反応する
遠くも
近くも
お構いなし
反応する
カラダ?
アタマ?
それ
も
過ぎたこと
スギルコト
さて
山からの帰り道
思い立って寄ってみた
夕方近く
入り口に
若いカップルが1組だけ
そこにあるライトを借り
中へ
周りを照らしながら
歩くと
ロープ
またいで
奥へ
ライトで照らすところだけ
見える
もっと奥へ
振り返る
2人はいない
もっと奥へ
緩やかにカーブした先
外の光は届かない
もっと
あ
この先は
行かない
いつもが頭をもたげた
ふ
と
香る
ここにいた
風の音で
目の前も霞んでしまう
ちぎれそうでも
叩きつけられそうでも
ふかれるまま
花も
鳥も
込めていたチカラを抜いみた
風におもいきり吹かれた
わたしも
あなたはほんの20秒も
気分のいいことを考えてられないでしょうね
なんのことやらわからなかった
ああ そうなんだぁ
と
いま
わらっています