『すべて他人のもの』
内容
ひとりの男の遺体が発見され、手にはボタンのようなものが握られていた。
所持品の中に“辻本勝利”名義の保険証はあったが、
糸村(上川隆也)は、違和感を感じる。。。45歳より年齢が上にしか見えない。
その後、内縁の妻・大友優樹菜に確認して貰うが、
被害者の男は辻本(芹沢礼多)ではなかった!
ただしネクタイなどは、優樹菜が辻本にプレゼントしたものだという。
そう。。。遺留品はすべて“他人”のものだった。
なぜ、他人のモノなのか??その意味が、どうしても気になる糸村。
やがて、聞き込みによりネットカフェで、辻本が衣類を盗まれていたことが判明。
被害者の男(河西健司)は、坂上啓輔という名で入店していた。
曽根係長(佐野史郎)は、ネットカフェでのトラブルから、
辻本が、男を殺したと推測。所轄の高村(菅原大吉)の推測もアリ、
辻本が容疑者として捜査が進められることになる。
その直後、被害者の男が、7年前に失踪した坂上と判明する。
家族から失踪宣告が請求され、死亡したことになっていた。
そして妻・希代江(根岸季衣)娘・郁美(前田亜季)も、坂上本人と確認される。
妻によると、坂上は、7年前、勤めていた会社で多額の損失を出し失踪。
失踪宣告は娘が結婚するために区切りとしたかったという。
ただ糸村が、、、坂上の行動が気になってならない。
金に困っているなら財布だけで良いのに、なぜ衣服を盗んだのか??と。
そして糸村は、坂上が所持していた財布の妙な痕跡に目をつける。
鍵でも入れていたのではないのか??
そんななか、辻本が殺されて発見される。手にはボタン。
その後、ナイフの入手経路などから、龍神会の構成員・鴻上猛が浮かび上がる。
敬称略
事件解決に、『ドラマ』としての『アラ』がありすぎて、
いや、
正確には、強引に、、それも『都合良く』解決をしすぎている。。ということだ。
演出も一辺倒だし。。。
この違和感が、ほんとに酷いモノで。
捜査一課どころか、糸村の必要性も疑問がある状態だ。
それが、今作の両輪の。。。。1つである『事件解決』なのだから、
設定などにオモシロ味を感じても、
全く、ドラマとしてオモシロ味を感じないという状態だ。
そんな強引な『捜査』を描いておきながら、
もう一方の。。。『人情モノ』の。。糸村の部分も
ほんとに強引で。。。。。
“あまり描いていない”と断言しても良い状態だ。
これ、、、極端なことを言えば。
途中で盛り込まれた“ブログ”、、、、だけだよね。
糸村が捜査をしているモノって。
う~~~~んんん。。。。。
せめて、“捜査”だけでも、普通に描いてりゃ良かったのに。。。。
それだけで、もう少し“見ることが出来るモノ”になっていたと思います。
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第7話