あの人がもしあんなことをしたら、長くて深かった付き合いをやめよう。そう決めていた。
昨日、あの人からあんなことが起こってしまったと告白があった。
しかも「これも祖先から受け継いだものかも知れない」などとおっしゃる。
情けなかった。
辛かった。
あんなことが起こったら訣別するつもりだった、と告げた。
他人の人生を巻き込む決断をしなければならない。
だから慎重に、とも思うし、決意を曲げてもいけないとも思う。
あんなことしやがって!
怒りしかない。
昨日、あの人からあんなことが起こってしまったと告白があった。
しかも「これも祖先から受け継いだものかも知れない」などとおっしゃる。
情けなかった。
辛かった。
あんなことが起こったら訣別するつもりだった、と告げた。
他人の人生を巻き込む決断をしなければならない。
だから慎重に、とも思うし、決意を曲げてもいけないとも思う。
あんなことしやがって!
怒りしかない。
昼下がり、東京の下町辺りを走るある電車の中。
赤ちゃんをだっこした30くらいのお母さん、その隣には細くて小さいお婆さんが座っていた。
愛想を振り撒く赤ちゃんに隣のお婆さんが反応して、いないいないばーをしたり、口を尖らせ相手をしている。電車内ではよく見る風景だ。
お婆さんがお母さんに「なんヶ月?」と話し掛け、お母さんも機嫌良く「3ヶ月過ぎて、やっと首が座ったんですぅ」と答える。
で、お婆さんが「そうなの~、可愛いわねぇ~」と赤ちゃんのほっぺを指で撫でた次の瞬間!
「さわんなよババア!」
周りの空気が一瞬にして凍りついた。
驚愕!を絵に描いたようなお婆さんの顔。一瞬だけど心臓が止まったに違いない。
「…ダメよ○○○ちゃん、おばあちゃんのこと触っちゃぁ~、ねぇ~」
フォローにならないフォローをしながら引き攣った顔のお母さん。
瞬間的に本心が口をついて出ちゃったんですね。
あるよね、あるある。そんなこと。
次の駅で赤ちゃんを抱えたお母さんが降りていったけど、多分目的の駅じゃなかったんだろうなぁ。
赤ちゃんをだっこした30くらいのお母さん、その隣には細くて小さいお婆さんが座っていた。
愛想を振り撒く赤ちゃんに隣のお婆さんが反応して、いないいないばーをしたり、口を尖らせ相手をしている。電車内ではよく見る風景だ。
お婆さんがお母さんに「なんヶ月?」と話し掛け、お母さんも機嫌良く「3ヶ月過ぎて、やっと首が座ったんですぅ」と答える。
で、お婆さんが「そうなの~、可愛いわねぇ~」と赤ちゃんのほっぺを指で撫でた次の瞬間!
「さわんなよババア!」
周りの空気が一瞬にして凍りついた。
驚愕!を絵に描いたようなお婆さんの顔。一瞬だけど心臓が止まったに違いない。
「…ダメよ○○○ちゃん、おばあちゃんのこと触っちゃぁ~、ねぇ~」
フォローにならないフォローをしながら引き攣った顔のお母さん。
瞬間的に本心が口をついて出ちゃったんですね。
あるよね、あるある。そんなこと。
次の駅で赤ちゃんを抱えたお母さんが降りていったけど、多分目的の駅じゃなかったんだろうなぁ。