もう駄目かもしれない

あれから１０か月近く・・・
そんなに経つのか。

時間が経つのは早い。
僕も今年４０になる。
一人になった。

やけになって自暴自棄な生活を送った。
体調が悪くなったのは、半年前。
僕は病気にかかっていた。

命が惜しかったんじゃない。
どうでもよかった。
死んだって惜しい命じゃない。
どうせ一人だ。
検査入院を繰り返したが、オトコとできないのが一番つらかった。
そして、あの、クスリ。
欲しくて、欲しくて、欲しくて。

僕は薬物中毒になっていた。
強制入院させられて・・・
苦しくて、苦しくて、苦しくて。
ある日、担当のカウンセラーに全部ぶちまけた。

セックス依存症。
そうは言われなかったけど、自分でわかっていた。
そうさ、依存してたんだ。
ほら、それが証拠に今だって欲しくて堪らないんだ。
でも・・・

もう、できないんだ。
念のためと言われて受けた検査。
陽性。
そう、告げられて。

さすがに病原菌撒き散らすほど無責任じゃないさ。
今まで関係した奴らには、検査するように勧めた。
去っていった奴もいた。
でも、僕に責める資格はない。
全ては自己責任。

それでも、不安定になり、暴れた。
薬物治療を受けながら、時に入院させられたり。
当然、マトモに働ける訳がない。

ひとり、またひとり、僕から人が離れていく。
僕にそれを止めることはできない。
ただ、受け入れるしか、できない。

体調が悪い。
今度の入院で二度と出てこれないかもしれない。
これを書くのも最後になるのかもしれない。
それとも、またいつか、書ける日がくるのだろうか。

今まで僕にかかわってくれたみんな。
ブログを読んでくれた方々。
ありがとう。
お礼を言わせてください。

昔はアクセス数を気にしたりしたけど、もう、確認することもできないだろう。
最後の覚悟を決めよう。

僕が犯された病気、ＨＩＶ。
それによる精神不安定。

僕は途方に暮れる。
そして身を委ねる。
もう、終わりにしたいんだ。
何もかも、終わりにしたいんだ。

妻とＬさんが昔、不倫してたこと。
子供の親がＬさんだったこと。
それがわかって自暴自棄になって、Ｍさんの仕掛けた罠に自分から嵌まっていったこと。

今となってはどうでもいいことだ。
僕には何もない。
何も。

できることなら、最後に、深い森へ行きたい。
誰の目につかないところで、身を横たえて、そのまま大地に融けていきたい。

月曜日、入院します。
また、もし会えたら、今度はきちんと生きたい。
全てをあいまいなまま宙ぶらりんにするんじゃなくて。
leave the things up in the air
じゃいけないんだ。
もし、戻ってこれたら。
make up my mind
覚悟を決めて生きていこう。

神様、もう一度、チャンスをください。
おねがいします、もう一度だけ。

今の状況

簡単に今の状況を説明すると、
Lさんとは肉体関係を持ってしまった。
ほとんど僕が彼をむりやり犯したようなもんだけど。
なぜなら、Lさんと妻の関係がわかってしまったから。
最終的に馬乗りになった僕のケツのなかで果てたんだから
Lさんだってバイだろう。

Mさんの薬はもうやめられない。
僕は誰とでもセックスしてしまえるようになってしまった。
どうでもいいんだ。
あの、薬さえ手に入れば元気でいられる。
キモささえ感じるやつらに犯されても平気。
堕ちれば落ちるほど自分にお似合いだと思う。

言うこときかない新人、夏の乱交パーティーに参加してたやつだった。
こっちは忘れていたけれど。
今じゃ、職場で呼び出されては犯されている。

なんだか体調がよくない・・・。
微熱っぽいっていうか。
これからどうなるのかな・・・
どうでもいいや。

言うこと聞かない新人

Lさんと組んで、研修が始まった。

最近の新人は、なんていうと老人みたいだけれど、それでも言われてもらうと、個人個人の落差が大きいと思う。
一生懸命な奴は必死でついてこようとするけれど、そうでない奴はとことんやる気なさげな感じ。
こっちもイラっとするような奴もいて。

僕ははっきり言ってしまうほうなので、言うこときかない新人への直接指導をやらせられるようになってしまった。

今日話をした奴が、また一苦労だった。

どうも研修中寝まくっている、とのことで、僕もつい荒くなる。
でも、自分自身も社会に出たてのころは苦労したから、
こんこんと説明する。

学生気分ぬけないって言われてしまうこと、
給料もらって研修していることを忘れるな、
自分自身が何をしたいか意識しろ、
などなど・・・。

なかなか響かない奴で、反応が薄い。
困ったな・・。

ひとでなし

僕は欲望に負けた人間。

Mさんに進められて、カプセル欲しさにセックスをした。

「オレも同伴するから、さ」
Mさんは言った。

Mさんと、僕と、相手の人で３P。
僕はこのシチュエーションに酔って乱れまくる。
調子に乗ってMさんは、過激なことをしかけてくる。
まるでセックスショーみたいだ。
相手の人も喜んでいた・・。

「カプセルは、次回、やるから」
Mさんにそう言われた。

その次回。また別の人を交えて３P。
帰り道、Mさんはカプセルを１０錠くれた。
「な、やってよかったろ？」
・・・。
「キモチイイことして、欲しいもの手に入って、いいことずくめじゃん。」
・・・。

３回目。また別の人を交えて３P。
感じまくって相手の人に喜ばれる。
カプセルを１０錠。

だんだん罪悪感も感じなくなってくるのだろうか。

でも仕事のはかどり具合がぜんぜん違う。
カプセルは欲しい。

僕はひとでなしだ。

１０月

Mさんにカプセルについて訊いた。
「なんだっていいじゃないの」

「それ飲めばいいことあるんでしょ。それだったら中身が何か、なんて気にする必要ないんじゃないの？」
まあ、そうかも知れないけれど、Lが心配するんだよ。
「彼は何て？」
いや、飲まないほうがって言うだけで。
「そう。まさるはそれで、飲みたくないの？」
いや、飲みたいけど・・・。
「ならいいじゃん。結構高いんだぜ、あれ。」
ごめん、ただでもらって。
「もっと欲しい？」
あ、ああ。
「いい方法あるけど？」
何？
「まさる、セックス好きだよね？」
・・・。
「こないだの貸し別荘に行ったときの、すごかったよねぇ・」
・・・。
「また、やってみない？」
え・・・。
「あんときの連中がまたまさるを廻したいってうるさくてさ。」
・・・。
「金、もらえるかもよ？」
・・どういう意味？
「そいつら相手に金儲け、できるよって意味。」
ば、売春みたいじゃないか。
「そうとも言うかなぁ。でもまさるはセックスがしたいんでしょう？現に今日だってオレにさんざんケツ掘られて喜んでんじゃん。相手もまさるとやりたがってるんだぜ。言ってるよ、金払ってでもまたやりたいって。需要と供給が成り立つんじゃないの？」
でも・・・。
「まあ、考えてみてよ。金が入ればもっとカプセルも飲めると思うよ。ここ一番てときじゃなくても。決めるのはまさるだかんね。」

・・・・。
結局何もわからなかった。