『二転三転する最後の法廷!!執念で救え依頼人!!真実は悲劇か喜劇か!?」
内容
黛(新垣結衣)の捨て身の作戦で、
ついに醍醐検事(松平健)に一矢を報いた古美門(堺雅人)
貴和(小雪)の裁判が、地裁へと差し戻されることに。
古美門は、醍醐に勝利宣言をするのだが、
“あなたに勝った人間がいるとすれば、私ではない。
本当の敵は敵のような顔をしていないものです”
と醍醐に言われ、古美門は、ある事に気づく。
貴和と面会していた“吉永慶子”が、羽生(岡田将生)であることを。
そんななか、貴和から、弁護人解任の手紙が古美門事務所に届けられる。
まさかの事態に、黛がネクサスへ向かうと、羽生と本田(黒木華)はいなかった。
同じ頃、貴和のもとには、三木(生瀬勝久)の姿があった。
貴和は羽生の提案どおり、三木を弁護人として選択する。
そして。。。差し戻し審がはじまると、
羽生と本田は、検察側にいた。羽生は、無期懲役を求刑。
貴和の弁護人である三木は、情状酌量を訴える。
その後、磯貝(古舘寛治)を利用して、
羽生と本田をネクサスへと呼び出す古美門と黛。
だが、羽生から“事実”を突きつけられるだけで、どうにもならなかった。
それでも古美門は。。。
“安藤貴和は私の獲物だ。どんな手を使ってでも奪い返す!”
敬称略
さて、最終回。
羽生との決着の時である。
多少の違和感はあっても、話としては悪くは無い。
ただし、時間のかなりの部分を割いていますが、
すでに、事件の詳細さえ忘れている状態で、
事件の真実なんて、どうだって良いんだけどね。
たしかに、気になる部分ではありますけど。
ドラマとしては、引っ張り過ぎなんだよね。
たとえ、“バレバレ”だとしても。
とはいえ、
全てを表現するには。。。悪くは無い。
前期の今作らしさ。。。と、今期の今作らしさが、混ぜ込まれていましたしね。
ただ
個人的な印象では、初回、第2回で、決着つけても良かったかな。
わざわざ引っ張らなくても。。。
だって、この手の作品が好きな人ならば、かなりベタな真実ですから。
最終的に、今作らしく捻ってきたし、
楽しめたので良し。。ってところか。
“私、汚れました”
“そりゃあ、よかった”
にしても。。。。。古美門流の愛情表現かな。。。羽生への。。。