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科捜研の女(11) 第7話

2011年12月01日 20時54分37秒 | 2011年ドラマ
『13年目の鑑定対決!科警研vs科捜研、偽造紙幣の死角』

内容
河川敷で、水死体が発見される。
持ち物から科警研の五十畑収吾(羽場裕一)だと分かる。
駆けつけたマリコ(沢口靖子)は、状態から溺死では無いと判断。
早月(若村麻由美)の司法解剖でも溺死では無く、頭部の傷が致命傷とされる。
ただ、、、被害者の名を聞きショックを受ける日野所長(斉藤暁)
警視庁の科捜研に所属していた頃の知人で、かつて一緒に鑑定をした仲だった。
日野によると、京都に行くという連絡を受けていたらしい。
その後、着衣に残された葉の破片から、九州に行った可能性が浮かび上がるが、
防犯カメラの映像から、可能性は低かった。

そんな折、五十畑が、京都駅のコインロッカーにニセ1万円を隠していたと判明。
一方で全国で、ニセ一万円札が次々発見され合計1億以上となっていた。
その半数が京都市内で発見されるのだった。
鑑定の結果、13年前の事件と同じモノと分かってくる。
当時、日野と五十畑が鑑定し、特殊印刷の技師・渡部智治が逮捕されたが、
なぜか、捜査が終了してしまったという。単独犯ではあり得ないことなのに。
調査の結果、服役、出所後、渡部は昨年病死していた。
またニセ札の状況から、当時のニセ札が利用されていると考えられた。

状況から、科警研の五十畑が関与している可能性があり、
ニセ札の鑑定は、科捜研。。。。日野らが行うことが決定される。
ただし警察庁の依頼で科警研の柴崎修(眞島秀和)により監視がなされることに。
柴崎は五十畑では無いと信じたいようだったが、
日野や宇佐見(風間トオル)の分析で、五十畑の関与が。。。。。

同じ頃、廃工場で、2人の焼死体が発見され、マリコたちは、分析を開始。
その現場から、ニセ札作りに使われたと思われる紙すきの道具や
特殊なインクが見つかり。。。。
やがて遺体に残されていたバーコードから印刷技師・安藤紀子と判明する。
そしてもう一方の足の悪い男の遺体は、紙すきの職人・飯沼佐喜夫と判明。
もう1人インクのプロがいるとハズだが。。。。それが五十畑だと思われた。

日野は、違和感を抱くのだが。。。。
それを聞いたマリコは、“第三の人物”がいると考え、
土門(内藤剛志)に13年前の事件に関連する映像を取り寄せてもらい
“今の技術”で再分析を開始するのだった。
やがてインク会社の社員・前田貴史(上杉祥三)が浮かび上がり。。。。

敬称略



状況を次々と追って分析しているだけに見えなくも無いが

でも、
マリコたち科捜研が科学で“証拠”を分析し、、刑事。。。土門が捜査。


今期“初”と言って良い、ほんとの『科捜研の女』のカタチですね。


たとえば、

回りくどいように見えたり、分析が長引いたりしたところで、
そういった科学分析から、“何か”をつかみ土門に伝えるのがマリコたちの役割。

そして犯人を追いつめるのは土門の役割。

この役割分担があってこその、今作なのである。

今回は、シッカリとそういった部分が描かれた。
言ってみれば、

裏方の仕事の科学分析をするのが今作の主人公なのだ。
だから、前に出てはいけないのである。


最終的に、、、

日野所長『科学者を、舐めちゃいけない』

と、科学者の凄さをシッカリ表現し犯人を追いつめるなど、
かなり良い感じだったと思います。


もう少し。。“科学って凄い!”って言う部分があれば、より良かったのだけど。

途中で、端折っている部分もありますから、
時間の関係もあり、これ以上は仕方ないのかもしれませんね。

それでも、

ようやく普通に楽しめた『科捜研の女』だったと思います。


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