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陽はまた昇る 第9話(最終回)

2011年09月15日 21時40分56秒 | 2011年ドラマ
『卒業~さらば愛しき教官』

内容
安西(ARATA)による警察学校立てこもり事件は、
遠野(佐藤浩市)と訓練生達の活躍により、解決するかと思われた。
その矢先、SITが突入。。。。捜査員の銃弾が、遠野に命中する。
警察病院へ運ばれ、緊急手術が行われることに。

その後、白石助教(波岡一喜)から訓練生達に全治2週間程度と報告され
宮田(三浦春馬)湯原(池松壮亮)らは、ひと安心。

そんななか、意識を取り戻した遠野モノもとを杉崎(六角精児)が訪れる。
同じように凶弾に倒れた遠野の妻・奈津美(斉藤由貴)が、危篤だという。
なんとか、奈津美の入院する病院に駆けつける遠野だったが、
そこにいた簑島(真矢みき)から、報告を受ける。
「キミにごめんなさいが言いたい。それが最後の言葉だった」と。
横たわる奈津美の側らに崩れおち。。。。涙する遠野。。。


一方、遠野教場では、倉持監察官(神保悟志)から“ケジメ”が告げられる。
遠野が責任を負い、退職することになったと。
だが、それが遠野の意志でもあるという。、、、懲戒免職ではなく、依願退職。
そこに久保田警視総監の意図が介在しているのも明らかだった。
どうしても納得出来ない宮田達訓練生は、内堀校長(橋爪功)のもとを訪れ、
疑問をぶつけるが、、、逆に内堀から問われてしまう。
「遠野教官に、落ち度はなかったんですか?
 私情にとらわれ職務を逸脱する点は、なかったんでしょうか?
 一方的な思い込みで、組織を批判し人事に口出しするとは短絡的すぎる!」」

そのころ、奈津美の死のショックで、遠野は立ち直れずにいた。
酒を飲む毎日。。。。そこに内堀が現れる。
「別れを言わなくて良いんですか?
 たとえ辞職するにしても、きちんと彼らに別れを言うべきではありませんか?」
そして、内堀は続ける。。。。奈津美と結婚した遠野が憎かったと。
「敏腕刑事と持ち上げられ
 犯人さえ逮捕巣りゃいいとタカをくくってるから
 そんな無神経なことが出来るんだ。殉職した者の無念が分かるか?
 残された遺族の痛みなんか、どうでも良いと思ってるんだろ」
それでも自らの非も認める内堀は、別れを言うようにと諭すのだった。

やがて、、、卒業式が行われるが、遠野教場の訓練生達は、式場にはいなかった。


敬称略



今回は、総括気味で


ここに来て、、、、学校モノ、、、教師モノかぁ。。。。(笑)

完全に、そんな感じだよね。

いやまあ。。。。遠野は、かなりの状態なのだが。

でもね。それを言い出すならば、究極の疑問が生まれますよね。


安西の事件など、どうだって良く、
“愛妻”が死ぬだけで、十分だったんじゃ???ってこと。


じゃ、ハッキリ言わせてもらいましょう。最終回だしね。

だったら、安西なんて盛り込まずに、

“普通”に教師モノのドラマを描けば、良かっただけなんじゃ???

そうすれば、
宮田達のことも、スッキリと見ることが出来たでしょうし。
無駄が入らず、“成長”をシッカリ描くことも出来たんじゃ????


たしかに、今作は、悪い作品ではなかった。

だが、それほどオモシロ味も感じなかったのも事実。

理由は簡単だ。
ドラマとして、どの部分を描こうとしているのかが、分からなかったからだ。

学校モノ?教師モノ??。。。それとも、ただの刑事モノ???


たとえは、今回。
ようやく途中のセリフで盛り込まれたが、
“警察官も人間である”ということが、連呼された。

だから、失敗もするし、成功もする。。。。そして成長もあるのだ。
一方で、、、堕落も。

本来、この視点に立ってドラマが作られていれば、
ここまでの違和感は感じなかった。

教師なら教師、生徒なら生徒

その部分だけを描き込めば、良かったことを
このセリフが、全てを物語っています。

逆に

アレコレとし過ぎてしまったため、崩壊したことをも自白しているようなモノだ。


ほんのちょっとしたことで、
間違いなく楽しい作品になったのは事実であり、

ただただ。。。もったいないことをした。。。それだけである。


ベタだけど、、、良い卒業式なのになぁ。。。。




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第9話(最終回)