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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

寒川神社には行ってないけれど、寒川神社を参拝したし、寒川神社を見た・・・ 20018.1.2(火)

2018-01-02 19:33:08 | 街・観光地編2018

 1人で神奈川を歩き廻って来ました。
いや、ペン太達が居るから、1人ではないのかな?

帰宅後、ユキさんにb「今日は何処に行ったの?」と聞かれたので、
 「寒川神社には行ってないけれど、寒川神社を参拝したし、寒川神社を見た」
と言った。
ユキさん「???」

どう言う事かは、後程。


 厚木バスセンター9時発のバスに乗ろうと思っていたのですが、本厚木駅に着いたのが8時55分頃。
何とかギリギリでバスに乗る事が出来ました。


 貸し切り状態のバスで小野宮バス停で下車。
1つ手前の愛名入口バス停だと240円、小野宮バス停だと280円。
 「愛名入口で降りれば良かったなぁ~」

 大通りからローソン横の道を入り、玉川を渡ると、左に田んぼ、その先、右側に小野神社が有ります。


 小野神社の前。
相模の国に13社有る式内社の1つである小野神社。
昨年の13社巡りを無事終えられた御礼に来ました。
御札を持っていないし、以前訪れた際に拾った境内の木の葉もリュックの中で他の物と混ざってどれが何処の物か分からなくなってしまったので、再び訪れました。

 普段無人の神社ですが、日の丸が掲げられ、正月仕様に。
然し、拝殿の扉は普段同様閉められたままで、境内にテントや薪の跡も無い。
左手の手水舎の横に有る建物も閉められたままで、拝殿の左奥に有る建物も閉まったまま。

 1月2日の朝ですが、日の丸以外は普段と違いが分からない。
白い軽トラで現れたお爺さんが、手水舎下の蛇口をいじって水の出る量を調整し、再びトラックに乗って去って行ったと言うのが普段と違う点。
後は、時折近所にお住いと思われる御家族が1組、2組参拝に訪れていました。

 元旦は違うのかな?
其れとも元旦もこんな感じなのかな?

 拝殿裏の境内社。
犬ペン太「愛甲石田の熊野神社が管理をしているそうだ」
読書ペン太「昨年熊野神社でばったりお会いした親子のお爺さんが宮司さんと聞いています」
バンダナペン太「どちらにせよ、誰も居ない感じだね」

 御祭りや神事の日がどうか・・・って感じかな?
この感じだと元旦も大晦日も誰も居ないのかも知れない。
氏子の方々が参拝者の対応をしてるのでは?と思ったのだけれど…。
御札自体もないのかな?


 近くの丘の上に有る小町神社にも参拝。


 小野小町を祀る神社で、鎌倉時代に源頼朝の側室となり身籠った丹後の局の伝説が有る神社。
北条政子に命を狙われ、この地で匿われたものの、心労で髪が真っ白になってしまい、この神社に祈ったところ、髪が黒く戻ったとの事。


 七不思議と言う物も有り、「小野塚」


 「小町竹」

 「肩葉松の跡」
と、神社の周りに3つが有ります。
でも、7不思議に挙げられた物のどこが不思議なのかについては記されておらず、さっぱり分からない。
犬ペン太も読書ペン太も本を読んで調べていますが、分からなかった様子。

 小野神社で拾った葉と小町神社で拾った葉。


 続いて本厚木駅から隣の厚木駅へ行き、歩いて有鹿神社(あるかじんじゃ)へ。
此処も相模の国の式内社の1社。


 正月と言う事で賑わっています。
此処まで賑わっている光景は初めて見たなぁ~。


 昨今パンダの被り物をした宮司代理が舞う事でマスコミに取り上げられているのですが、等身大パネルが置かれていました。
その前に御本人が。
パンがの被り物を持ち、携帯で撮影しおられました。
こうやって撮影した物をツイッターで使われるのですね。


