『心(後編)』
「涙の最終回!!父の願いが起こした奇跡…明かされる全ての真相」
内容
連続殺人事件を追う夏目(椎名桔平)たち。
3件目の事件の遺留品として、万華鏡が見つかる。
それは、10年前、夏目の娘・絵美(山田杏奈)が襲われた事件で、
その現場から無くなっていた、絵美の万華鏡だった。
連続殺人の容疑者として浮上した山之内信吾(窪田正孝)
かつて、法務技官時代に接触したことのある少年だった。
思わぬ事態に動揺する夏目を見た長峰(北村有起哉)は、自宅待機を命じる。
と同時に、捜査本部から外されてしまうのだった。
そんななか、捜査会議が開かれ、菊池(要潤)長峰から事情が報告される。
話を聞いた藪沢管理官(升毅)は、夏目を捜査から外すよう命じるが、
菊池と長峰が夏目の捜査官としての優秀さと必要性を訴え、
夏目も捜査に加わることが認められるのだった。
その後、夏目、福森(松重豊)安達(小野ゆり子)が聞き込みをはじめるが、
そのなかで、福森は、3件目の事件に違和感を感じると口にする。
手口などを含め、何かが違う。。。と。
一方で、夏目は、山之内が信奉すると思われる宗方善(平幹二朗)と接見。
宗方から話を聞いていた夏目は、山之内の意図を感じ取るのだった。
同じ頃、遺留品のテープから山之内の潜伏先を特定し、
聞き込みをはじめる福森と安達。
すると、ホームレスのひとり(春海四方)から、
山之内が改造モデルガンを持っていたとことがわかってくる。
だが、そのころ。。。山之内は、夏目の娘の入院する病室にいた。
夏目の妻・美奈代(吉田羊)に銃を突きつけた上で、夏目に連絡を入れる。
敬称略
“クリスマスツリーを見上げる人々は、
本当に、君が思うほど幸せなんだろうか?”
“君は、とてつもない重い罪を犯したんだ
君のしたことは、一生かけても、決して償いきれるものじゃない
だけどね。君の未来を。。。信じるよ。
今回の序盤で、ある言葉が発せられたので、
事件自体の結末は、すでに見えていたのだが。。。
そこはともかく。
物語としては、今までのことを全て引っくるめて、
夏目が、様々なことを加味しつつ、
事件というものについて、
被害者というものについて、加害者というものについて
見つめ直す。。。
まあ、そんなところだろう。
言ってみれば、集大成である。