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NHK木曜時代劇『銀二貫』第一回

2014年04月10日 20時41分22秒 | 2014年ドラマ

「仇討ち買い」

内容
四年前、鶴之輔(玉山詩)の父・彦坂数馬(石黒賢)は、苗村藩を脱藩した。
しかしその直後、数馬は建部玄武(風間俊介)のあだ討ちに遭い、
鶴之輔の目の前で殺されてしまう。
鶴之輔もまた、玄武の手にかかろうとしたとき、
偶然、居合わせた井川屋主人・和助(津川雅彦)により鶴之輔は、救われる。
天神さんに寄進するはずだった“銀二貫”とひきかえに。

そして現在。
天明元年。鶴乃輔は松吉(林遣都)となり、
大坂・天満の井川屋で丁稚として働いていた。
毎日のように、言葉づかいなどを番頭の善次郎(塩見三省)に叱られながら。。。
目指すは、天神さんに寄進する“銀二貫”だと。

敬称略


原作は未読。


話は、人情時代劇だそうだ。


なかなか、良い題材ですね。

一昔前は、いろいろな時代劇が放送されていましたが、

やはり。。。人気があるのは剣劇。

実際、カタチが単純なのもあるし、作りやすかったのもあるのでしょう。

この手の作品は、気が付けば消滅し。

時代劇のマンネリ化が加速。

そして、今に至る。

って感じなのだが。。。


こういう作品は、ホントに珍しいですね。

NHKとしても、かなり挑戦的な選択だと言えるかもしれませんね。


時代劇に限らず、ドラマは

色々なカタチがあって、それを魅せてこそ作品群として成立し。

視聴者にも選択肢が生まれてくるわけである。

1度、完全などん底を味わったからこそ出来る選択なのでしょう。


内容も、ホントに良く描けているし。

武士と町人をシッカリ描ききっているのも好感が持てる部分。

そして、細かい部分まで、丁寧な演出。音楽も良いし。


BSで放送中の《神谷玄次郎捕物控》とともに、

渾身の出来の時代劇だといって良いでしょうね。

シリアスな部分だけで無く、コミカルな部分もあるし。

見事ですね。ほんと良いバランスです。