くうねるあそぶ、そして歌う・・・。

声楽家☆森恭子のお気楽ブログでにゃる。東京・京都・神戸・そしてベルリンにも時々出没!そして大暴れ\(^o^)/今日も元気

「セビリアの理髪師」ベルタ役、やってきました

2015-12-07 01:37:10 | 音楽
・・・終わってから投稿までに時間がかかるのが、おいらの悪い所ですな。

11月29日、「セビリアの理髪師」(コンサート形式)でのベルタ役、無事に事故なく演じて参りました。
ひとえに、

1)まずはお客さま
2)次にスタッフの皆さん
3)そして共演者の皆さん
4)あと、忘れてならない(おっと忘れるとこだったw)お父ちゃんお母ちゃん

の、おかげです!!!!

皆様ありがとうございますた!

貴重な時間をさいて来てくれた、佐藤様ご夫妻、さのともちゃん、そしておとん、おかん、そしておいらの相方、
誠にありがとうございますた!!!

「オペラ歌手」

おいらはこの日、初めてこの肩書を標榜することの決心がつきました。

皆様は、その証人です。

まちぱは、これからも更に精進してゆきます。

これから先、山もあれば谷もあるでしょう。そんなとき、時には厳しくご指導頂くことも、同時にお願いいたします。

誠にありがとうございました!!!

次回は3/6日、新宿グラムシュタインにて、同じく「セビリアの理髪師」に、ベルタ役で出演いたします。

(写真:大好きなランブルスコ・スパークリングワインと、フルーツケーキ…佐藤様ご夫妻Specialthanks!!!)

どうなん?…非常に変わった夢…

2015-09-11 13:12:52 | 音楽
やべえ、なんと、私の憧れのハルトムート・ヘル様と白井光子様にお歌の稽古をつけていただくという、夢のような夢を見ました!

…あ、つまり夢かw


今回、ドイツ訪問中に、突然カールスルーエに行く用事が出来たからかもしれない。


ちなみに、いつもお二人でレッスンしてるイメージがあるのに、何故か「別々に」レッスンつけてくださいました(笑)…なんでだろw


でも結構こわい夢で、白井さんに

「アナタ、F・ディースカウのモノマネしてるでしょ?」

って言われてギクッとしたところで目が覚めたwww
…実際はマネできるテクニックもドイツ語力もないのにねw


夢、すげーわ。

あまり脱線した話題ばっかなので、たまには音楽を・・・

2015-07-29 01:29:42 | 音楽
気づくと音楽のエントリーが全然ないw
音楽やってることを忘れられてしまう、いかん!
なので、ちょっとおいらの歌なんか、リンクを晒し上げます。

https://www.youtube.com/channel/UCiYB6YSPWjjMfTTrecNGG_Q

・・・はい。まだまだ修行中ですが、応援してくださる皆様のお陰で
なんとかここまで歌えるようになりました。
多謝、多謝、多謝!!!


オペラ歌手は歯が抜けるという虚報(デマ)

2014-11-02 02:02:17 | 音楽
エントリーが今頃になってしまったが、やっと謎がとけたので

取り急ぎ大筋だけ。


フジテレビの、万物まとメンタリーという番組で、

「オペラ歌手の職業病は、自らの声による振動の為、歯が抜けること」

という内容の放送があった。

この件について、現役のイタリア人オペラ歌手と交流も深い私の歌の師匠に聞いてみたが、

まったくありえない、という話だった。

ちなみに、この師匠は、スカラ始め世界の一流劇場でソリストをやっているような

ちょっとオペラファンを自称する人なら誰でも名前を知っている歌い手たちと

実際に仕事をしており、また友人である。

・・・この件に関しては、後日、きちっと書かせてもらう。

だいたいよー、そんなこといったらベルリンのでっかい姐さんなんてあんだけドラマティックソプラノ何十年もやってきたらとっくに総入れ歯じゃんね!!!失礼千万だわさ!!!
あとじゃああのマリアカラスが入れ歯だなんて話、どっかに残ってますか?凄いぞあの人は。ふつうのソプラノじゃあり得ないほどの幅広いレパートリーをやってきた人だぞ?

