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火曜ドラマ『カルテット』第10話(最終話)

2017年03月21日 22時49分14秒 | 2017年ドラマ


「最後のまさか…さよならドーナツホール」
内容
警察に出頭した真紀(松たか子)
それにより、“カルテットドーナツホール”は終わってしまう。

1年後、別府(松田龍平)家森(高橋一生)すずめ(満島ひかり)は、
新しいバイオリンとして大橋絵茉を招くが。。。。
3人は、それぞれの道を歩み始めていた。


敬称略


最後まで、坂元裕二ワールドでしたね。

もう、どこに落としてくるのか、全く見えない状態で(笑)

 

それにしても、

今作って、よく、ここまで走りきりましたよね。

そもそも、

坂元裕二さんの作品は、独特の雰囲気と展開で、

好みの差が大きく現れる作品なのである。

そう。ハードルが高い!


しかし、今作。

雰囲気を残しつつ、ハードルを下げず、

。。。踏み台を用意してきた。。。っていう感じでしょうか。

そう。

ハードルは高いんだけど、

演出と俳優により、ハードルを越えやすくしてきたのだ。

正直、この方法。

個人的には、目から鱗が落ちた感じ。

独特の雰囲気を薄くしないって言うのは、ほんとうに凄いことです。


ここ数年だけで考えても、

話題性のある作品を、いくつも生み出してきているのだが。

しかし、独特の雰囲気を残しまくった作品は、

その特殊な設定などが話題になっても、

ハードルが高すぎて、万人受けしない状態だった。

まあ、
《Mother》のように、意外な方向へと進んでいった作品もありますけどね!

今作にしても、万人受けしているとまでは、いいませんが。

馴染みやすかったのは事実。

そうなったのは、演出と俳優の力なのは、間違いない。

ほんとうに、よく頑張った作品だと言えるでしょう。