29.08.27 sat
中潮4.4
Yさんにお誘いいただきSさんと3人で一栄丸へ。
約10年前は遊漁船でよく釣りに行っていたな。
過去の写真をあつめてみた。
黒鮪、キハダマグロ、ヒラマサなと玄界灘で数多くの経験をした。
まだ25歳前後の話になる。
今は32歳。
スタイル変わってカヤックフィッシング。
しかし、
玄界灘に行きたい
七里で夢を追いかけたい
という気持ちは決してなくなったわけではない。
そして久しぶりの一栄丸。
ここで、初めてクロマグロを釣った。
ターボ船長の親父さんが舵を握っていた頃の話だ。
未だに記憶に残るエピソードがある。
七里でナブラも何も出ていない海況の中、親父さんが
「海の色が変わったぞ!投げろ!」
と言った。
私はすかさずガンマ90を投げたら下からクロマグロが出てきて約20キロのクロマグロを釣らせていただいた。
上等な偏光サングラスをみんなつけてたけど、誰も海の色が変わっていることがわからなかった。
リーダーインしてないのに海を見て、魚の大きさ、魚種を言い当てる親父さん。
神業。
感動したのを思い出す。
その横で親父さんの背中を追い続けていたターボ船長。
当時は22歳ぐらいだったはず。
そのターボ船長は今年で30歳になった。
マグロを釣った時に、ターボ船長に夢(100キロオーバーの黒鮪)を一緒に追いかけましょうと話したのも思い出す。
いつも釣り人のために一生懸命なこの二世代の船長は私にとって釣りのバイブルと言っても過言ではない。
釣行前日。ターボ船長によろしくとラインをすると、ターボ船長から
「誕生日おめでとうございます!」
と。
ターボ船長は8月21日生まれで私が8月22日という話を昔にしたことがあったが、覚えていてくれた。
05時30分白浜港を出港。
まずはお土産確保のために壱岐でジギングして、それから七里に行く予定とのこと。
一栄丸は船が大きく清潔感があり本当落ち着く。
当時のことを思い出しながら最初のジギングポイントへ。
あ〜〜最高。しゃくるだけで楽しい。
いつもカヤックでは自分が船長という立場。
まだ自信がないので、ポイントに対して疑心暗鬼になることが度々あるが、ポイントの安心感がテンションをさらにあげてくれます。
そして、隣の方のヒットに続いて底から5しゃくり目でヒット!
ヒラマサの引きだ〜小さそうだが楽しい〜
あがってきたのはヒラゴくん。
さらに、ジグを入れると今度は中層で激しいあたりが!
合わせをいれたとき、ズルッという感覚。
針穴が開いた感じ。
その後、ポロり。残念。
ここでは計4匹のヒラマサがあがった。
どれも5キロ以下。
使ったジグは、釣行前日に坂下釣具でおすすめされた
セカンドステージのヤイバジグ
オリカラ180g
すごいしゃくりやすかったし、釣れたので今後も使おうと思う。
そして聖地七里へ。
予報波高1mのはずが。。ガンガン風吹いてる‥。
どっかんどっかん揺れている‥。
鳥が無数に飛んでいる〜〜しかし、ボイルは確認できない。
時化てるのでボイルを確認するのは困難なので鳥頼みとなる。
途中みんなのキャスティングタックルを見ると船中全員MCワークスのキャタップをつけてる。笑
キャタップ軍団です。
鳥の下に
キャタップ早まき、トップの誘い出し、ミノースイミング
するも、どれも反応なし。
鳥の密度が濃い時に同船者が投げてどんぴしゃで入った。
ヒット〜
5キロくらいのまんまる本ガツオ。
おいしそ〜〜よだれが。。
その後も、ドンピシャで入ればヒットするパターンで船中5本の本ガツオ。
私もキャタップ40gで3秒フォールさせてヒットさせることができた。
タックルがオーバーパワーであっという間だった。
マグロが混じるかもしれないので強いタックルを使っていたが、5キロくらいなら精度と飛距離を考慮して2号50lbで十分だった。
1人の方は40gキャタップで腰長マグロを連発させていた。ブルーのカラーしか反応しないので、選んで捕食していたのかな?
以上のとおりカツオは最後まで難しいパターンだった。
夕まずめに30キロ前後のマグロがボイルしたが一瞬で沈んだ。
無念。
釣果はどうであれ、ターボ船長はあきらめることなく(あきらめる気配、弱音なし)対馬と壱岐と七里の間を鳥を追っかけて船を走らせ続けてくれた。
しかも18時すぎまで。
それだけ、我々釣り人は魚を追う楽しみを味わえたということだ。
鳥を追う目は本当にかっこよかったっす。
マヂ加減が伝わるので、こちらもまぢになって探してた。笑
結果を出せなくてターボ船長に申し訳なかったが、七里を駆けまわった一日は本当に楽しかった。
途中ラインのお祭り騒ぎや鳥ヒットで一時船を回せない時間帯もあったが誰一人嫌な顔せず楽しく釣りができ、乗り合い仲間にも恵まれた一日となった。
港に帰ると親父船長がお出迎えをしてくれた。
ターボ船長が、
「いっぱい釣らせれず申し訳ありませんでした。」
と。
一日中鳥を追っかけたせいで目が充血していた船長。
この言葉に感服。
途中、海の色が変わったってターボ船長が言っていた。
ターボ船長の目も親父さんゆずりのようだ。
あの厳しい中で、
メジマグロ4匹、本ガツオ5匹、ヒラマサ4匹
十分な釣果です。
他の船より間違いなく釣ってると思う。
遊漁船はちょっと足が遠くなっていたけど、またターボ船長の船に乗って夢を追いかけたいと思った👍
誘っていただいたYさんとSさんも本命本ガツオが釣れて大満足。
今年中にあと1回乗れたらいいな。
今度はヒラマサを狙う。
写真は魚の料理とともにアップすることとする。
タックルデータ
①MCワークス スローハンド815
ツインパワー8000hg
PE オシアEX4号 ナノダックスリーダー100lb
②ヤマガブランクス ブルースナイパー79/3
ツインパワー6000HG
PEウルトラキャストマン2号 ナノダックスリーダー 70lb
③ヤマガブランクス 62/4
16キャタリナ4000H
PE3号 ガリスフロロ70lb
④シマノグラップラー632B
17オシアジガー1500PG
PEオシアEX2号ガリスフロロ50lb
※最近のハイグレードPEは昔のPEでいえば1号分強くなっている。これからさらにタックルのライト化が進むことだろう。
PS
途中、ターボ船長の携帯にT氏が電話してきていた。
折り返すもつながらなかったようだ。
T氏は私にマグロ釣りを教えていただいた師匠。
久しぶりに当時の仲間であるMさんも交えて一緒に釣りに行きたいと思った。