内容
早朝。内閣官房長官・湯田和路(内野聖陽)のもとに1本の電話が入る。
驚きを隠せない湯田。
そんななか、ひとりの男がアメリカから帰国する。
ニューボストン大学教授・鈴木精二(江口洋介)だった。
空港に到着してすぐ、毎朝新聞の記者・太刀川春夫(山本耕史)が駆け寄り、
取材を申し込むが、拒否されてしまう。
が。。。直後、上司から連絡を受け、急きょ社に戻ることになる太刀川。
湯田は、すぐに総理官邸へと向かい、三枝達昭総理(江守徹)に面会する。
いきなり三枝は、湯田の父で元経団連会長・湯田作之助(平幹二朗)なら、
今回の事案をどう処理するかと、口にする。
政治とは無関係だと湯田は告げるのだが、。。。。。大事件が起きていた。
潜水艦“しののめ”を拿捕したと連絡が入っていたのだ。
来週にはアメリカ大統領の来日があると言うこともあり、
三枝総理の湯田への指示は、情報を隠蔽すること。たとえ同盟国であっても。
一方、社に到着した太刀川は、潜水艦拿捕のメールが送られてきたと知る。
極秘で、事態の取材をしろと言う事だった。
メール自体が真実かどうかも分からないと、、、太刀川は戸惑うが。。。
そのころ、日高刑務所を松永昭一郎(泉谷しげる)が出所。
その松永に、「あなたの力をお借りしたい」と鏑木光太(小澤精悦)が接触。
しかし、自分を信じるようなヤツを信用できないと松永は拒否するのだが、
“闘争”のためと、、、鏑木は告げ、去って行くのだった。
そして同じ頃、警視庁捜査一課の神林洋介(上川隆也)刑事は、
あるホテルに到着していた。被害者は女性。。。絞殺だった。
遺体を見て神林は、その被害者が吉本あかりだと気づく。
そう。。。元妻だった。
そんな折、隠蔽に苦悩する湯田は、三枝総理を追い
鴻池一元総理のパーティーに出席するのだが、やはり三枝は隠蔽を指示。
気分が悪くなりトイレに向かったのだが、、、気がつくと実家にいた。
どうやら秘書が、父・作之助の指示で行ったよう。
それどころか、湯田が驚く言葉を父は口にする。
そう。。。すでに作之助は“事件”を知っていた!!
事態をどうするべきか問われる湯田、答えに窮していたところ、
作之助は、、、再軍備をについて語り出す。
「日本を立て直すには再軍備しかない。
お前にも欲があるはずだ。でなければ、政治など目指さん!」
そしてそこに、ひとりの男が呼び込まれる。
海上自衛隊二等海佐の鏑木光太だった。
決断の刻は迫っていると、、2人に詰められ。。。。。
一方、太刀川は、三枝が出席したパーティー会場にいた。
偶然ん、そのホテルで、鈴木が、女性とトラブルを起こしている現場に出くわす。
どうやら帰国時の機内で、
その女性・川村翔子(板谷由夏)とトラブルを起こしていたようで、
トラブルが元で、翔子は、客室乗務員をクビになってしまっていた。
なんとか、太刀川が、、、酔った翔子を引き離し、
意図した取材とは違ったが、鈴木と会話を。。。取材する時間を得るのだった。
“自殺防止の治療薬”について。
その後、太刀川は、、、鈴木を追うのだが、なぜか、湯田官房長官のもとへ!?
鈴木は、元妻・恵理子(若村麻由美)に呼ばれていた。
それが帰国した理由だったのだが。。。。元妻・恵理子に言われたのは、
政治家の苦悩で自殺にとらわれている現夫・湯田を救って欲しいということ。
20年ぶりの、、、大学の同期3人の再会だった。
敬称略
↑だいたい。。。半分。。。。強。
公式HP
http://www.wowow.co.jp/dramaw/pandora3/
全8話予定。。。
脚本は、“I”“II”に続き、井上由美子さん。
“I”は、ガン治療薬
“II”は、脅威の成長力の穀物
そして、、、“III”は、、、、なんだろ??
そう感じるくらい、たくさんの情報が盛り込まれています。
どうやら、自殺と、、自殺防止の治療薬。。。かな??
自殺念慮の抑制。。。。と言うことらしいが。
ただ、そんな風に感じるにしても、
全く頭でまとまらないくらい、あまりに情報が多い状態ですね。
でもドラマとして、
色々な思惑が入り乱れている状態はシッカリ描かれ、
なかなか、面白いお話になっていきそうである。
雰囲気としては。大雑把に言えば、
前作、前前作の政治部分だけ、取りだした感じですね。
ほぼハズレがない“連続ドラマW”ですので、
今回も、、、気合いの入り方が半端じゃありません。
何と言っても、開局20周年記念番組だし!!!
地上波局とは、元々力の入れ方が違うオリジナルドラマ作りをしていますので
間違いなく楽しいドラマになっていくでしょう。
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第1話