『美食の殺人』
内容
小料理屋“ふるさと”店主・古野太郎(大高洋夫)の遺体が店内で発見された。
現場には、誰かがいた痕跡が認められた。
第一発見者は、従業員の真嶋桜(井上和香)
魚河岸に来なかったため、店舗兼自宅の店にやって来たら死んでいたという。
真澄(原沙知絵)によれば、青酸性毒物による中毒死。
フグを扱っていたが、その毒によるモノではないよう。
ただ後頭部に打撲痕が残されていた。
店にあった鍋と味見用の皿に毒物が発見される。
そんななか、店から男が出てきたのを見たというタクシー運転手の目撃証言が!、
村瀬(津田寛治)と小宮山(羽田美智子)が事情を聞きに行くと、
坊主頭にメガネだったとわかる。
一方、現場に残されていたライターから3っつの指紋が発見されていた。
青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)が、ライターの“椿鮨”へと向かったところ。
目撃された男に酷似する従業員・本城篤志(福井博章)がいるのを確認。。
店長と話を始めたところ、突然、本城が逃げ出し。。。青柳が確保する。
同じ頃、加納係長(渡瀬恒彦)浅輪(井ノ原快彦)は、桜のもとにいた。
10年間従業員を雇わなかった古野が、なぜ桜を雇うことにしたのか?
疑問をぶつける加納と浅輪。
すると、自分から働きたいと切りだしたと桜は話はじめる。
また加納がこだわる。。“ふるさと汁”というメニューについて質問すると。
古野の創作料理だという桜。
その後、青柳が本城から妙な話を聞く。
“椿鮨”で働いていた桜が、将来があったのに突然“ふるさと”に行ったという。
そのうえ1年前、“ふるさと”の店舗兼自宅が、大家の借金で競売に。
競売物件を、桜がなぜか落札したと言う事だった。
また桜のいきつけの喫茶店の佐々木葉子(長野里美)の話では
古野と桜がつき合ったいたと言うこと。
古野と桜に、複雑な関係が浮かび上がってくるのだった。
そんな折、ライターの指紋が、桜、本城。。。そして謎の女と判明する。
その一方で、本城の店に桜の妹・チカ(山本ひかる)が突然現れたと証言。
ふたたび桜に任意で聴取をした加納たちは、
店を父の保険金で落札したことが分かってくる。
そして古野が作った茶碗蒸しが、父が作った思い出の味に似ていたことが
店にやってきた理由だと、、、桜は話しはじめる。
敬称略
↑自分で書いていて、整理できない状態。
それくらい、カットの切り替えが多く、複雑に見せている。
実際の内容自体は、そんなに複雑じゃ無いのに!!
ってことで
物語は、
殺された小料理店店主!
妙な関係にある店主と。。。その店の従業員。
従業員が“大家”だという。
そんななか、加納は、あるメニューに。。。。
って感じである。
事件自体は、キャスティングを含めバレバレなのですが、
それは別に良いでしょう。
今シーズンの今作“9係”の中では、登場人物が少なく
物語を描こうとしているのは見てとれるのですが、
40分過ぎからのネタバラシが、あまりにも拙速すぎて、
それも、後出しジャンケンも多く、
謎は解決しているが、スッキリ感が無いという状態だ。
実際のところ、、、桜の妹・チカなんて、、、いる意味ありませんし。
本城なんて、ペラペラぺらぺら。。。。しゃべりすぎ!
事件を間近で見ていたのかという印象を受けるほどだ。
ここまでしゃべると、目撃者ではない。
事件の関係者。..と言って良いでしょう(苦笑)
結局、物語を作ろうとして、
その物語の真相。..動機などに、オモシロ味は感じても
あまりに不自然すぎる登場人物たちが、
物語のオモシロ味を無くしてしまっている。
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