『八月の動乱』
内容
文久3年、長州派公家・三条実美(篠井英介)たちによる、
会津藩の排除は孝明帝(市川染五郎)の配慮により、回避された。
馬揃えも無事に終わり安堵する容保(綾野剛)
そして8月。。。
秋月(北村有起哉)覚馬(西島秀俊)のもとに薩摩の密使が現れる。
高崎佐太郎を名乗る密使は、長州派の三条らに新たな企みがあると告げる。
帝を攘夷祈願と称し、都から遠ざけようとしているという。
すべては、幕府討伐のため。。。都を戦場にすることもいとわないようだと。
話を聞いた容保は、長州排除のための準備を覚馬らに命じる。
やがて事態を伝え聞いた孝明帝は、長州及び三条ら排除の勅書を容保に送り、
その勅旨により容保ら会津藩は動き、御所の警護を固めるのだった。
「御所を守れ、頼むぞ中将」
禁門警護にあたっていた長州藩士らは、会津藩により近づくことも出来ず。
夕刻には、退去していく。
敬称略
言わずと知れた“お話”である。
もう、細かい事は、どうでも良いけど。
かなり思い切った構成でしたね。ほぼ短編2話で描いている感じ。
特に前半は、
松平容保役に、綾野剛さんを選んだことが勝因かな(笑)
もちろん、主人公に存在感が出てくるまでの中継ぎ。。。と言う意味で。
まだ、終わってないけど。1クール、上手く引っ張ったものです。
後半も、これはこれで、良かったと思います。
実際、存在感が無かったのは事実ですので。
こういうことを描いてこそ、主人公が主人公になるのである。
背景を描くのは重要だが、あくまでも《八重の桜》だし、主人公は八重なのだ。