まめ暮らし

日々のあれこれをつづっていきます。

うしろすがた

2006-09-23 13:32:21 | 日々あれこれ
日々の生活の中で密かに楽しみにしていることって誰にでもあると思います。
ウキウキ、ワクワク、そして自然に顔がほころんで、とたんに世界は明るくなる。
とても大切な生活の折り目です。

・・・フフフ、私も、あります。

今日は主人が娘を上野動物園に連れて行ってくれています。
エレベーターまで見送った後、ベランダへ。

そこから二人の歩く姿を見るのが密かな私の楽しみなのです。

「何考えながら二人は歩いているんだろ」

「今日は下を向いているぞ、何かあるのかな」

「二人で何話しているんだろ」

・・・こういう想像をめぐらしながら、「バイバイ」と声に出して見送るでもなく、いつも私は姿が見えるその数秒を楽しんでいます。

こういうことをするのは、
私が小学校時代に母がマンションの窓から学校に行くのをずーっと見送ってくれていたということがあるのかなぁと思います。

そのマンションの前は見晴らしがよく、障害になる建物もなかったので、かなりの長い時間見送ってくれることができました。
母にしたら、朝の忙しい時間に最後まで見送るということは結構・・・なこともあったのでしょうが、私にはすごく嬉しかった。

私も後ろを振り返ってはまた歩き、また振り返っては母の姿を確認し、”母がいる”、この安心感と満足感に浸って何回も何回も大きく手を振りました。
窓の側の母の影が今でも目に焼きついています。

今なら、その時の母の気持ちが解る気がします。
何を思いながら窓の外を見ていたか。

うしろすがたは、大きく語るものだと思います。







反抗期?

2006-09-22 08:24:35 | こどもとの日々
只今娘が反抗期・・・なのかもしれません。
家の中では言うこともきくのに、外に行ったらもう手がつけられません・・・。

スーパーに行ったら、(←只今宅配をストップしているので行かざるをえない・・・。)
そこらへんを走り回り、同じ年齢の子を見るとその子の後を付け回し、一緒に走りまくる。
それもいつも娘がしかけるんです。

で、私ができるだけ穏やかに注意しても
「かあさん、バイバイ!」と私にあっちいけとばかりの剣幕。

娘には口調を荒げると逆効果だと身にしみて解っています。
でも、全然言うことをきかないのです。
周りの人にも迷惑がかかるし、
怪我でもしたら・・・と思うと何回も注意せざるをえません。

でも!
言うことをきかない。

「もういい!」
「バイバイ!」
この二語をいつも大声で吐き捨てるように私に投げかけ走りまくる娘。

結局強い口調で言ってしまうことがしばしばです。
だって、ゆっくりと言い聞かせる余裕を与えてくれない・・・。

あぁ、なんでなんだろう。
何が悪いんだろう・・・。

つい自分を責めたりネガティブ思考にいってしまいます。

二歳児と言えば反抗期のまっさかりだとは机上の知識で知ってはいるものの、
ナンデ・ナンデ~?

で、母に電話で相談してみました。

すると、母も私を妊娠中に二歳上の姉の反抗がすざましかったと言います。

「もしかしたら、赤ちゃんができたことを敏感に感じ取っているのかもよ」

「・・・!」

そうなのかもしれません。
最近、産婦人科調べに没頭したり、頭の中のどこかで赤ちゃんのことを考えていたり、走らないように・・・と公園にも行かず。
こんな私を見て何か感じとったのかなぁ。

もっと私をみて!・・・ということ?

う~ん、反省しました。

今日は久々に公園に行こうと思っています♪




小さなたからもの

2006-09-21 16:28:47 | 日々あれこれ
最近バタバタとしており、ブログ更新が遅れていました。
というのも、実は妊娠しました。
只今妊娠5週目です。

姉の赤ちゃんに会いに行く計画・祖母の法事・・・等、(←どれも飛行機に乗るという小旅行だったのでやめました)
計画がすっかりおじゃんになってしまいましたが、
まぁ、仕方ない、
これからの妊婦生活、楽しみたいと思っています♪

しかし!

