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2011年4月に、、、本店の1つに格上げ
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科捜研の女(11) 第4話

2011年11月10日 21時00分17秒 | 2011年ドラマ

『能舞台に潜む殺意!白骨の傷に隠された破門の秘密!!』

内容
御倉山で白骨死体が発見される。
駆けつけたマリコ(沢口靖子)でも、男性と言うこと以外、現場では判断できず。
洛北医大で早月(若村麻由美)による司法解剖が行われる事に。
10代後半から20代前半と分かるが、次の瞬間、早月は倒れ込んでしまう。
3年前に見つかった自分の夫のことを思い出した可能性もあったが。。。
他の解剖医による解剖でも、死因は特定できなかった。
ただ肋骨に、手術痕が残されていたとだけ分かる。

それ以降、科捜研では、家出人などから洗い直すが、身元不明。
一方で宇佐見(風間トオル)が残されていたカードを分析し、
京洛電鉄の利用があると分かる。失踪前に京都に在住していた可能性があった。

そんななか、河原で転落死体が発見される。
持ち物から古着屋の店主・高崎宏沖(駿河太郎)のようであり、
近くの橋では靴が残されてあり、状況から自殺の可能性もあった。
ただ現場近くで、高崎が乗ってきた車以外のタイヤ痕が見つかり、断定は出来ず。
復帰した早月の解剖で、体に小さな傷痕が見つかる。

その後、土門刑事(内藤剛志)が、高崎の店を家宅捜索した結果、
身元不明の白骨死体の記事が、集められていたことがわかり、
事件と何らかの関係があると思われた。
そして遺体が埋められ白骨となった遺体が、5~10年経過していることから
高崎の身元を調べてみると、、、8年前まで能楽師だったと判明する。

高崎が師事していた久瀬流の宗家・久瀬荘俊(夏八木勲)をマリコと土門が訪ね、
高崎について尋ねるのだが、荘俊は覚えていないというばかり。
次期家元と噂される荘治郎(平岳大)から事情を聞くと、
荘治郎が内弟子時代、1年ほどで辞めたということだった。
荘一(タモト清嵐)という嫡男がいたらしいが、荘俊の指導が厳しく失踪。
母・晴江(銀粉蝶)が、荘一を悪いヤツらから、なんとか連れ戻したが、
結局、破門となり行方不明という。

荘治郎から提出された荘一の情報から、白骨死体が荘一の可能性が高まる中、
土門が、妙な届け出を見つけ出す。
8年前、能の公演のため金庫に保管されていた1200万が、
盗まれたという届けが荘俊からあったのだが、翌日には取り下げていた。
そのうえ高崎の口座に600万の入金が確認されたのだ。
どうやら、高崎と荘一が、盗んだよう。
その後、仲間割れになり、殺人が起きたと考えられたが。。。。

敬称略




やっぱり、『卜伝』の左門ではなく、
こういった役柄の方が似合う気がする平岳大さん。

気がつけば、鶴瓶の息子、いや、糸子さんの。。。。

なんだか、NHKのドラマを見ているような気がしてしまった今回である。


実を言うと、

その部分よりも、気のせいかもしれませんが、
今回のエピソード、何かで見たような印象があるのだ。

『相棒』?『名探偵コナン』?それとも、、、『おみやさん』?
いや、『迷宮案内』?

そこはさておき。



お話自体は、
前回の『普通の刑事モノドラマ』に比べれば、

色々な分析などが披露されるだけでなく、
レギュラー陣の人物紹介もなされて、

所長が交代し、本格的に新体制の『科捜研の女』としては、

悪くない出来だったとは思います。


様々な科学的証拠から、事件の真相を導き出してくることこそが
今作の魅力であるのだ。

そのなかに、人情モノの物語を入れて、オモシロ味を増すのが今作。

その意味では、
若干、人情モノに傾いてはいるのだが、
今期のシリーズの中では、まだ面白かったほうだと思います。



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