堀田清の元気が出るお・は・な・し

北の大地から植物エネルギーを
前向きに生きる皆さんへ届けます!

植物エネルギー ~ 63話 2007年 日高山脈&エリモ岬のエネルギー その1 ~

2007年06月06日 | 元気の種
 久しぶりにブログの更新です。6月4日の朝2時に札幌を出発。日高門別→浦河→伝馬街道→大樹町→坂下仙境→広尾町→豊似湖→百人浜→えりも岬→えりも町→幌満仙境へ行ってきました。ここ何年か続けている日高山脈山麓付近の植物調査の一環です。740Km運転しましたが・・・元気いっぱいです(笑)。

 植物エネルギー第63話からは、今回の旅で北海道の大地からもらったエネルギーのお話を書いてみたいと思います。

 本当にたくさんの感動、北海道の大地のエネルギーをいただきました。なので、行った先の順番ではなく、感動した順番に何回かに分けてブログでつづってみようと思います。

 写真はデジカメです。EOS-1Vの世界は後日。

 先ずは巻頭の写真。地元の人曰く。「こんなに無風で天気の良い日はめったにないよ!」とのこと。一見さんの私。とてもラッキーでした。観光シーズン前なので、岬の先っぽには誰もいない状態。このすばらしい夕暮れを一人堪能していました。最高の贅沢です。次の朝は4時におきて朝日の撮影に行って・・・これも!!!!でした。

 植物たちに関して、今回はサクラソウくんの世界でした。日高は元の静内町(新ひだか町)が北限とされているサクラソウ、茎に毛の無いオオサクラソウ、茎に毛のあるエゾオオサクラソウ、岩場にしかいないソラチコザクラ、元気な元気なクリンソウ・・・とてもステキでしたよ。

 で、下の写真。本当に国道沿いの草むらに・・・たくさんいました。サクラソウくんです。蕾もかわいいし、右下の写真。花びらをアップで撮影しましたが・・・傷んでいる箇所など一つもないんです。白いサクラソウも隣にいたりして・・・
 北海道って道端にこんなのがいるんですよ。全く最高の大地です。見なきゃ損です。

     

 オオサクラソウくんは伝馬街道の中で前々からこの辺り目星をつけていた所に・・どんぴしゃ!元気な元気なクリンソウくんは豊似湖辺りで・・ですが、デジカメで撮影する余裕はなかったので、フィルムが上がってきてから・・・後日にします。

 で、下の写真は日高山脈山麓でも十勝側にいたエゾオオサクラソウくんと初めて出会った・・・ソラチコザクラくん。岩場にしかいない小さなヤツ。ここの林床にはトカチハナシノブくんやナンブソウくんなんかもいました。他にもいっぱいいっぱい植物たちが息づいていました。帯広市にいる友人からの情報(石原薬局提供です)で、迷うことなくソラチコザクラたちに出会えました。謝謝!

     

 そしてえりも岬泊。巻頭の夕日を堪能した後は・・・62話で紹介した守人(まぶりっと)に宿泊。何にもな~い土地にポツンと建っているステキなお家2件。漁業もやってらっしゃる高橋牧場の経営するステキなペンションです。えりも短角牛を堪能してきました(下の写真)。62話で、全国で600頭しかいない・・・なんて書いちゃいましたが・・・大きな間違いでした。高橋さんの奥様に教えていただきました。皆さんゴメンナサイ!
 まあとにかく、えりも短角牛のサーロンインステーキ(400g)、牛タン、サガリ、レバーサシ、ホルモン・・・・それもこの日は冷凍ではなく生のお肉。
 さらに美味しいお話が・・・漁業もやってらっしゃるので、旬のお魚づくしコースもあるんです。エゾバフンウニ、トキシャケ、イクラ、ツブ、メヌキ、キンキ、タコ、マツカワ、アカガレイ、シシャモ、タラバガニ、ケガニ、サンマ、マス、ハタハタ、ナマコ・・・・どうです!!!
 で、外に出るとそこには高山植物が道端にうんざりするほどいるんです(次のブログからお楽しみに)。エゾエンゴサクくんだって、岬の先にたくさんいたんですが・・・北方系生態観察園にいるのとは全く違うんですよ。私の大好きなハクサンチドリくんだって・・・まあこのお話は次のブログに譲りますが・・・
 さらに、この食事会にはですね・・・私のあこがれだったえりも町在住の植物写真家、駒井千恵子さんもいたんですよ。いっぱいいっぱいステキなお話をしました。高橋さんが作ってくれた出会。謝謝!!!

     

 夜は満天の星。流れ星もいっぱい!
 で、中垣さんのまねをして北斗七星を撮ってみました(笑)。やっぱり星は撮れません(笑)。忙しい中垣さんをくどいて、星の撮影など習ってみようかしら・・


     

 今回は過去最高の植物調査の旅になりました。ここへは、年4回は前向きに生きる人たちと撮影、旬の食材を合体したツアーをしたい。そう強く思いました。
 いや、ぜひ企画しますので、感動をもらいに行きましょう!