『さらば男達の絆!!殺人刑事』
内容
チョコザイ(中居正広)とルールに従い、
コインランドリーで洗濯をしていた沢(北村一輝)と舞子(栗山千明)
そのとき、銃声が聞こえる。それも2発。
チョコザイは“Smiss&WessonM37”とつぶやく。
沢と舞子は、制服警官の銃であると気づき、裏の交番へと急ぐ。
途中、かつての上司・福留吉昭(升毅)と遭遇するが、そのまま交番へ。
交番には、交番所長の和田拓馬(神保悟志)が胸から血を流し倒れていた。
チョコザイは、30センチ以上離れて撃たれたとつぶやき、
状況から沢は自殺ではないと判断する。
しかし残された指紋や、司法解剖などの結果から、警察は自殺と断定。
渥見(田中哲司)もまた、硝煙反応などから自殺だと沢に告げる。
そして残された弾丸の数は3発。装填数5発のうち空砲も含め撃たれたのは1発。
渥見は、一発しか撃たれていないと告げるのだった。
“聞き違い”の可能性もあると、中津川(嶋田久作)も、一切取り合わず。
しかし、その後、チョコザイと現場の交番を訪れた沢と舞子。
チョコザイはカベのポスターをはがしたところ、銃痕が残されていた。
そのことを和田の部下・柏原由美(ICONIQ)に伝えていたところ、
地域課の味谷恭一郎課長(渡洋史)が現れ、以前からあったモノと断言。
沢は、福留班長の下で、渥見たちと捜査をしていたときのことを思い出す。
5年前、ある容疑者を追いつめ、逮捕したのだが誤認逮捕で叩かれたのだ。
その捜査中、福留は銃を持ったまま。。。。失踪した。
その後の捜査で、和田と福留が、警察学校の同期だとわかってくる。
そして明らかに、上層部の判断で、何かが隠蔽されていた。
敬称略
いままでで、いちばん、桜井武晴さんらしい印象のエピソードですね。
まあ
もう一捻りあっても良かったろうが、
捻りすぎると描こうとしている部分の本質を描けなくなるだろうから
このアタリがちょうど良い感じかな。
実際、
今まで中途半端に見えていた“捜査官チョコザイ”も、
思った以上に丁寧に描かれていましたし。
細かい事を言い始めれば、
チョコザイじゃなく、鑑識などに協力者がいれば、出来そうな気もするが
それを言い出せばキリが無いので、このカタチでも仕方ないでしょう。
ただ、逆に、
ドラマとして魅せているのは理解するが、
結末が見えすぎているのに、展開が遅く見えてしまっていたのは
少し残念なトコロかな。
もう少し、沢だけでなく、渥見も活躍して欲しかったような。。。。
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