今日はマモリオヒストリーの続きを書いていないので、今回は、コウタがメンバーに入るあたりから書こうと思います。
路上にでて唄おうと思った豆柴(まだ二人)は、とりあえず人前で唄おうかと言う話になりました。
僕らは、部室から出るとたまたま外で騒いでいた学生達に、僕達の唄を聴いてくれといわんばかりに、唄いだしました。
その時何故かドナと僕は、羞恥心と言うものが欠落していたのか力一杯唄っていました。
その当時、フォークブームの絶頂期で路上で唄うことが当たり前になっていた時代だったので反応は、ものすごく良かった事をおぼえています。
しかもまだ二人でやろうとしてから数時間も絶たないうちに人前で唄いさらにいい反応がかえってきたのは、二人に自信をあたえました。
しかし‥
何かが足りない‥ 何かが‥
路上でやる時に、他のストリートミュージシャンとは違うと思わせる何か‥
僕は思いつきました。
『そうだ!三人でやればいいんだ!』
心当たりは、ありました。短大二年のあたりから何かとつるむようになったあいつが‥
コウタです。
留年するようになってからドナとコウタとボクは、なにかと三人でいる事が多くなりました。
何故か学校のない土日までわざわざ学校にきて三人で遊んでいました。
コウタは、普段は滅多にキレたりする事がないやつなんですが、いざサッカーの試合となると人が変わります。
鬼です!やつは鬼になるんです!
わざと相手の選手を引っ掛けて転ばせたり、逆にわざと転んで相手のファールを誘ったり‥
しかも試合中は、常に叫びつづけかるくキレ気味でインターセプトをしたり、絶妙のスルーパスでトップの選手にボールを渡すのです‥
全ては試合に勝つ為に‥
そんな彼は日常では不思議な動きや変顔で、僕らを楽しましてくれます。
そして時には、絶妙なオヤジギャグで僕らをうならせます。
彼には、オヤジギャグを言い合うライバルがいるんですが(キー坊といいます)テクニックでは、コウタの方が一枚うわてといったところでしょうか。
そして彼は、歌声でも僕らを楽しましてくれるのです。
前にサッカー部の打ち上げの時に彼は、カラオケで山崎まさよしの唄を唄いました。
そのものまねが、ひどいぐらいにヤリすぎなのです‥
サッカー部は、そのやりすぎなものまねに大爆笑なのですが、マネージャーの山崎まさよしファンの子は、少し怒っていました。(笑)
しかしそんな彼が、ゆずの歌を唄うと真面目に唄っているのです。
しかもなにげに雰囲気があって上手いのです。
僕はコウタを誘ってみました。
今までなにかとつるんできた三人‥
こんな三人ならなにかやれるかもしれない‥
彼は結局、高蔵寺駅の路上でやりだすまで迷い続けていました。
しかし三人でやってみると彼も諦めたのかだんだんノリノリで唄いだすようになっていたのです。
こうして僕らは三人で歌いだすようになっていたのです。
つづく
路上にでて唄おうと思った豆柴(まだ二人)は、とりあえず人前で唄おうかと言う話になりました。
僕らは、部室から出るとたまたま外で騒いでいた学生達に、僕達の唄を聴いてくれといわんばかりに、唄いだしました。
その時何故かドナと僕は、羞恥心と言うものが欠落していたのか力一杯唄っていました。
その当時、フォークブームの絶頂期で路上で唄うことが当たり前になっていた時代だったので反応は、ものすごく良かった事をおぼえています。
しかもまだ二人でやろうとしてから数時間も絶たないうちに人前で唄いさらにいい反応がかえってきたのは、二人に自信をあたえました。
しかし‥
何かが足りない‥ 何かが‥
路上でやる時に、他のストリートミュージシャンとは違うと思わせる何か‥
僕は思いつきました。
『そうだ!三人でやればいいんだ!』
心当たりは、ありました。短大二年のあたりから何かとつるむようになったあいつが‥
コウタです。
留年するようになってからドナとコウタとボクは、なにかと三人でいる事が多くなりました。
何故か学校のない土日までわざわざ学校にきて三人で遊んでいました。
コウタは、普段は滅多にキレたりする事がないやつなんですが、いざサッカーの試合となると人が変わります。
鬼です!やつは鬼になるんです!
わざと相手の選手を引っ掛けて転ばせたり、逆にわざと転んで相手のファールを誘ったり‥
しかも試合中は、常に叫びつづけかるくキレ気味でインターセプトをしたり、絶妙のスルーパスでトップの選手にボールを渡すのです‥
全ては試合に勝つ為に‥
そんな彼は日常では不思議な動きや変顔で、僕らを楽しましてくれます。
そして時には、絶妙なオヤジギャグで僕らをうならせます。
彼には、オヤジギャグを言い合うライバルがいるんですが(キー坊といいます)テクニックでは、コウタの方が一枚うわてといったところでしょうか。
そして彼は、歌声でも僕らを楽しましてくれるのです。
前にサッカー部の打ち上げの時に彼は、カラオケで山崎まさよしの唄を唄いました。
そのものまねが、ひどいぐらいにヤリすぎなのです‥
サッカー部は、そのやりすぎなものまねに大爆笑なのですが、マネージャーの山崎まさよしファンの子は、少し怒っていました。(笑)
しかしそんな彼が、ゆずの歌を唄うと真面目に唄っているのです。
しかもなにげに雰囲気があって上手いのです。
僕はコウタを誘ってみました。
今までなにかとつるんできた三人‥
こんな三人ならなにかやれるかもしれない‥
彼は結局、高蔵寺駅の路上でやりだすまで迷い続けていました。
しかし三人でやってみると彼も諦めたのかだんだんノリノリで唄いだすようになっていたのです。
こうして僕らは三人で歌いだすようになっていたのです。
つづく