・・・ふう。

フジテレビは、未来の有望な音楽家の若い芽を摘むような番組はつくらないでほしい。

歯なんかぬけない、ということに関しては、きちっと根拠もある

そのことも、また改めて。。。

とりいそぎ。


【告知】「第60回TIAA全日本クラシック音楽コンサート」 出演決定

2014-08-11 16:00:28 | 音楽

「第60回TIAA全日本クラシック音楽コンサート」
出演決定しました\(^o^)/

・2014年9月14日(昼…開始時刻未定)
・サントリーホールブルーローズ(小ホール)
・出演:オーディション通過者

…詳細は、決まり次第告知します。

去年、一昨年と続いて今年も出していただけることになりました。
がんばりまっす!
皆様お誘い合わせの上、是非おいでくださいませ。
待ってるにゃ( ´ ▽ ` )ノ

まちぱ、シューベルトの生家を訪れる

2014-05-08 02:35:29 | 音楽

尊敬するシューベルト様のご生家。
音楽家ならウィーンに行ったら訪れるべき巡礼地 pic.twitter.com/0VzrzLi1pj

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お家の中です。この部屋でお生まれあそばされたかどうかは不明。 pic.twitter.com/fLuoozdICK


これが、シューベルト様のおメガネ様です。これをかければ、誰でも作曲出来る!!…わけがないw pic.twitter.com/SnVsfmVg3g

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これがシューベルト様のおピアノ様です。これを弾けば誰でも…は、ありえません。残念ながら、兄貴イグナーツさんのものだったようですw pic.twitter.com/ZFK5jPwKcA

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噂に聞く、書き直しの一切無い自筆譜面。…おおう、すげーしかも綺麗!! pic.twitter.com/nVOX87YHck


譜面が美しいだけあって、達筆だ!!…そういえばシューベルト様は、コンビクト入学当時は成績も良い、やれば出来る子でしたな。 pic.twitter.com/PH4nJnXm0f


窓から見える景色。多分、自動車や路面電車以外は、昔のままかと… pic.twitter.com/lBQoCZbViK


うおー、でけっ、でけー!!凄い家だ!そういえば実家は学校経営者だっけ。すげー中産階級じゃん!! pic.twitter.com/jiMEFYxsPN


コンビクトを落第(音楽以外w)したあと、実家で就職しても、「俺の生きる場所はここじゃない!」と飛び出した、今でいうキング・オブ・ニート。せめてベートーベン様ぐらいに才能を評価されてれば…(´;ω;`) pic.twitter.com/RzywL34tPy


しかしシューベルト様には、なにより大切な友達が多くいました。その中には凡才なのに作曲に使ってもらったために後世に名を残したラッキーな詩人さんも(笑)…女性運はイマイチだったみたいね、メガネなのに…
という思いを秘め、現場からでした pic.twitter.com/pLZavljfvG

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というわけで、感動の聖地巡礼でした。
( ´ ▽ ` )ノ pic.twitter.com/dEDWVm5fgF


しかし、キング・オブ・ニートのシューベルト様は、もしも現代に生まれてたら、立派なvipperあたりになってたんだろうか?

「天才作曲家だけど質問ある?」
とか、
「元天使の声って呼ばれてたけど質問ある?」
なんてスレ立ててたりしてw


でも、すぐ に
「特定しますた」
「>>1逃亡www」
で、スレ終了の予感w



ドイツ歌曲、勉強ちう

2013-11-22 20:34:20 | 音楽
※今回はかなり偏ってるので、キモいと思った方、あるいはシューマンの歌曲に興味のない方はスルーしてねw

たまにはまぢめに。

本日の目標!
☆シューマンの歌曲「ミルテと薔薇と」の「糸杉」を巡る、個人的らくがき(笑)
☆いかに今まで勉強不足だったかという個人的自戒を込めて、晒す(笑)


そういうわけで、もう10年以上も前かな、シューマンの「ミルテと薔薇と」という歌曲をコンサートで歌ったことがあった。
当時私にとっては(まあ今も)なかなか難しい曲で、苦労しながら勉強したもんだった。 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ミルテと薔薇と」(H.ハイネ)