 有鹿神社の御札と葉。
500円の御札と400円の御札等が有るのですが、違いは金の帯が有るとか無いとか、分かり難い違い。
授与する物は紙袋に入っているのですが、すぐ横に似た御札が並んでいるので、テントの中で参拝者の対応をしておられる方が頼んだ物と違う物を渡したり、違う金額で請求したり。
私も最初に違う金額を請求され、「あれっ?」と思って言ったのですが、帰宅後、紙袋から御札を出すと上の方は頼んだ物と同じですが、その下が違う・・・。
テントの中の方は、紙袋から少しだけ出して御札の確認をして私て下さったのですが・・・。

 「ありゃりゃ・・・」と言う感じ。
あの並べ方だとこう言う事が起こるよなぁ~。

 類似部品が一杯の自動車部品を扱う仕事をしているので、他人事とは思えないし、よく分かる。
こんな感じでクレームを発生させて・・・うんうん、山程事例を聞いているもんなぁ~。

 お休みの日なのに、仕事モードに戻された感じ・・・。

 厚木駅に戻り、今度はJR相模線に乗って倉見駅に。
初めて降りる駅で、車内は次の宮山駅で降りて寒川神社へ行く参拝者で満員でした。

 無人駅で、改札手前の右側に狸の置物が。
置かれた経緯については記されていないのですが、狸八相について記された看板が設置されています。

 倉見駅。
建設当時のそのままの建物との事で、左の看板にそう言った事が記されています。


 道路脇のお地蔵さま。
1713(正徳3)年の刻印が有ります。

 集会場と広場が有る隅に並んだ石仏。
ほぼ消えかけた寒川町の説明看板には、「陣屋跡」と石仏について記されています。

 「未開の頃、開拓者達が原(はら)と才戸(さいど)の広い地域に「陣屋敷」という御倉屋敷を建て、その立ち並ぶ倉を遠方からながめ「倉見」という地名がついたと言われている。
 残る石像は、右より第六天、金比羅宮、堅牢地神(けんろうじしん)、道祖神、五輪塔の五つである。 寒川町教育委員会」
との事。

 突き当りを右折。
左の大きな木々が生えている場所が倉見神社。


 奥が本殿で、右の木が夫婦欅(けやき)。
共に寒川町指定重要文化財で、欅は樹齢300年との事。
幹回りが大きい方が5.2m以上、高さは約20m。
 倉見神社は、創建は不詳だが、小田原北条氏が治める時代、山中彦八郎が倉見村を治め、神明社・熊野社を勧請して倉見の鎮守としたのが始まりと伝えられているとの事。
その後、地域内の数社を合祀し、明治2年に『倉見大神』と称した。
 現在の本殿は、明治27年に寒川神社が本殿を造営する際、旧本殿を贈与された物で、昭和53年に寒川町の重要文化財に指定。
拝殿は平成4年に寒川神社の『平成の御造営』の際に贈与された物で、平成6年9月に移築されたとの事。
 右側に社務所が有り、御札等を授与しており、御朱印も戴けるそうです。

 たいしょう橋を渡ります。
目久尻川(めくじりがわ)に架かる橋で、目久尻川は私の実家が有る座間市から流れ出る川。
毎日この川を渡って登校していた思い入れのある川です。
 もう少し下流になると、広い川になるのだけれど、此処だとこの川幅なんだなぁ~と、ちょっと驚き。



 たいしょう橋からの富士山。
奇麗だなぁ~。



 道沿いの宮原山 観蔵寺。


 観蔵寺の隣には宮原の寒川神社が。
この付近には、他にも寒川神社と言う名が付く神社が有ります。
木々の後ろに見えるのが宮原の寒川神社拝殿。

 大通りに出ました。
左に地蔵堂が。


 左が不動尊で右が聖観音に見えるのだけれど、後ろの木札には『不動尊』と『地蔵菩薩』の真言が記されています。
『不動尊堂・子育て地蔵尊堂』
 不動明王真言
  ナゥマタサンマンダ バザラダン カン
 地蔵菩薩真言
  オン カカカ ビサマエーソワカ
                 各二十一遍


