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And This Is Not Elf Land

JERSEY BOYS 2012 winter: その① アクシデント!!



久々に、熱く語りまくりましょう!!(笑


約8カ月ぶりに観たJERSEY BOYS…
28日(土:夜)、29日(日)と2回続けて観ました。

結論から言うと、フランキー役のジャロッド・スペクターが凄いの!

この8ヶ月の間にご覧になった、はるさま、heatherさま、どちらもジャロッドの演技力を褒めていらっしゃいましたので、私も「年数がたつにつれて、進歩してきているのだろう~」ぐらいに考えていたのですが…なんと、久しぶりに見てみると、私の想像をはるかに超えた素晴らしさでした。

今のジャロッドは、演じるのが面白くって仕方がない…みたいな感じですかね。これについては、あらためて、書きまくりますよ(笑)

それよりも、大事件があったんですよ!

とにかく、土曜の夜のジャロッドのパフォーマンスがあまりに素晴らしかったので、私は(こちらの時間で)今日、日曜のショーも観ることにしたのです。

ところが、今日のショーで、前代未聞のアクシデントが起きたのです!

一方、私のほうも、今日のショーについては、前例のないことをしているんですわ(なんか、回りくどく話を進めようとしているようです…)

まず、土曜の夜に、ジャロッドに「明日も出るの?だったら、私は2日続けてみるわ」とズケズケと訊いたんです。何せ…自称「ヤマトナデシコ」なワタクシ…役者さんに、単刀直入に「登板日」を尋ねるというのは…「図々しいやつだ」と思われやしないかと思ったりなんかして…したことがないのです。

でも、あまりにも土曜のジャロッドは素晴らしくて!!!!「限られた滞在期間で、絶対にもう一度観るんだ!!!」という、私の願いのほうが勝りました。「相手にどう思われたっていいや!」という、そこまでの気持ちになったってことですよ。幸いに、ジャロッドは「出るよ」と快く返事をしてくれました(「快い返事」の理由は、実は他にもあった…徐々に書きますね~)

今は、JBのチケットは以前ほど取りにくくはなく、日曜でも当日の朝ボックスオフィスに行っても、大丈夫なはずです。特に、オフシーズンですしね~なので、午前10時半に劇場ボックスオフィスに行ったんですが…あらら~まだ、閉まっているんですよね…あれ、何時に開くの?(調べてないらしい)まぁ、いいけど~私としては、夕方から予定があって、その準備がしたいし…開演前に、何度も劇場に来るのは時間がもったいない…ってことで、「時間を無駄にしない」を最優先に(プラスお財布も助かる…笑)11時に開くTKTSで並ぶことにしました。見切れ席しかないだろうけど…ま、いいか~…と、わたくし、JB始まって以来、初めてディスカウント・プライスでチケットを買ったのです。75ドルでv列でした。少し上が切れましたけど、左右はきれいに見えました。