愛らしく美しいミルテと薔薇で
かぐわしい糸杉や金箔で
柩のようなこの本を飾り
私は、私の歌をそのなかにうずめたい

おお、私の愛もその中に埋められたら・・・
愛の墓の上に憩いの花が育ち
そこに花が咲き、人が摘み取る
だが私が墓にいるときだけは、私の花が咲く

今、ここに歌あり。かつてはとても荒々しく
あたかもエトナ山の吹き出た溶岩のように
心の奥底の感情からほとばしり出て
火花を撒き散らしたものだった。

今、それらはおし黙り 死んだように横たわる
今、それらは冷たく 霧のように色褪せる
しかし 愛の霊がいつの日かその上を漂うとき
歌は再び昔の情熱をよみがえらせるだろう。

そして私の心にはさまざまな予感が高まる・・・
いつか愛の霊が凍った歌を溶かし、
いつかこの本が君の手に届くだろう
いとしい、遠い国の恋人よ

そのとき、この歌にかかった魔法は溶けて、
色あせた文字が君をみつめる。
嘆願しながら 君の美しい眼を見つめ、
悲しみと 愛の吐息で 君にささやきかける

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(えー、著作権とかいろいろあるので、ここではまちるだのヘボ訳を使いますた。読んでくださった皆様ありがとう)

さて、初めてこの歌を勉強したときは、若かったさ(笑)。
もっと言えば、ガキだったさ(爆)。
それでも自分なりに一生懸命勉強したんだけどね。

ハイネの詩って、難しいんである。
この詩の中で、最も解釈に困ったのは、「遠い国の恋人」という部分だった。

この恋人、どこにいるんだよ?遠い国だけじゃわからんですたい。
あとなんでこの人、遠距離恋愛するはめになったんだ?

このあたり、いくら考えてもわからなかった。図書館とかネットとかいろいろ調べたけど、この部分の解釈の役に立つものは見つけられなかった。
だが、そのときはそれを大したこととは思わなかった。
せいぜい、「まあ、遠くにいてなかなか会えないんでつのる思いを詩にしたかったんだろう。よくあることだよね」ぐらい?

ところが最近、何の気なしにぱらぱらと楽譜の解説を読んでいたら、この曲の解説のところで「糸杉は柩の上に置かれる」と書かれているところが目に留まり、ものすごく気になった。

・・・柩の上ですってよ。

そういえばこの詩の最初の2連、柩だの花だの埋めるだの墓だの、そんなんばっか。
この辺、10年前はあまり気にならなかった。だって小奇麗な言葉で書かれていたし、なにより作者はドイツ人だから、「君の愛が私を殺す」とか「俺の愛は死より強いんだ」とか、なんかすぐ死ぬ死ぬ言うのが好きなんだろうなって思ってた(すまんドイツ人の皆さん、完全に偏見ですwww)。

だが、言われてみれば一連目の、三つの単語がやけにひっかかる。
ミルテ。糸杉。薔薇。

Wiki先生にきいてみました。

「ミルテ」とは・・・
日本名はギンバイカ。花が結婚式などの飾りによく使われるので「祝いの木」ともいう。 

「糸杉」とは・・・
花言葉は死・哀悼・絶望。欧米では上記のキュパリッソスの逸話から、死や喪の象徴とされる。イエス・キリストが磔にされた十字架は、この木で作られたという伝説がある。ギリシア神話では、美少年キュパリッソスが姿を変えられたのがイトスギだとされる。

「薔薇」とは・・・
美の象徴とされているほか、ダンテの『神曲』天国篇にも天上に聖人や天使の集う純白の「天上の薔薇」として登場する。またカトリック教会は聖母マリアの雅称として「奇しきばらの花」(Rosa Mystica)と呼ぶようになる。

うーむ。
結婚式の飾りの花と柩の上に置かれる木と愛の花(または聖母の雅称・・・まあハイネはユダヤ系なのでこれはないか)。
そして恋人は遠くの国に行ってて、会えないんだよな。
そして作者は、なんか死ぬ死ぬ言ってる・・・いや言ってませんが、墓に入るとか言ってるから似たようなもんだろう(?)。

ここで、なんとなく。
この恋人、もう死んでるんじゃないか?(って、なんかホラーみたい?)
「遠い国」は、「天国」のことで、会いたくても会えないのではないか?