 不動明王像。
 薬師如来は12神将を従えている様に、不動明王は八大童子と言う眷属を従えているとの事。

不動明王の下に彫られている像が八大童子で、向かって左が『制吒迦童子(せいたかどうじ)』、右が矜羯羅童子(こんがらどうじ)』で、八大童子の内、この2体が彫られる事が多いとの事。
聖観音像には文化9年(1812)と彫られ居るが、不動明王像の方は、表側に年代は見付けられなかった。

 宇都母知神社近く、バス通りから見た富士山。
ちょっと白みがかった空なので、見辛いかな?
此処で撮った写真には写っているんだよなぁ~。

 宇都母知神社に到着。
参拝者も数分おきに1組、2組やって来ます。
狛犬の後ろの白いテントでは甘酒が振る舞われ、その先では暖を取る薪も。
社務所では氏子さん達のお子さん達なのかな?小学生高学年?中学生かな?
女の子2人が巫女さんとして参拝者に応対していました。
私は御札を戴きました。

 宇都母知神社の御札。

 宇都母知神社の宮司さんは、神社に常駐していないので、御朱印は参拝者向けに社務所の外側に掲示されていた『平成30年祭事』の日に神社を訪問する必要が有ります。
犬ペン太「え~っと、今年の神事の日程は」
2月18日(日) 11:00~ 祈年祭 
4月15日(日) 11:00~ 菅原祭
5月27日(日) 11:30~ 御神木祭
6月30日(土) 11:30~ 大祓
9月15日(土) 17:00~ 宵宮
9月16日(日) 8:30~ 例大祭
11月18日(日)11:00~ 七五三
11月25日(日)12:00~ 新嘗祭
12月31日(月)      大祓

 河童ペン太の帽子が無い・・・。
探しても見付からず、どうやら落としたか?

先程富士山の写真を撮った際には、帽子をかぶっており、しまう際に落としたのかな?
この場所に戻って探すも見付からず・・・。
随分念入りに探したんだけどなぁ~。

 富士山…奇麗だなぁ~。
富士山に見惚れながらも、正月早々のお落とし物にガッカリ。

 小田急線の湘南台駅迄歩いた事も有りますが、JR相模線の倉見駅共に結構距離が有ります。
田畑や牛さん、古い神社、石仏、富士山を見ながら歩く倉見からの方が歩く分には楽しいな。
でも、湘南台駅周辺はお店が多く、買い物も食事にも困らない。
倉見駅周辺は住宅が有りますが、お店は・・・。
駅近くの大通りにお店が有るのですが、其処を過ぎると家が点々とあって、その間に畑が…と言う感じ。
広い工場が並んでいる辺りもお店は無いし、途中で食事や飲み物を購入する…と言うのは難しいなぁ~。

 この日は少し歩いて、湘南台行きのバスに乗って帰りました。
倉見駅から歩きましたが、直線距離だと隣の門沢橋駅からも左程変わらない様子。
高校の同級生の最寄り駅が門沢橋駅だったけれど、行った事が無い。
次回は門沢橋から歩いてみようかな。

 寒川神社は相模の国一之宮。
倉見駅の隣、茅ヶ崎よりの宮山駅が最寄り駅で、初詣の参拝者で大変賑わう神社です。
この日は勿論行っていない。

 でも、倉見神社の本殿は『明治27年に寒川神社が本殿を造営する際、旧本殿を贈与されたの物』で、拝殿は『平成4年に寒川神社の『平成の御造営』の際に贈与された物(平成6年9月に移築)』。
寒川神社の昔の拝殿、本殿を見たし、参拝した。

 宮原の寒川神社のすぐ裏の道から神社を見た。

と言う訳で、

『寒川神社には行ってないけれど、寒川神社を参拝したし、寒川神社を見た・・・』 となる。

倉見神社の拝殿は道から見ていても「大きくて立派な拝殿だなぁ~」と思ったのだけれど、神社の案内看板を読んで「寒川神社から貰った物か」と、それなら納得。

 もう少しじっくり見たかったのだけれど、他に参拝者が居らず、社務所の中の女性に「じ~っと」見られていたので、参拝中も落ち着かなくてなぁ~。


 



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