「イベントにおける廃棄物の削減」
をテーマに卒論を書いており、その研究材料として2つの祭りにボランティアとして参加してきました。1つ目は祇園祭
先日「祇園祭ごみゼロ大作戦」に参加し来場者様へごみの分別ナビゲーションや散乱ごみの清掃活動を行いました。
おおよそ150m間隔でごみステーションを建て、燃やすごみ、カン、ビン、ペットボトル、串、食べ残し、リユース食器の7種類に分別しました。
リユース食器とは文字通り再利用できる食器のことを言います。
ごみ箱はこんな所にも
活動の甲斐あってか、また来場者様の協力もあり放置ごみは少なく分別も徹底でき最後はこのように綺麗さっぱり!
人通りも少なくなり予定よりも30分早い21:30にテントをたたみ活動終了。
とても勉強になったので2日間でした!学祭でも「祇園祭ごみゼロ大作戦」で学んだことを活用できたらなと思います。
next その2 天神祭
NPO法人環境市民のメールマガジンにこのようなコラムが載っていたそうです。
<祇園祭りごみゼロ大作戦>
ゴミが減ったなぁ、
と思えた祇園祭り。
だんだん定着してきたなぁと思えた今年。
祇園祭りと言えば、
大量のごみ!
屋台の立つお家の辺りは、
後のひと月間、ハエが舞い、
臭いが取れないという状態でした。
2014年、日本初、世界初の、
統一リユース食器を導入し、
ボランティア2000人を導入した、
ごみゼロ大作戦が始まりました。
2013年に57トンだったごみは、
2014年、来場者は12万人増にもかかわらず、
42トンと削減されました。
そして、三年目の今年も、
元気なボランティアの姿があちこち。
ごみ減ったなぁと実感しながら、
祭を歩きました。
足元ベタベタ、あちこちのごみの山。
ごみ箱から溢れかえるごみ、
それがなくなったすっきりしたお祭り。
今週は後祭です。
後祭も、人数を絞ったボランティアが、
町をパトロール。
こちらもごみ減を狙います。
後祭にはリユース食器はありませんが、
こういった習慣が定着して、
後も美しいお祭りが広がればいいなと思います。(ち)
やってよかった、嬉しいです。