でもこうすると、なんか愛の情熱がこんなにすごいんだぜ的な美しい言葉の羅列だと思ってた詩が、突如明確な意味を持ち始める。
そんで、そうなると、始めから終わりまで、意味がつながるんだよね。抽象的だった韻文に、突如リアリティが出てくる。生々しい、生者と死者の距離感というか、そんな悲しさまで見えてくる。ううむ。こっちのほうが、それっぽいなあ。

・・・あ、でもそうなると、やっぱり「私が墓にいるとき・・・」とか書いているから、ハイネさん氏にたかったのかなあ。うーんやっぱドイツ人って・・・いやすみません、偏見です(笑)。

ともあれこの詩も、百年以上も読み継がれてるだけあって、一筋縄ではいかない詩です。この解釈だって、まったくあさっての方向かもしれん。
・・・まだまだ勉強ぢゃ!

まあ今日はこの辺で・・・
またこりもせずに落書きをする日をお楽しみに(笑)。


ちなみに、詩と、ちゃんとした対訳は、ここにあります↓
http://homepage2.nifty.com/182494/LiederhausUmegaoka/songs/S/Schumann/S1165.htm

まちぱの翻訳は意訳バリバリなので、詳しくはこういうサイトでね! 

サントリーホール、無事終了しました!

2013-09-15 21:29:12 | 音楽
ありがとうございました!


ただいま、ヘトヘトでございます。


今日はもう、ねます。。。


伴奏のタカハシマキコちゃん、ありがとうございました!


・・・えーと、あとでちゃんと報告します。


共演者、スタッフの皆様も、ありがとうございました!


心から感謝を申し上げます!


・・・では、、、、

またあとで。。。


・・・あ、ちなみに写真は開場前の会場(ややこしなw)を撮ったものです。
本番はお客様がちゃんといましたあ。。。(笑)。

ミミたんのこと・・・

2013-09-10 23:53:03 | 音楽
迫る9/15(日)の、サントリーホールブルーローズでのコンサートのリハーサルを行いました。
細かい部分を詰めて詰めて、あとは本番を待つばかり!
皆様が楽しんでくださるにはどうすればいいのか、一生懸命伴奏のお姉さんと稽古しました!

プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」といえば、名作の中の一つ、
日本でも相当有名だとおもいます。

あらすじとかは、こーゆうとこ で、確認お願いします☆


数々の名歌手が歌ったオペラ「ラ・ボエーム」。その中のヒロイン、ミミちゃん。
で、そのミミたんのアリアを一曲、私ことまちるだが歌います☆

このミミたん、ちょっと変わったヒロインです。
男の人には、「純粋で可憐でかわいい女の子(^^)」に見えるらしいが、女性からは、大概評判が悪い。
まあ女は、大体他の女性に対して(とくにもてる女性に対して)いいこと言わないものでありますが(笑)、ちょっといろんな人(多分作者は女性)のブログ見ただけでも、「カマトト女」「計算高い」「ちゃっかり金持ちの子爵の息子の愛人になってる」「ミミっていったい何考えてるんでしょう?貧乏でも一緒にいるのが本当の愛情なのではないのか?」などという言葉がヒットする。

・・・まあ、でもね、私はね、ミミたんはカマトトでも計算女でもなくて、ずばり「天然女」だと思うのです。

「天然」

自分がやったことをあんま深く考えない、これが彼女の本質なんだと思うのです。
それゆえ世間の男性にはなにやらぽやあっとした彼女が、純粋な天使ちゃんに見えてしまうんだと思うのです。

最初のアリアが「あたしって夢見る少女なの」アピール激しい歌ではあるが、彼女は本当にあんま深く考えず、そんな風にふわふわ生きていたので、そう答えるしかなかったんでしょう。

