思わず吹き出しそうになった話。

前日、メーカーキャンペーンの内情を暴露？するような内容（無料スイング診断の罠！で）を書いたばかりのその朝。一番にご来店頂いた市内の“Ｍ”様に出来上がったカスタムオーダー品のアイアンをお試し頂きながらライ角や打点等を入念にチェックして、スイングに関しても少しレクチャーしていた時の事、某メーカーのセールス氏がご来店。(^-^)/

“Ｍ”様をお見送りして、「お待たせしました。何か変わった事ある？」（これはメーカーさんに対するフィッターの口癖）と切り出したら、いきなりセールス氏「いつも当社の○○○○をご販売頂きありがとうございます。」と来た。「そんなに売っていないけど・・」と思いながらも口には出さずに聞いていると・・。ヽ(^。^)ノアレアレー?

「どうすればもっと売りやすくなるでしょうか？」と訊かれ、フィッターは「御社の○○○○は良いヘッドだと思っているけど、シャフトが少々軽いんだよね。もう少し重量のあるシャフトが選べればもっと多くのお客様にお薦め出来ると思うんだけど」等と一生懸命真面目に答えた。(゜_゜)(。_。)ウンウン

「そうですか」とメモを取りながら・・（ここは実に感心で、大いに気に入ったフィッター）、その次に出た言葉が「実は少しでも拡販のお役に立てればと考えまして、年末までの販売数に応じてリベートを出させて頂く事になりました。弊社の商品でも、ご希望なら商品券でも結構です。是非この機会にご利用頂きましてご拡販をお願い致します。ｍ(__)ｍ」と来た。

思わず「お前もかあ～」と吹き出しそうになるのをグッとこらえて、「ありがとうございます。よろしくお願いします。」と一生懸命に平然を装いながら見送ったフィッター。（^o^;アセアセ・・

フィッターに取っては別にありがたくもない話で、商品券は要らんから、もっと通り一遍の試打クラブ供給じゃなくて、重量別の試打クラブ供給とか商品精度を上げるなど技術的な支援して欲しいと切望しているのだが、これがゴルフ業界の実態なのであろうとため息を付くことしきり。ふーーーーーーーーーーっ