「山とエレベーター」
内容
ある日の朝のこと、ギフ(鹿賀丈史)は、目撃する。
お隣の小田さん夫妻(小倉一郎、筒井真理子)がテニスに出かけようとしていた。
自分も何か趣味を。。。と考えたギフが、テツコ(仲里依紗)に相談したところ、
山登りはどうかと、職場の先輩の山ガール小川里子(吉田羊)を紹介される。
とはいえ、疲れるから、自分はいかないとテツコに言われ。。。ギフは妙に緊張。
一方、ようやく一歩前に踏み出し始めたムムム(ミムラ)
病院に行こうとしていたところ、同級生のサカイ(福士誠治)に声をかけられる。
サカイは、店をやろうとしていると話しはじめ、一緒にと言われるのだが、
ムムムは、断ってしまう。
その帰り道、ムムムは、出会ったギフに相談すると。。。。
そして、山登りの日がやって来る。
朝から緊張しながらも、ワクワクするギフ。
そのころ、弁当を持って岩井(溝端淳平)のもとを訪れたテツコ。
すると岩井は、ギダリエ(小野ゆり子)から聞いてしまったテツコの秘密を。。。
敬称略
「自分の荷物でしょ。下ろして良いの」
単純だけど、凄い言葉ですね。
“なるほど”と、思ってしまった。
そして。。。
「迷惑かけて良いと思ったら、楽になった」
それ以外も。。。「覚悟を決めて、背負う」。。など。。
ちょっと、セリフが優先気味になってきていますが。
そこが、木皿泉さんの世界でもありますので。
ある程度、仕方ないでしょう。
2つの物語を、密接にリンクさせているのが、ほんと凄いですね。
一方だけでも成立するのにね。
良い話なだけに、気になった点が2点。
1つは、今回のギフに関わった山ガール。
これは、ゲストの位置づけなのかな??
前回、今回のように、ムムムと同じように、再登場アリ?
一回だけにしては、なんか、妙だよね。
山ガールに影響を与えているけど、ギフは?
もう一つは、ギフがメインで。。。そのうえ、ムムムを描きすぎて。
なんだか、テツコ。..印象薄いんですけど!
ほぼ3本立てだよね?
良い感じで重なっているから、違和感は無いんだけど。
冷静に見ると、妙に引っかかってしまいました。
「これって、誰がメイン?」ってね。