次にちゃっかり子爵の息子の愛人になっちゃってる説ですが、実は当時の貧しい(底辺層の)女の人が、生活の為にパトロンを持つのは、普通のことだったんですって。なのでここでもミミ子ちゃんは、あんま深く考えずに(「みんなやってるし♪」って)、愛人ビジネス(w)をしていたんでしょう。
もちろん罪の意識はありません。愛はロドルフォ(恋人)だけのものです。
だから愛人業やってても浮気じゃないんです。お仕事なんです!
・・・はい。普通に修羅場になる状況ですね。
でもミミ子ちゃんは「ロドルフォ一筋」なんですよ。お仕事と愛はちがうんです。それが天然なんです。
(・・・あーなんか書いててドロドロしてきたw)

・・・え、私?・・・いや、好きですよ?ミミ子ちゃん。・・・好きでないと歌えませんから!
・・・ほんとは嫌いなんだろ?って?・・・いやいやいやい、ほんと、好きだから!
天然結構じゃないですか!魚だって天然のほうが、市場でも高値が付くんですよ
本番では「ミミ子☆ザ・天然」をイメージして歌います!お楽しみみ!(^0^)/

で、曲の内容は「さようなら、お互いに恨みっこなしで別れましょうね。」ちう歌です。
(・・・あれ?

他にももう一曲、あの有名なオペラ「トゥーランドット」の中の一曲を歌います。
リウという、奴隷の少女の役で・・・これまたすごいシーンの歌ですが、この話はまたの機会に・・・(こっちの方がドロドロしてて面白いけど、長くなるので・・・)

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ぜひおいでください!

☆第57回TIAA全日本クラシック音楽コンサート☆

●場所:サントリーホールブルーローズ(小ホール)
●日時:2013年9月15日(日)、開演 13:00(開場 12:30)
●料金:全席自由 前売4,000円 当日4,500円

◆◇プログラム◇◆

☆13:00~14:10 の組
☆14:20~15:10 の組 (←この組の、最後らへんにでてきます)
☆15:20~16:20 の組


~マチルダの歌う歌~
「貴方の愛の呼ぶ声に」・・・オペラ「ラ・ボエーム」より
(ほんわか天然少女ミミちゃん、彼氏に別れを切り出す!の歌)
「氷のような姫君の心も・・・」・・・オペラ「トゥーランドット」より
(ドロドロ奴隷少女リウ、自ら血を見る事でドロドロな愛を告白!の歌)

・・・あ、言い忘れてましたが、今回はクラシックです。
前衛はありませんので(笑

是非おいで下さい!心からおまちしております!!

告!☆第57回TIAA全日本クラシック音楽コンサート☆

2013-08-21 16:41:35 | 音楽

さてさて。前回告ったコンサートの詳細が決まりました!
9月の最初の連休は、ぜひぜひサントリーホール(小)へお越し下さいませ!

※このコンサートはけっこう長丁場で、全3部あわせて4時間近くになります(!)
こってりたっぷり、聴き応えがありますYO!

☆第57回TIAA全日本クラシック音楽コンサート☆

●場所:サントリーホールブルーローズ(小ホール)
●日時:2013年9月15日(日)、開演 13:00(開場 12:30)
●料金:全席自由 前売4,000円 当日4,500円

◆◇プログラム◇◆

☆13:00~14:10

◆近藤彩音(マルチパーカッション)
 宮本愛子/デュアリテ
◆Quatuor Rose(サクソフォーン四重奏)
 小川公恵(S)、宮凬愛理(A)、北原綾菜(T)、三浦玲太(B)
 グラズノフ/サクソフォーン四重奏曲
◆クオーレ(ファゴット四重奏)日比野希美(1st)、佐藤さい子(2nd)、古川真帆(3rd)、丸山佳織(4th)
 J.S.バッハ(中川良平編曲)/無伴奏チェロ組曲第3番よりプレリュード サラバンド ブーレ ジーグ
◆Lapin Saxophone Duo(サクソフォーン二重奏)前田佳澄(ソプラノサクソフォーン)、関根有希(テナーサクソフォーン)、遠藤圭子(ピアノ)
 長生淳/天頂の恋
◆アンサンブルSoft(ピアノ三重奏)横山彩音(フルート)、常泉礼里(オーボエ)、泉谷駿介(ピアノ)
 I.モシュレス/フルート、オーボエとオーケストラのためのコンチェルタンテ