つまり、JB熱始まって以来
①出演者に、出る日かどうか訊いた。
②半額でチケットを買った。

という、前例のないことを二つも「やっちゃった」のです。


~~~ここまでは、前置きです~~~


そしたら、ジャロッド君にも、「1300回のパフォーマンスの中で、前例のない事故」が起きたのでした!

一幕が始まって20分過ぎぐらいです。怪しげな宝石商に車を持っていかれてしまったフランキーが、トミーに助けを求めに行くシーンです。向かって、左側の階段を降りながら「だって、車に死体があるんだぜ」というセリフの時に、少し体がぐらついた感じがしましたが、でも、ちょっとバランスを崩しただけのような印象でもありました。そのときな、そんなに「特別なこと」とは思えませんでした。でも、そのあと、少し足を引きずっていて…で、トミーに「帰って、嫁さんを可愛がってやりな!」と言われて、舞台化が去るとき、明らかに、足を痛そうに引きずっていました。なので、私も「んんん~、この後のダンスシーンは大丈夫なのかな?」と思ったんですが

次の、クラブで、ジップ・デカルロに歌を歌うシーンになっても、ジャロッドは登場せず、トミー役のアンディ・カールが、機転を利かせて、ちょっと間を持たせたりしていましたが、ほどなく「出演者負傷のため、ショーを一時中断します」というアナウンスが入りました。

はぁ~~~~!
でも、大丈夫なんだろうか?

私は、もうガックリでございました!日曜なので、観光客率も高く、周囲のお客さんは、このまま続けるのかどうか、という点のほうが気がかりなようでした(ま、そうだろうね)

20分ほどして、再びアナウンスが入り「フランキー役は、テイラー・スターンバーグにかわります」ということで、ジップと引きあわされるシーンから再び始りました。テーラーは、最初のナショナル・ツアーから参加している人で、経験は長いです。ジョーイやラッパーなど、どんな役でもできる、カンパニーには非常に貴重な人です。普段は「待機メンバー」の一人です。

私は、彼のフランキーは初めてでしたが(アンサンブルとしては、何度か観ている)確かに、パフォーマーとしては器用な人でした。ダンスも上手い。しかし、致命的に歌が↓…急な登板で、ウォーミングアップが十分でなかったということを差し引いても、あの歌唱で、「ジャロッドの代わりだと思え」と言われても、酷ってもんですよ。演技だって、昨夜のジャロッドの渾身の演技とは比べようもない…でも、その分、他のメンバーが非常に彼を引きたてていて、プロならではの素晴らしいチームワークを見せつけてくれました。もちろん、観客も、いつものように盛り上がりました。

しかし、やっぱ、テイラー・スターンバーグは、フランキーとしては「B級」だと思いました。(すいません)ま、ジューク・ボックス・ミュージカルだしね~多くを望まなければ、彼のフォーマンスだって、一定水準を十分にクリアしていると思いますが、私がJBファンになるきっかけになったジョン・ロイド・ヤング、コーリー・グラント、そしてジャロッド・スペクターに比肩するとは思えませんでした。フランキー役の役者たちも、こうやって、少しずつ「二分化」していくんだろうか…なんて、チラッと思った。


その後、ジャロッドが、自身のFBで「足を捻った」「心配させてゴメンナサイ」と言っていました。「捻っただけ」とは言っても、そんなに直ぐには完治しないでしょうが、とりあえず、月単位で休むようなことでなければいいのですが。

で、私が「明日も来るね」なんて、余計なことを言ったので、ジャロッド君が緊張したのだろうか?とか(←ここは、笑うところです)はたまた、半額でチケットを買ったんで、罰があたったのか?~とか、プレミアムを買っていたら、後悔していただろうな~とか(セコイ)そのあとも、いろいろと複雑な思いに襲われていたわけですが、ジャロッドが明かしたところによると、今日は、ご両親が約一年ぶりに観に来ておられたんだそうですよ。な~んだ、「出て当然」の日だったのか!で、ご両親が来られたので、ちょっと緊張していたのかもね…私のせいで、緊張したンじゃないのね…と、なぜか安堵いたしました(←ここは、再び笑うところです…爆)

【追記】そういえば、ショー中断のアナウンスは入ってまもなく、前のほうの座席に座っていた身なりの良い中年の男女が、深刻な表情で出口に向かって行かれました。「着席のままお待ちください」と、繰り返しアナウンスされてたのですが…そして、ショーが再開されても、戻ってこられませんでした。「んん~誰?」と一瞬思ったんだけど、今思えば、あれはお父さんのお母さんだったのですね。ご両親なら、負傷した息子のところに真っ先に駆けつけるでしょうからね…

で、私のほうは、帰りに、劇場の係員の人(顔を覚えられている)に「ジャロッドは大丈夫?」と尋ねると「大丈夫だよ」と言ってまして、それよりも「あなたはもう20回以上観てるんだよね~25回ぐらいだっけ?日本から来てるんでしょ?凄いね」なんて、私の「観劇回数」のほうに関心があるようでした。

ま、それだけ、ジャロッドは深刻な状態じゃないんだ…ってことで、安心していいのでしょうかね(笑)そうであるように、願っていますよ!

この件に関しては、以上!
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