迫る9/15(日)の、サントリーホールブルーローズでのコンサートのリハーサルを行いました。
細かい部分を詰めて詰めて、あとは本番を待つばかり!
皆様が楽しんでくださるにはどうすればいいのか、一生懸命伴奏のお姉さんと稽古しました!
プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」といえば、名作の中の一つ、
日本でも相当有名だとおもいます。
あらすじとかは、
こーゆうとこ で、確認お願いします☆
数々の名歌手が歌ったオペラ「ラ・ボエーム」。その中のヒロイン、ミミちゃん。
で、そのミミたんのアリアを一曲、私ことまちるだが歌います☆
このミミたん、ちょっと変わったヒロインです。
男の人には、「純粋で可憐でかわいい女の子(^^)」に見えるらしいが、女性からは、大概評判が悪い。
まあ女は、大体他の女性に対して(とくにもてる女性に対して)いいこと言わないものでありますが(笑)、ちょっといろんな人(多分作者は女性)のブログ見ただけでも、「カマトト女」「計算高い」「ちゃっかり金持ちの子爵の息子の愛人になってる」「ミミっていったい何考えてるんでしょう?貧乏でも一緒にいるのが本当の愛情なのではないのか?」などという言葉がヒットする。
・・・まあ、でもね、私はね、ミミたんはカマトトでも計算女でもなくて、ずばり「天然女」だと思うのです。
「天然」
自分がやったことをあんま深く考えない、これが彼女の本質なんだと思うのです。
それゆえ世間の男性にはなにやらぽやあっとした彼女が、純粋な天使ちゃんに見えてしまうんだと思うのです。
最初のアリアが「あたしって夢見る少女なの」アピール激しい歌ではあるが、彼女は本当にあんま深く考えず、そんな風にふわふわ生きていたので、そう答えるしかなかったんでしょう。
次にちゃっかり子爵の息子の愛人になっちゃってる説ですが、実は当時の貧しい(底辺層の)女の人が、生活の為にパトロンを持つのは、普通のことだったんですって。なのでここでもミミ子ちゃんは、あんま深く考えずに(「みんなやってるし♪」って)、愛人ビジネス(w)をしていたんでしょう。
もちろん罪の意識はありません。愛はロドルフォ(恋人)だけのものです。
だから愛人業やってても浮気じゃないんです。お仕事なんです!
・・・はい。普通に修羅場になる状況ですね。
でもミミ子ちゃんは「ロドルフォ一筋」なんですよ。お仕事と愛はちがうんです。それが天然なんです。
(・・・あーなんか書いててドロドロしてきたw)
・・・え、私?・・・いや、好きですよ?ミミ子ちゃん。・・・好きでないと歌えませんから!
・・・ほんとは嫌いなんだろ?って?・・・いやいやいやい、ほんと、好きだから!
天然結構じゃないですか!魚だって天然のほうが、市場でも高値が付くんですよ
本番では「ミミ子☆ザ・天然」をイメージして歌います!お楽しみみ!(^0^)/
で、曲の内容は「さようなら、お互いに恨みっこなしで別れましょうね。」ちう歌です。
(・・・あれ?
他にももう一曲、あの有名なオペラ「トゥーランドット」の中の一曲を歌います。
リウという、奴隷の少女の役で・・・これまたすごいシーンの歌ですが、この話はまたの機会に・・・(こっちの方がドロドロしてて面白いけど、長くなるので・・・)
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ぜひおいでください!
☆第57回TIAA全日本クラシック音楽コンサート☆
●場所:サントリーホールブルーローズ(小ホール)
●日時:2013年9月15日(日)、開演 13:00(開場 12:30)
●料金:全席自由 前売4,000円 当日4,500円
◆◇プログラム◇◆
☆13:00~14:10 の組
☆14:20~15:10 の組 (←この組の、最後らへんにでてきます)
☆15:20~16:20 の組
~マチルダの歌う歌~
「貴方の愛の呼ぶ声に」・・・オペラ「ラ・ボエーム」より
(ほんわか天然少女ミミちゃん、彼氏に別れを切り出す!の歌)
「氷のような姫君の心も・・・」・・・オペラ「トゥーランドット」より
(ドロドロ奴隷少女リウ、自ら血を見る事でドロドロな愛を告白!の歌)
・・・あ、言い忘れてましたが、今回はクラシックです。
前衛はありませんので(笑
是非おいで下さい!心からおまちしております!!