いち・に・山歩!! 

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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

さる者は追わず・・・ ~2011御来光・聖峰~

2011-01-01 23:28:47 | 山歩(さんぽ)2011


 今年も元旦の御来光は、“ゆきさん”と聖峰(ひじりみね)で見ました。
例年と異なるのは、前夜は実家に泊まったという事。
お陰で目の前で扉が閉まり、1本後の電車に乗ったとは言え、其れでも山頂での日の出に十分間に合いました。
小田急線の駅迄の距離も近いし、聖峰への下車駅である鶴巻温泉駅にも近い実家の方が断然楽だと言う事が分かりました。

 結婚してもう直ぐ6年だけれど、実家に泊まったのは結婚して以来初の事。
自分が住んでいた頃とは大分勝手が違って戸惑う面も有るけれど、其れでも実家は良いもの。
時々は泊まる機会を設けたいものだ。

 山頂の様子。
山頂には小さなお社が有り、聖峰不動尊として不動明王が祭られているのだけれど、お社の扉は普段は閉まっています。
山頂が賑わう元旦の御来光見物の時は開けられていますが、人々が帰り支度を始める中で炊き出しをしていた方々によって再び扉が閉められ、山頂は普段の静かな場所に戻ります。
 今年で5年連続の訪問なのだけれど、扉が開いている間に参拝したのは初めての事。
そして不動明王の姿(スタンプ)が押された御札を戴いたのも初めて。
そして、炊き出しをされていた地元の方々から地元で収穫した蜜柑も戴きました(甘酒の配布には間に合わなかった・・・)。

 江ノ島や三浦半島、房総半島の他に、ランドマークタワー等、横浜の建築物や池袋、新宿の高層ビル群が良く見える場所です。
空気が澄んだ天気の良い日は筑波山も見えるのですが、この日は空が霞んでいて筑波山は見えず。
例年と異なるのは、建築中の東京スカイツリーが見えた事。
周囲の建築物の高さと明らかに異なるその高さが探すコツ。
個人的にはそのネーミングは趣味に合わないし、東京タワーの方が形も色も好きだけどね。

 年賀状に使えそうな2ショット写真を撮影。
出来れば来年用に辰の被り物を被っておきたかったなぁ~。

 例年山頂でゆっくりとし、軽くお茶屋食事をしてから下山する我々2人。
毎年山頂に居た大勢の方々が居なくなり、最後迄残っています。
今年も2人で山頂を独占。
静かになった山頂は、陽の光を浴びてポカポカして気持ちが良い。
その頃には小鳥達もやって来て、周囲の木々でその可愛らしい歌声を聞かせてくれます。
聖峰山頂の南面に木々が無いので、相模平野を見渡すにはもってこい。
前方の相模平野、相模湾、眼下の町並みや田畑を眺め、遠くを横切る小田急線の車両を見ながら線路を辿って「実家の有る座間は?」「自分の住む相模原は何処か?」と探したり・・。

 昨年同様日の出と共に風も止み、元旦と言う事で車も少なく街も静かに眠っている。
時間がとてもとてもゆっくりと、ゆったりと流れている様に感じる。
自宅がもっと近いのであれば、元旦だけと言わず、頻繁に訪れたい場所だ。
此処で日の出を見て、大きく背伸びをして、深呼吸して、目を閉じて耳を澄まして、風や物音を体で感じ、陽の光と暖かさをしっかりと感じてからその日1日の活動を始めたい。

 でも、真冬以外は、そんな時間にウロウロしていると、熊に出遭いそうだけどね・・・。

 で、山頂でゆっくりした後の帰り道。
静まり返った山中では本来の住人達が活動を始めていました。

 ニホンザルの群れに遭遇!
姿を見られたのは7~8頭ですが、物音を含めると10頭以上の群れだと思います。
 丹沢で猿に出遭うのは私は3回目ですが、ゆきさんは初めて。
ゆきさんは大喜びでした。
丹沢には猿が居るとはいえ、日光の猿の様に人間慣れして観光客の周りをウロウロするわけではないので、なかなか遭えない存在。
と言う訳で正月早々貴重な遭遇になりました。
下から登ってきた方が居られなければ、もっと長い時間観察する事が出来たのになぁ~。

 小猿も居ましたが、夏を経て大きくなった姿。
生まれて間もない小猿も見たかったなぁ~。

 「1富士2鷹3なすび」
ではないし、「申年(さるどし)」でもないけれど、「良い年」になりそうな気がする気分の良い出遭いでした。
ん、「良い年になりそう」ではなく、「良い年にする!」だね。
何事も「自分が行動を起こしてこそ・・・」だもんな。

 さぁ、頑張るぞ!
でも、先ずはさっさと帰宅してチョッと昼寝を・・・。



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2 コメント

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Unknown (下駄の親父)
2011-01-22 08:25:55
お~マジに羨ましい体験ですね!
親父自身は残念ながらスカパー!深夜特番モードで初日の出は夢物語です。
ところで東京スカイツリーを毎回通勤時に見届ていますが未だにノッポの鉄塔イメージで東京タワーの美しさとイルミネーションの素晴らしいには負けてますな!!
私も東京タワー派です (よし)
2011-01-30 13:46:51
山頂で他の方々と一緒に下山していたら遭遇する事は無かったですし、もう数分ゆっくりしていたら下山時に擦れ違った「下から登って方々」によって猿は逃げてしまったでしょう。
そう言う点でも非常に僅かなタイミングの差で出遭う事が出来た「猿との遭遇」でした。
 スカイツリーを見たのは初めてでしたが、その高さと形から周囲の方々も直ぐに気付いておられました。
然し、私も東京タワーの方が好きですね。
学生時代の事ですが、夜間に東京で道に迷った末に東京タワーの根元に辿り着いた事が有ります。
其れ迄の疲れが吹き飛び、暫く見蕩れていた記憶があります。
また行ってみたいですね。

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