レベル999のgoo部屋

2011年4月に、、、本店の1つに格上げ
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ハガネの女SEASON2 第1話 初回2時間スペシャル

2011年04月21日 21時38分16秒 | 2011年ドラマ

『希望の教室を作る!!闘う女教師が復活!!
 不法滞在少女と4年3組の34日間…アリガトウ仲間たち』

内容
芳賀稲子(吉瀬美智子)36歳。通称“ハガネ”
1年前、寿退職したが、結婚直前でフラレ無職に。
そんなハガネに、友人・先崎徹(設楽統)の誘ってくれ
“愛河小学校”の臨時教師となったが、、担当は、いわくつきの4年3組。
だが、真っ正面に子供達に向き合い戦い続けた結果、
子供達からの信頼を得ることに成功する。
その子供達のために、正規の教員採用試験に挑戦し、見事合格!
これで、教師を続けられる。。。。
一方で、副担任だった塩田渉(要潤)からプロポーズされるのだった。

そんななか、教育委員会の真鍋一馬(本間しげる)と、
入国管理局の水沢保(小木茂光)が愛河小学校を訪ねてくる。
先日から世間を騒がせているセラヴィナからの不法入国者の国外退去問題。
両親が退去となり、ひとり残された少女タオ・ビンセン(黒崎レイナ)を
滞在が許された3学期終了まで預かって欲しいと言う。
両親が国外退去となり、日本人に敵意を持っているため
以前預かってもらっていた学校で、暴力事件を起こしたのだという。
一瞬ためらいを見せる、ハガネと先崎であったが、
定年間近の松山六助校長(綾田俊樹)の鶴の一声で決定される。
転入されるのは、ハガネの4年3組だった。

その直後、クラスに連れて行き、ハガネはタオを紹介するが
クラスメートを前にしてタオは、宣言してしまう。
“私、日本人大嫌い。”
当然のことながら、クラスメートから総スカンを食らい孤立するタオ。
そのうえ、不法滞在者がいると言うことで、市民団体が学校周辺で抗議!
それだけでなく、
菊田真理衣(吉田里琴)の母・涼子(荻野目慶子)
西置雪哉(宮城孔明)の母・怜子(西山繭子)
会田優介(林遼威)の母・奈緒子(桜井明美)
そして海老田広(戸谷駆)の母・リカ(吉澤ひとみ)
ら、、、クラスの生徒の保護者からも不安の声が上がってくる。
“理屈じゃない”という言葉に、返す言葉もないハガネ。

そんなとき、今度は、タオが万引きをしたという噂が!!!
そのことについてハガネはタオに、、、きっと嫌がらせだろうと伝えるが、
タオ“私が犯罪者の娘だから。
 一度そういうレッテルを貼られたらオシマイです。
 誰も私の言うコトなんか、信じません”
ハガネ“わたしは、あなたを信じる”

その後、、間接的ではあるが広の告白で、謎が解けたハガネはアドバイスをする。
“勇気を出すのって、凄く難しいよね。
 頑張って正しいことをしようとしたんだけど
 ちょっと勇気が足りないの。
 正々堂々と勇気を出して欲しいなって思うの”

やがて。。。タオが、、、上級生の杉田からのいじめに遭うのだが、
勇気を出した広。。。そしてハガネにより万引き疑惑は解消される。

ただハガネは、、、生徒のひとり・中野愛梨(大橋のぞみ)のことばに、
ふと気付くのだった。
タオは、本当にクラスメートが嫌いなのだろうか?
以前タオが通っていた学校に向かったハガネは、
一番仲が良かったという青木紀子、松本加奈から話を聞くと、意外な事実が!
本当に優しかったのに、突然、態度が変わったのだという。
そんなとき、タオの言葉で、ようやくタオの苦しみに気付くハガネ。
“友達なんか、いらないよ!
 日本を発ったら、二度と会えなくなるんだから。”

そう、
親しくなればなるほど、退去の時、別れがつらくなる。。。。だから。。。。

全てを理解したハガネは、先崎に相談すると、
自分が。...と言ってくれるが。。。。

一方で、愛莉は、母・エリ(横山めぐみ)からアドバイスを受けていた。
“お母さんだったら、力尽くで振り向かせる。
 先ず、手をつなぐ。相手が嫌がっても、強引に。
 手には不思議な力があって、
 こうやってつなぐだけで、自分の気持ちを相手に伝えられるの”


敬称略


↑ちょっと、盛り込みすぎてしまった。。。
でもこれで4割くらい。

公式HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hagane/


昨年、、、5月に金曜ナイトドラマ枠で放送された前作。

同局では、続編として最速だという。
そのうえ、、、ゴールデンへ格上げ!

これだけで力の入り方が、分かるというモノである。



さて今回。。。初回の設定は、
驚くべきことに、、、、前作の“ほとんど続き”という設定のようだ。

そう。。。リアルでは、新学期が始まっていますが、
ドラマの設定では、3学期。。。である。

まあ。。。6年生ではないので、受験だとか、卒業だとかはありませんが
それでも、、“別れ”を表現しようとしているようだ。


とりあえず今回は、

不法滞在者であるため、残りわずかな滞在。。。の生徒

そんな生徒に、ハガネはどう接していくか?
そしてクラスメートたちは、、、

と言う物語でしたね。


今回を見た限りでは、

バラバラだったクラスメートが、1つになっているのも分かるし
“いわくつき”のクラスである事も、シッカリ表現されている。
ハガネが、どういうキャラなのかもね。

ドラマとしても、“ゴールデン”的にも、ちょうど良い感じだ


ただ
元々が“深夜枠”の作品で評価が高かったために、
それを“ゴールデン”に、、、どこまで持ってくるか?
どこまで、表現、、、演出をするか?

その部分が、今作の評価に関わってくるでしょうね。

一応、抑え気味となっているため、ゴールデンとしては悪くない。
たとえばの話。。。ホースくらいなら、、、許せるだろうが
ぞうきん給食、、なんて、許されない。・。。よね。。。絶対。

このあたり、
今作の面白さは、ホントの意味でハガネの“体当たり”のハズだろうから、
“セリフ回し”だけに、終始しないでほしいものです。


そこだけが、どうしても不安点でしょう。

実際、今回も、
いくら、クラスに一体感があるとは言え、セリフが多かったですよね。

どの人も、どの人も。
ホントは“行動”こそに、今作の面白さがあったと思うのだが。。。


若干、引っ張り気味だったけど
お話としては、悪くない。。決して悪くなかった今回。

だからこそ、前述の『ゴールデン』という大きなハードルを、どう越えるか?
スタッフがプライドを持って、描き続けるかどうか?

そこさえ超えれば、きっと、、、“次”も見えてくると思います。

『諦めるのは簡単だけど
 ほんとに、どうにもなんないの?
 やるべきことは全部やったの?
 出来ないって言った時点で
 仕事放棄したことになるんだよ
 絶望なんて言葉、プロなら軽々しく使ってもらいたくない』

このセリフ通りである。

『無茶しなきゃ伝わらないんだもん。私たちの気持ち』

ホントに頑張って欲しい作品である。

だって、これだけの子役たちを使っているのだから!(笑)



それにしても、今回で、
これだけの大騒ぎするネタを持ってきて、次回から、、どんなネタを?

何するんだろ。..
とりあえず、新しい子供達のようだが、
前作ほどのインパクトを出せるのかな????



最後にヒトコト。
『BOSS』から、『ハガネ』へ、、、吉瀬美智子さん
『ハガネ』から、5月から放送開始の『タイムスクープハンター』へ要潤さん。
同じ木曜日。。。。玉突きだね。..(笑)