レベル999のgoo部屋

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恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方 Lesson3

2012年02月03日 22時58分12秒 | 2012年ドラマ

『年上女の落ちる穴』

内容
残業中だった凛(仲間由紀恵)。。。突然の停電。
階段で足を踏み外してしまい動けなくなってしまう。
そこに、駿平(永山絢斗)が現れ、編集部へと連れて行ってくれるのだが、
駿平が甘い言葉で凛のことを口説こうとしたところに、
松本(佐々木蔵之介)が駆け込んでくる。直後に停電は解消。
3人は、同じタクシーに乗り合わせて帰途につくのだが、
いきなり駿平が、凛との間に松本がいるにも関わらず、
「俺、凛ちゃんのこと本気だから。俺とつき合って欲しいんだ」
と、、、告白してしまう。唖然とする凛。。。そして松本。
その直後に、駿平はタクシーを降りて、走り去っていくのだった。

凛の家に送り届けた松本は、
凛の弟妹・結衣(本田翼)と樹(西山潤)に引き止められ、一服することに。
そして松本は、、、帰り道、弟の樹から、凛が親代わりだと知らされる。

翌日、同僚たちに勘ぐられながら足を引きずり仕事をする凛。
外回りをしていたところに、再び駿平が現れ手助けをしてくれる。

その夜。駿平のことを親友の美帆(市川実日子)菜々子(りょう)に伝える凛。
だがふたりは、戸惑いを覚えていた。
先日、美帆が、多田(田中裕二)から“企て”を知っていたのだ。
松本、駿平。。。そして多田が、博美(室井滋)に依頼され、
凛を相手に恋愛ゲームをしていたからだった。。。
本当のことを伝えようとするのだが、遮る美帆。
もう少し凛が落ち着いてからで良いのではと菜々子に伝える。

同じ頃、多田は、駿平と松本に、美帆に真相を伝えたと告白していた。
それを聞いても駿平は、ゲームを続けると宣言する。
ふたりは駿平に注意するが、話を聞こうとせず、
逆に、松本と多田の態度をバカにするのだった。

そんななか、美帆に呼び出される松本。
凛の気持ちが駿平に傾いていると告げた上で、
2人が上手くいくよう協力して欲しいと伝える。凛を応援してあげたいと。

そのころ、結婚相談所を訪ねていた多田は、マッチングの相手に衝撃を受ける。
97%。。。。菜々子だった。
わけが分からず建物を出たところ、同じく相談所から出てきた菜々子と出くわす。
その後、ふたりは飲みに行く事になるのだが、
菜々子は、企てについて多田を問いただすのだった。
すると“自分を変えるきっかけ”が欲しかったと告白した多田は、
反省していることを菜々子に伝える。
その言葉に菜々子は。。。。。。

そして6人が揃う機会が生まれ、
駿平が「3人との中で、誰とのデートが楽しかった?」と凛に質問する。
辞めるようたしなめる菜々子。しかし美帆は。。。。

敬称略


人間関係の設定や、描き方は、それほど悪くないのですが。

“企て”について、知る知らないが原因で
微妙に空回りしている印象ですね。

たしかに、
自分勝手だが積極性のある若い男が、主人公を攻め続けるのは悪くない。

その行動に、主人公が戸惑いを見せたり、悩んだり。。は良いのだ。

ただ、ここで問題があるのは、

ドラマが動く“きっかけ”であるはずの、この事案を、
ドラマとして上手く利用し切れていないことなのだ。

あくまでも、凛と駿平だけの問題として描いている。


まあね。。。。主人公がメインだから、それはそれで良いのだが

だったら他の4人は不必要になるわけである。

実際、他の4人は、バラバラに動きながら、
なんとなく、この2人に関わりがある様な描き方はなされている。
それに“偶然が過ぎる演出”もありますしね。

だが、ほとんど無関係なのである。

4人も含めて、《恋愛ニート》であるから、
《きっかけ》が《きっかけ》にならないのは当然であるともいえますが、

それとこれとは別で。
多田、菜々子、美帆は、それなりに動いているのである。
メインとは無関係の部分で。

これ、絞り込めていないことが問題なんですよね。

この状況に陥らせているのは、“企て”が原因なのだ。

知る知らないで、どうでも良いシチュエーションを描きすぎているのである。

状況から松本が動くのは見えすぎているほど見えている。
ほんとに、主人公・凛をメインにしたいのならば、

無駄を描かず、もっと松本を絡めて、上手く三角関係を描くべきなのだ。

そこだけに絞り込んで。


困ったなあ。。。。悪くない部分も多いのに、
散漫になりすぎてしまっています。

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