中央に一軒だけ佇む姿
東北関東大震災直後の1枚…
場所は 仙台市七里ヶ浜町との事です
雅美の直接の知り合いではありませんが 送って頂きました
未だ悲惨を極めた被災地の現状と たたみ掛ける様なトラブル…
其の中 やっと復興への一筋の光が見え出した観を呈する報道も・・・
3月下旬… 関東で漸く日中は温かな陽射しを受け 厚手の上着を脱いで仕事する中…
朝晩の冷え込みは まだまだ堪えます
被災地の皆様には殊更に
今はただ耐え抜いて頂くしかと・・・
上記のフォトで言えば
お父様が1人で住んでらしたんですが 御身体無事で 今は新潟の御家族の元にいるそ~です
しかし 凄い・・・
日本人の多くが 初めて恐怖を覚えた「津波」の威力…
事もなげに 都市を押し流していく非情な力の前で
ほぼ原形を留めて御自宅が残ってるとは・・・
また別の方では…
同じく港付近にお住まいの御自宅が
多くの倒壊・瓦礫の中 床上浸水のみで免れましたとの報告を受けたり
御自身も被災者であるにも関わらず
トキには横たわる御遺体を跨いでは… トキには瓦礫を乗り越えては 知人・友人方の安否を確認する中
数千人単位で 全員無事でしたとの御報告を…
ある親子(母・息子)に於いては
大震災直後 お母様は直ぐ様 高台への避難に動かれる中…
息子さんは何を考えてたのか 「オレはココに残る」とお母様の忠告も聞かず
自宅で「津波」の様子をケータイで撮ってたそ~です・・・
で、結局は
迫り来る経験した事も無い大津波を前にして 恐怖した息子さんは 急ぎ避難を
しかし 津波の猛威は凄まじく
あっという間に水かさを増していく
2Fへと駆け上がり 窓の外を見ると
な、なんと… 流された漁船が横付けされてた!! うそぉ~~
急ぎ飛び乗ると
次々と漁船が流れて来ており
濁流の中で 不思議にもその漁船が数珠繋ぎとなり 飛び移り続け…
最後 無事避難所にて 先に避難されてたお母様とお会いしたそ~です
これこそ平成に現れた 源義経の八艘飛び
源 義経 壇ノ浦の戦い (ウィキペディア) ゆ~てる場合かっ (笑)
しかし凄い・・・ まさに奇跡
人生紙一重… 明も暗も そんなんネェ~… 誰も解らないっス
でも…
そんなトキ 雅美の脳裏を駆け巡った言葉
「 奇跡は諦めないヤツの頭上にしか降りて来ない!!!!
奇跡 ナメんじゃないよォ!!!! 」
エンポリオ・イワンコフ (ワンピース 巻五十五より抜粋)
人は…
暗闇の果てに 一筋の光を見い出したり
何かを悟ったりしたトキ きっとその瞳に映る世界は輝いてるのだろうと思う
ついさっきまで見ていた… 感じていた世界が はるかに違って見える
「 奇跡は諦めないヤツの・・・ 」 良い言葉や
カタカタとけたたましく鳴るヤカン
慣れた手つきでコンロの火を止め… 沸いたばかりのお湯を注ぐと
コーヒーの苦味とキャラメル・クリープの甘い香りが辺りを包む…
カップの中では ぷくぷくとクリープがあわ立ってはコーヒーに溶けていき
おもむろにスプーンで弧を描くと 優しく温かみのあるコントラストへと表情を変えてゆく
まだ一気に飲む事を許してくれないコーヒーを少しだけクチにして
上記の言葉を思い起こして こう呟いた・・・
「 マンガかいっ 」て・・・
長っ ど~でも良い描写盛り込んでもた・・・
いやいやいや… 「ワンピース」めっちゃ面白いし めっちゃ感動しますから
それに「奇跡」 味わいたい・・・
今お聞きするトコロ…
多くの方々が 悲惨な現状の中で手と手を取り合い
自分を差し置いて他人の為にと 力強く毎日を過ごされてるとのコトで…
「生きるとは」 「人の在り方とは」… ホントに励みとさせて頂き 尊敬の念たえません
条件や環境に押し潰されて
我先にと争い・奪い・擦り付け合い・傷付けあい・疑いあう・・・
そんな「ライアー・ゲーム」みたいな生き方しか出来なかったら・・・
なんか辛いやぁ… つらいやぁ… つライアー・・・
・・・な、なんてネ ドキドキ
今日はこの辺で。 ありがとうございました。。。