『医者として僕はそこに線を引く』
内容
祐太(草なぎ剛)は、木島(甲本雅裕)を亡くし、立ち直れずにいた。
「そのうちに慣れる」と直美(真飛聖)は励ますのだが、
それは、、、、人の死と向き合う毎日であることも意味した。
そんなある日のこと。
数年前に引退した大女優・羽山早苗(江波杏子)が入院してくる。
すでに末期の肝臓ガンで、手の施しようが無い状態。
すると中島医局長(鈴木浩介)から、祐太は担当となるよう指示される。
早苗からの指名があったらしい。
早速、祐太は、早苗に名刺を渡し、すれ違ったときに気付かなかった事を謝罪。
早苗は、治る見込みが無いからと煙草を吹かし。。。
とはいえ、毎日のように見舞いにやって来る家族たちの姿に安心しながらも、
病気について話そうとすると、“本人に。。”と告げ帰って行く姿に、
祐太は、何か妙なモノを感じていた。
一方、自殺未遂の吉野香織(岡野真也)を担当することになった下田(八乙女光)
腎臓疾患の疑いがあり、下田は検査を勧めるのだが。。。。。
そんななか、香織が姿を消す。祐太たちは捜し回るが見つからない。
そのころトイレでタバコを吸っていた早苗が、妙な少女と出くわす。
。。。早苗だった。
敬称略
人間なんて、生きてるだけで他人と関わっちゃうように出来てんの!
患者の死に直面し、悩み続ける祐太。
そんななか、妙な患者がやって来る。
何かがオカシイ。。。。。
そんな感じだ。
あ。。。そういや、下田もいたが。。。対比して重ねているんだろうね。色々と。
医者とは??自分の役割とは??。。。ってね。
それはわかるんだけど。
どちらか一方だけにした方が、良かったんじゃ??
たとえば、下田がメインなら、祐太はオマケ。
で、森下がアドバイス。。。だよね。普通なら。
なのに、研修医同士で、妙なことばかりやっているように見えている。
ほんとは、ここにこそ祐太の役割が有ったんじゃ無いのか???
設定では、24歳の下田。。。主人公はもちろん37歳。
医師をやっていなくても、“経験”しているはず。いろいろと。。。
ほんとは、ここだよね。ここ。
せめて祐太が、もっとウザイキャラであれば、疑問を感じなかったろうに。
いい話なのに、二つも盛り込み、
それぞれにメリハリが無いから、イマイチに見えてしまっている。
登場人物たちの役割も、悪くなかったのになぁ。。。。
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