<休憩>

☆14:20~15:10

◆在原由夏(マルチパーカッション)
 北爪道夫/サイド・バイ・サイド
◆佐久間章仁(フルート)
 ベーム/グランドポロネーズ
◆大野美穂(トランペット)
 V.ブラント/演奏会用小品第2番 変ホ長調
◆堀真理子(ソプラノ)
 トスティ/祈り
 プッチーニ/「ラ・ボエーム」より “私の名はミミ”
◆森恭子(ソプラノ)
 プッチーニ/「ラ・ボエーム」より “あなたの愛の呼ぶ声に”
 プッチーニ/「トゥーランドット」より “氷のような姫君の心も”

<休憩>

☆15:20~16:20

◆猪股剛志(ヴァイオリン)
 ナタン・ミルシティン/パガニーニアーナ
◆須永萌子(ピアノ)
 ショパン/スケルツォ 2番
◆白石絵理(ピアノ)
 エンリケ・グラナドス/演奏会用アレグロ
◆葛岡彩花(ピアノ)
 ショパン/バラード 第3番 変イ長調 作品47
◆山木田真紀(ピアノ)
 J.S.バッハ/半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
◆原由美子(ピアノ)
 ショパン/バラード 第3番

・・・とまあ、見てのとおり、いっぱーい、でます。
ちなみに歌の人は私含めて2人しかいません。私のすぐ前の人が「ラ・ボエーム」のミミの最初のアリアを歌い、続く私が2つ目のアリアを歌う、という風に、なんかまとまりのある流れになってます。よかった。・・・しかし!
なんだかピアノがすごいことになってます。なんと、曲目がかぶってます(バラ3が2人もいるぞ!正気か?)。
・・・これ、曲を提出されたときに事務所と出演者間で話し合いとかしなかったんか?
まあ、うっすらコンクールみたいな感じになってるみたいなんで(つか去年ここで賞、もろたけどw)、こうゆうこともありなのかなあ、とも思うが。。。聴く人にとってはどうなんだろ?同じ曲の聴き比べも、案外面白いのかなあ。

というわけで、まちぱ君もコンサートに向けて、今や特訓の真っ最中。ぜひ聴きにきてくだされ!

…あ、まだ伴奏者決まってなかったりして
(笑…って、笑えんわー!)。

\(^o^)/

9/15 、サントリーホール

2013-08-10 00:02:15 | 音楽
・・・の、ブルーローズに出演します。
小ホールの方です。
あのパイプオルガンのあるかっちょえぇ方ではありません。
でもまあ、品がいいし、響きも悪くない、歌いやすいホールです。
ちなみにそのかっちょええ方より、ちょっとだけ入り口に近いので、
入りやすいのがいいところです(笑)。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎2013年9月15日(日) 
◎12:30開場、13:00開演
(出演時刻未定)
◎サントリーホールブルーローズ(小ホール)
◎全席自由 \ 4000円
◎おいらの演奏曲目(予定)
・donde lieta uschi...
(オペラ「ラ・ボエーム」より、ミミのアリア「あなたの愛の呼ぶ声に」)
・Tu che di gel sei cinta...
(オペラ「トゥーランドット」より、リゥのアリア「氷のような姫君の心も」)

※このコンサートはえらい長丁場なので、出演者に合わせて
ご来場時間をしぼったほうが身のためです(笑)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・・・はい。去年もおんなじコンサートに出ました。

去年の演目は、verdiのオペラ「運命の力」より

レオノーラのアリア「神よ平和を与えたまえ」でした。

今年は上記の曲目です。


今回はガチで行きます。


やるからには、てっぺん獲るんで!!


・・・・って。実は伴奏者もまだ決まってなかったりして(うをー)


ま、しかし、、、

がんばります




☆よ ろ し く お ね が い し ま す ☆




詳細分かり次第、また詳しくアップします!

