「蟻とオンナ」
内容
岩井正春(溝端淳平)とのことを考え、
ついに覚悟を決めたテツコ(仲里依紗)は、虎尾(賀来賢人)に
一樹のコトで協力して欲しいことがあると伝える。
そして深ッチン(趙王民和)に協力を求め。。。
そのころギフ(鹿賀丈史)は、書道教室で、富士子(毬谷友子)と出会っていた。
そんななか、テツコは、
岩井さんの双子の兄・冬彦(溝端淳平・二役)が家出をしたと知る。
料理屋をする実家が、どうにもならなくなったので、手伝いに帰ってこいと
親から連絡をもらったらしい。
だが帰ってしまうと終わるような気がすると。。。仕事を続けたい気持ちも。。。
同じ頃、ムムム(ミムラ)は、
サカイ君(福士誠治)から“笑っている”と指摘されていた。
その言葉に戸惑っていたのだが、他の人に指摘され、ようやく納得。
そんなムムムの店に、冬彦が現れる。
敬称略
そっか、そういうことか。。。
個人的に、今作の予告などをワザと見ないようにしているので、
展開が読めなかったが。
なるほどね。
たしかに、“それ”しかないよね。
“みんな慣れてくんだよね。それが当たり前になっていく。
それでも、生きていく。”
そして、テツコの決断は、虎尾の決断にも。。。
ちょっと、飛行機はヤリスギだけど、
“次”のために生きていく人たちの決断を、美しく描ききった感じですね。
ギフトの描き方に差をつけているのも、
今作のオモシロ味に繋がっている。
お見事でした。