する女・大門未知子。
まあ。。。それを言い出せば、麻雀も。。。失敗続きだけどね(笑)
それにしても、3日メスを握らないと、禁断症状って。。。。
いろいろな意味で怖すぎますね。
そこはともかく
シンプルな対立構造だけでも、俳優を揃えているから、そこそこ面白いのに。
いろいろと人間関係の複雑さもあって、
その人間関係の魅せ方も、今作の魅力になりつつありますね。
対立一辺倒だけじゃ、ここまでのオモシロ味は生まれなかったかもしれません。
特に、蛭間と一代のやりとりなんて、秀逸。
そしてそこに絡んでくる。。。“御意”と。。。大門未知子。
初回の前回は、期待感を裏切らないことが重要だった。
進化している部分もあって、可能性が見えた初回だった。
今回を見て、
医療モノ、一種のヒーローモノとしての《1》を
大幅に上回る。。。。良い感じの人間ドラマに進化したと確信しました。
この変化のさせ方は、ほんとに凄いかも。
にしても。。。見事なオチでした。
妙なネタフリしてるから、オカシイと思っていましたが、
なるほどね。