人間の声の栄光(????)

2013-05-18 00:53:04 | 音楽
「人間の声の栄光(????)」
これ、れっきとしたアルバム名である(?まで含むw)。

とりあえず、お聞きください。



もう、、、説明不要www
はい。一部で有名な、フローレンス・フォスター・ジェンキンスさんです。
まあツッコミどころ満載であるが・・・そのツッコミはみんなニコ動のコメントがやってくれてるんで、もういいでしょう(笑)。

ちなみになんで急にこれかっつうと、こないだハイケ先生の家でいっしょにゴハンしてたとき、偶然先生がこの曲を流して、それがあまりにインパクト大きかったもんでwww

なんとこれ、ジェンキンスさんがカーネギーホールでリサイタルやったときのもので、チケットは発売後すぐに売り切れたらしい。

いやあ、勇気あるよな。よくこれで人前で歌えるもんだぜしかもカーネギー!金持ちとは聞いてたが、これが金の力なのか。。。

が、一部に「カーネギーを大入満員にできるんなら、金銭以外にもなんか理由があるはずだ」との意見があったので、気になってちょっと調べてみた。

(参考)「フローレンス・フォスター・ジェンキンス」

・・・えっと。なんか凄い人です。
wikiによると、「ジェンキンスは音程とリズムに関する感性がほとんどなく、極めて限られた声域しか持たず、一音たりとも持続的に発声できないこと、伴奏者が彼女の歌うテンポの変化と拍節の間違いを補って追随しているのがわかる。」

・・・つまり、このアリア、本人が最高音のFが出てないことに「気づいてない」という可能性もあるわけか。。。すげえな。

「にもかかわらず、彼女はその型破りな歌いぶりで大変な人気を博した。(略)音楽批評家たちは、しばしば彼女の歌唱を皮肉まじりに説明し、それがかえって大衆の好奇心を煽る結果となった。」

とにかくすごい人気だったことは確かみたいで、演奏会のチケットは売り切れ続出で、しかも客からはもっと頻繁に演奏会をやってほしいというリクエストがあったらしい。。。

あと、衣装が凄かったらしく、「時には翼のついた金ぴか衣装をまとって現れた。そして『カーネーション』を歌うときには扇をはためかせ、髪に挿した大量の花を見せびらかしながら聴衆に花を投げたものである。」

・・・なんつうか、歌い手というよりある種のイロモノ芸、要はこの人、演奏家というより現代でいうところの芸人みたいな方だったようですね。
ただ、本人は決してそうは思っていなかったらしい。

「音楽的才能が全くなかったにもかかわらず、フローレンスは自分が偉大な音楽家だと固く信じていた。(略)自分の演奏中にしばしば聴衆が笑い出すのを、ライバルが職業的な競争心からやらせているのだと思い込んだ。」
だそうです。うへえ。

・・・まてよ。これって、すごいことじゃないか?
一体、自分自身をここまで信じきれる人間って、そんなにいるだろうか?
・・・まあ自分が音痴であることに気づかなかったという絶対的強み(?)はあるにせよ、自分の演奏中にあからさまに笑われて、それをライバルの嫌がらせだと信じ切るとはなんたる自信であろうか?そしてそのようなことがあってもなお、堂々と歌い続けられる鉄面皮とは、いかなる厚さの皮なのであろうか?

そこで私は一つの結論に辿り着いた。

この人、ひょっとして、天才だったんじゃね?・・・
そうだ。ひょっとしなくても、天才なんだ。。。ある種の。

すげえなあ。これの1%でも度胸を持っていれば、どこにいっても堂々と歌えそうだなあ。
ええ。オペラ芸人と呼ばれたこともあるまちるだ。これぐらいの度胸がなければ人前で大口あけて歌いながらお笑いなんてできません!!
おいらも、いやおいらだって、やってやる!
世の中には「やったもん勝ち」という言葉だってあるもんね!

というわけで、この演奏が(きわめて特殊な意味で)音楽史に残っている理由が、なんとなくわかった、まちるだです。良い勉強になりました。