以前の娘の時のつわりがあまりにもひどいものだった(入院した)ので、
今回はつわりがいつくるかいつくるか・・・と
恐れながら今は暮らしています。

今のところは全くないのですが。

マクロをしていたらつわりはない・・・というものの、
私は半分マクロなのでこれにはあてはまらず・・・(汗)。

食べ物さんに感謝、そして今まで以上によ~く噛んでいきたいと思っています。

あぁ、でも神様、ありがとうございます!

パクパクサラダ

2006-09-17 23:04:23 | ごはん
野菜を思いっきり食べたい!と思う時は蒸し野菜にするかこのサラダを作ります。

胡瓜・キャベツ・人参・大根などなどの野菜を塩もみしてしばらく置き、
さっと洗って水分を絞り、
生姜・昆布・酢・米飴・醤油の合わせ汁に漬けるだけ。

生姜のおかげでとてもさっぱりと食べることができます。

歯応えがあるものが食べたいと思う時によく登場するサラダです。
名前のようにパクパク、いくらでも食べれちゃいます。

胸いっぱい

2006-09-17 22:58:53 | おやつ
今日、とてもとても嬉しいことがありました。

姉の第二子出産の報告があったのです。

もう嬉しくて嬉しくて、そしてとても優しい気持ちになれました。

赤ちゃんパワーってやっぱりすごい。

誕生祝いにささやかながらバナナケーキを焼きました。

私の心を表したのか、ケーキもぷくぷくと膨らんでくれました。

おにぎり

2006-09-14 21:55:50 | 日々あれこれ
図書館で借りた絵本です。

今まで、食べ物が描かれた絵本ではぐりとぐらのカステラが一番!と思っていました。

でも最近"ごはん大好き"になっているせいか、この絵本にはもうやられてしまいました・・・。

米粒一粒一粒がとても美味しそうに描かれています。
お米が光っているんです!

手が伸びそうです~

おにぎりと言えば思い出すのが佐藤初女さんです。

宅配で定期購読している雑誌に初女さんの記事が掲載されていました。
心に響いたことを書いてみます。

食べて美味しいと感じた時は、
どんな気難しい人でもさっと表情が明るく変わります。
 
そして心の扉が徐々に開き、自分の気持ちを話し始めます。
 
私はその人の言葉を、時には自分の身をその人に置き換えて聞きますが、
どうしなさいということは言わないのです。
 
こちらが何も言わなくても、
話している本人がちゃんと答えを出しています。
 
自分で気付いたことは、本人が納得していますので行動に移しやすい。
すると具体的な形でその人に変化が表れます。

・・・他にも沢山いいお言葉がありましたが、今回はあえてこの部分だけを抜粋してみました。

私は自分で言葉が多い人間だと思っています。
よく話すとかそういうことでもなく、あえて言うなら余計な言葉が多い。
気持ちと裏腹なことを言う時もあります。

そのせいで相手を余計に怒らせたり、後で自己嫌悪に陥ることしばしば。

黙っていることをいきなりやるのは目標が高すぎるかもしれない。
だから言葉の前に一呼吸おいてみよう、と最近思っています。

周りの人におにぎりをこそっと出せたらいいなぁ・・・と思いました。







雨続き

2006-09-13 08:56:44 | こどもとの日々
最近雨が続いています。

雨だと聞くと、私はまず洗濯物と娘とのお散歩のことを思ってしまいます。
 洗濯物、部屋干しだなぁ・・・。
 お散歩、行けないなぁ・・・。

何かとマイナス思考になりがちなのかもしれません。

でも昨日は駅まで所用があり、出かけざるをえませんでした。

「雨だけれどお散歩行く?」と娘に聞くと、
嬉しそうに「雨!雨!」と玄関にダッシュ~!
一人で長靴をもう履いていました。

レインコートと長靴、そして大好きな傘と完全防備?でお出かけ。

以前新聞にある方が、
「自分は起きた瞬間から今日しなければいけないことをつい考えてしまうが、
娘(三歳くらい)は起きたことそれ自体に喜んでいる」
と書かれていました。

これを読んだ時にすごく共感したのですが、
雨の日の娘を見ても同じことを感じました。

雨、それ自体を喜んでいるんだなぁと思いました。

それ自体を受け入れて喜ぶ。
またまた教えられた気がしました。

雨の日の今日もプラス思考でいこう♪

あぁ、でも週末は姪の運動会なので晴れますように・・・!



