MASA的ナチュラル

ありのままをモットーに、自然と仲良く、何にでも挑戦するパワーを忘れない、そんな親父のメモリーです。

シンポジウム

2017年02月20日 | 自然保全活動

土・日連続で自然関係のシンポジウムです

環境省が昨年「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの全国リレーフォーラムを実施、それに参加したのがきっかけです

このプロジェクトの実証地域として指定されたことから、今年は市が主催者となり市民公開シンポジウム「自然のチカラ×地域デザイン」を開催しました。13:30~17:40の長丁場  途中休憩1回10分

パネラーが9人もいてそれぞれの立場から色々な話をしてましたが、同感したのは、NPOの代表者が言った赤提灯での人付き合いが基本ということかな  

パネラーには政策銀行や地元企業がおり、自然保全と事業を融合させ調和させるような話が多くなっていたように思います。たしかに、ボランティアだけでは自然環境保全を進めるのは困難でしょうが

地元有名事業者が共同で、山に太陽光発電設備を作り、電力は電力会社に売電するのではなく地元企業に送電して貢献しているとか、荒れた山林を開拓してアドベンチャー施設を作り自然の中で冒険を楽しめる開発をしたなど、自然との融和を自慢してましたが、太陽光発電設備を作るには多くの木を伐採し設備を運ぶための道路を開拓。アドベンチャー施設も同様な事をやっているわけですから、自然との調和や融和と言いながら、相当の自然を破壊している事に対する認識の薄さを感じました。

確かに里山は人間が関与する事が不可欠ですが、開発する事と関与する事は全く違います。もっと自然に敬意を払うべきでしょう。

人の生活を守る為や豊かになる為という理由で色々な人造物を作ってきました。勿論その全てを否定するわけではありませんが、この人造物によって大きく自然の営みが阻害され、結果、人間に負の影響を与える事になっている現象は全国的にたくさんの例があります。

翌日の日曜日は、県立博物館で行われた自然環境シンポジウム「生物多様性に支えられる私たちの暮らし」と言うテーマ

土曜日のシンポジウムより分かりやすく納得  こっちの方が本当の自然シンポジウムかな 13:00~16:15

環境省が説明している3つのレベルの多様性

1 生態系の多様性  2 種の多様性  3 遺伝子の多様性

と言う行政の分かりにくい説明がありますが、東京大学生産技術研究所の博士や県水産技術センターの研究員が、このことを実例を示してわかりやすく説明してくれました

昨年も同じ場所で生物多様性のシンポジウムがあったのですが、その時のテーマは「このままで良いのか外来生物」

2日間は 疲れた


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