『カリスマ美容師殺人。犯人を霊視する女！？』
真弓（国仲涼子）は、署の前で思いつめた表情の女性に声をかける。
その女性・菅原結衣（岡本玲）は、ストーカー被害に遭っているという。
事件が発生したため、淡路和美（本田緑）三原理佐（鹿沼憂妃）に対し、
生活安全課へ連れて行くよう伝え、
一平（庄野崎謙）とともに、現場へと向かうのだった。
そして田村（松重豊）本部（泉谷しげる）とともに、連続強盗犯の検挙に成功。
数日後、イケメンカリスマ美容師の吉沢健也（山口大地）が刺殺される。
目撃情報から、結衣にそっくりだった。
吉沢の女性関係が派手だったこともあり、
ストーカーを殺したのか？と疑惑を抱く一平。それは真弓も同じだった。
もしも話を聞いていれば、事件は起きなかったのではと。
そこで一平とともに事情を聞きにいった真弓だったのだが、
散歩をしていただけと、犯行を否認。
一方で、美容室オーナー漆原ルリ子（筒井真理子）や、同僚たちの話で、
吉沢は女性に誠実であったが、人に恨まれるようなことはなかったと言う。
それどころか、吉沢自身がストーカー被害に遭っていた可能性が浮かび上がる。
顧客名簿の中に、、、、結衣の名前もアリ、疑惑は深まるばかり。
そんななか霊能力者・神宮寺美園（国生さゆり）が、
吉沢事件の霊視をはじめ、、、“小柄な若い女性”と発言する。
そのうえ、犯人の人相は、目撃証言の女性そっくりだった！！
まさかの事態に、一平と真弓は、結衣のもとに駆けつけ保護しようとするが、
なぜか、すでにマスコミに情報がばらまかれていた。
敬称略
占い師、霊能力者。。。といえば、
こういったエピソードは、定番ですね。
その定番の通りに、描かれていて、、、、かなりベタである。
特に疑問などを挟む余地はない。
主人公が危ない部分も、周りの俳優たちにシッカリフォローさせているため
刑事モノとして、悪くはない仕上がりになっています。
一応。。一平の熱さなどもそれなりに表現されましたしね。
ただ、残念なトコロがあるとすれば
一平にしか出来ないことが、ほぼ表現されていないことだ。
最終的な決着部分では、やっているのだが。。。それくらいだし。
こういう作品なのだから、
もう少し、一平にしか出来ないことや、一平の熱い行動を
もっともっと表現すべきでしょう。
“やり込む”ことこそが、今作の面白さに繋がると思います。
この程度だと、
一平の力など関係なく、人脈や、それこそ国家権力の力で
不可能では内容にも思えますしね。
実際、そんな風な印象になってしまうと、
今作のらしさではなく、ベタな刑事モノになってしまいます。
オチがシュールで面白かっただけに、
もう少し、ベタな刑事モノからの脱却が求められるでしょうね。
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第４話