久しぶりのあんこ作り

2006-09-12 13:33:52 | はじめまして
neneさんのブログを拝見して、小豆を煮たくなりました。

そして今日は珍しく涼しい。
真夏にはあんこをさすがに煮る気がしなかったので久しぶりのあんこ作りとなりました。

白玉には抹茶も混ぜてみました。

でも、抹茶って、粉と混ぜている時には「アレレ?薄いかな?」と思い、つい足してしまうんですが、
茹でると深い緑になるから味がどうしても濃くなってしまいます。

娘も大のあんこ好き。

二人で「美味しいね美味しいね」を連発しながら頂きました。



忘れませんように・・・

2006-09-11 23:48:51 | 日々あれこれ
アメリカ同時多発テロから5年。

あれからテレビなどでその詳細についての報道がいくつもされてきました。

でも、この惨劇だけでない、
世界での戦争やテロによる民間人の犠牲者・そしてそれに伴う亡くなった兵隊の方々。
犠牲者の数、いやその数の何倍もそれぞれの物語があると思います。
そして、テロを起こす人達にもそれぞれ物語はある。

いつも思うことは、
”皆、家族がいた”ということ。

そして私にも家族がいる。

私にできることは何だろうか?
・・・そう考えた時に行き着く先はやはり家族。

こんな最小単位だけれど、
とても力を持つものだと思います。

そして、何かことが起きないと忘れがちな大切なこと。

やっぱり謙虚に生きなきゃなぁ・・・と思いました。

毎日に感謝。
そして、今日こう思ったことを忘れませんように。







また会いましょう

2006-09-09 14:58:45 | こどもとの日々
娘とお散歩をすると必ず人と話している気がします。

話すと言っても、「こんにちは」など挨拶程度のものもありますが、
知らない人ともよく会話しています。
これは子どもがいない時なら考えられなかったことであり、
引越ししてきた私にとってはとても有難いことだと思っています。

先日散歩をしていたら、
ご老人お二人とすれ違いました。

どちらも女性で、70歳くらいの方が80歳くらいの方の手を引いてお散歩をしているようでした。

そして、70歳くらいの方が娘をみて
「あら~」と一言。

娘はいつもお散歩(遠出の)の時は替えのおむつを入れた鞄を持っています。
きっとその姿が小生意気に見えたのでしょう。

「あら~しっかりしているわねぇ」

そして、娘もそれに応えたのか
すれ違いざまに「バイバイ(本当は"さようなら"なんですが)」と一言。

それを見て
またも「あら~しっかりしているわねぇ、お幾つ?」と聞かれました。

「二歳です。」

「あら~二歳?しっかりしてるわぁ、きっとお母さんがしっかりなさってるのねぇ」

・・・私はこんなことを言われたのは初めてだったのでビックリしてしまいました。

娘は月齢の割に言葉がまだ遅い、とずーっと思っていました。
それは自分の言葉かけの少なさのものだとも少し感じていました。

それなのに、こんなことを言われるだなんてもう嬉しくって胸が熱くなりました。

最後に「最近ひどい事件が沢山あるから、大切にしてやってね」
「また会いましょうね、また会いましょうね」

顔見知りでない方と出会って「また会いましょう」と言われることは初めてでした。
その時だけでない確かな繋がりを感じてしまいました。
やっぱり人はつながって生きているんだ、と強く思いました。

子どもと出かけると、こんな出逢いに日々の励ましを頂いている気がします。
勿論、世間には子どもがあまり得意でない方もいるわけで、時に落ち込むこともあります。
でも、私はこの先おばあさんになっても子ども連れの方を見ると、
ニコッと微笑むようにしよう、と思っています。

「また、会いましょう」っていい言葉です。